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 平成28年5月29日(日)、青森県八戸市の馬淵川において「馬淵川・高瀬川総合水防演習」が行われました。
 
 「水防演習」は、国土交通省が5月を「水防月間」と定め、毎年度東北6県で持ち回りで開催しているもので、青森県では7年ぶりの開催となるものです。
 
 今回の演習は、「河川の出水に備えた水防技術の向上」、「関係機関の連携を踏まえた水防体制の強化」等を目的に行われ、馬淵川・高瀬川流域13市町村の水防団による水防工法訓練、ヘリコプターや河川パトロールカーによる情報収集訓練等が行われた後、青森県知事から陸上自衛隊第9師団長に対する災害派遣要請がなされ、本要請を踏まえ、自衛隊による救助・救出訓練等、関係機関との連携による各種訓練が行われました。
 
 東北防衛局も、現地に派遣する連絡員の活動に係る練度向上を目的に、災害派遣要請後における現場での連絡員の各種情報収集訓練を実施し、随時アナウンスされる河川の被害状況や関係機関の対応等について情報収集を行いました。
 
 東北防衛局は、今後も関係機関の実施する各種訓練に参加・参観し、災害等が発生した場合における対応の練度向上を図ってまいります。
  
水防団による水防工法訓練 ヘリコプターによる救助・救出訓練
     
青森県知事からの災害派遣要請 を受け対応する
湯浅第9師団長
自衛隊による救助・救出訓練の様子
     
情報を収集する当局職員 自衛隊は救助・救出訓練のほか、
給食支援を実施

 

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