東北防衛局では、日米の相互理解を深める取組として、在日米軍関係者と地域の住民の方々がスポーツ、文化などを通じて交流を行う「日米交流事業」を開催しています。 令和3年7月8日(木)、9日(金)の両日、つがる市立車力小学校の児童及び米陸軍車力通信所の軍人等による日米交流「かかし作り交流プロジェクト2021inつがる」をリモートで開催しました。 日米の参加者38名(小学生24名、軍人等14名)は、車力小学校と車力体育センターの2会場に分かれ、モニター越しにコミュニケーションを図りながら、「かかし」を共同制作しました。 初日は、日米混合の5チームに分かれ、小学生の児童が、事前にイメージした「かかし」をイラストや易しい日本語・覚えたての英語を交えながら、軍人等に対し説明すると、軍人等は児童達が思い描くイメージに近づけるべく創意工夫を凝らしながら「藁」を操り、個性豊かな「かかし」を制作しました。 2日目は、児童がデコレーションを担当。選んだ衣装や装飾をモニター越しの軍人等に丁寧に理由を説明しながら「かかし」本体に飾り付けました。また、軍人等はオリジナルの缶バッジを即興で作成、これらの缶バッジは速やかに小学校に届けられ、デコレーションの決め手として装飾されました。 モニター越しでの交流ではありましたが、軍人等は児童にもわかるような英語や日本語を話したり、児童も習った英語で自己紹介するなど、お互いコミュニケーションを積極的に行い、あらかじめ児童が用意していたイメージ図通りに「かかし」を制作することができました。完成後は、各グループが作った「かかし」の作品発表会を行いました。 「かかし」制作を体験した参加者たちは、「仲良く協力して作れたのでとても楽しかった。」、「たくさんお話ができて楽しかった。」(児童)や、「子どもたちと心温まる交流ができて楽しむことができた。」(米軍人)と笑顔で話していました。 今回制作した「かかし」は、7月14日(水)~22日(木)までの間、つがる市のむらおこし拠点館「フラット」、8月1日(日)から8月9日(月)までの間、同市生涯学習交流センター「松の館」に展示し、来場者に投票してもらい、9月上旬に優秀作品を表彰することとしています。 |
7月8日(木) | |||
リモートで自己紹介 | 児童が「かかし」のイメージを伝える | リモート会場の様子 | |
児童に「かかし」のイメージを聞く | 米軍が「かかし」を制作 | 「かかし」完成 | |
7月9日(金) | |||
児童が「かかし」のイメージを披露 | 児童が「かかし」を装飾 | ||
「かかし」の名前の候補案を発表 | 米軍オリジナル缶バッジを披露 | 完成した「かかし」の発表 | |
各チームの完成した「かかし」 | |||
チーム名:車力ボーイズ かかし名:ユーシン |
チーム名:才能ばくはつチーム かかし名:みんなをすくうスーパースター |
チーム名:爆上げパリピチーム かかし名:スーパーアメイジングスケアクロウオブパワー |
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チーム名:イケイケボーイ かかし名:ゴーゴードゥート |
チーム名:ワンダフォーチーム かかし名:ヘビ侍 |