1  自衛隊等の飛行場等周辺においては、第一種区域等を指定・告示し、住宅防音工
 事等の対策を講じているところですが、

 (1) 最終告示から相当の年数が経過していること
 (2) 第一種区域等と現在の騒音状況との間が相当にかけ離れていること
 (3) 住宅防音工事の希望世帯については、平成17年度までに完了していること
 (4) 平成14年7月、「飛行場周辺における環境整備の在り方に関する懇談会」におい
   て、上記状況を踏まえ、「深刻な騒音等の影響を被っている区域を見極める必要が
   あり、改めて計画的に全国の飛行場施設の騒音度を調査し、各防衛施設ごとに区
   域の見直しを図ることが適切な時期が到来」等の提言を受けたこと

 等を考慮し、区域の見直しを計画的に実施することとしました。


2  松島飛行場においては、

 (1) 昭和60年度に実施した騒音度調査の結果に基づく最終の指定告示(昭和61年
   2月)以降、約20年が経過していること
 (2) その間、配備機数の減少やT−2型機からF−2型機に更新されるなどの使用態
   様の変更等により騒音状況に変化がみられること
 (3) 同飛行場における住宅防音工事については、平成17年度までに希望者に対する
   防音工事は完了している状況であること

 等を踏まえ、第一種区域等の見直しを行うこととし、平成16年度及び平成17年度に同
飛行場における騒音状況を把握するための騒音度調査を実施しました。