ホーム>広報紙>東北のかなめ(第35号) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
東北防衛局「1日局長」体験~たくさんの小さな局長が誕生~ |
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平成28年6月4日、東北六県に在住する小学生を対象とした「1日局長体験」を開催し、小学生21名、保護者29名の計50名にご参加いただきました。 このイベントは、防衛省に採用されて2年目の職員全員と採用10年目以内の職員から選ばれた職員からなる若手職員が企画・実施した東北防衛局初のイベントです。 |
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当日は、午前9時の受付の30分以上前からイベントを楽しみにした小学生と保護者が続々と集まり、正面玄関ではこのイベントのために防衛省本省から訪れていた「パセリちゃん」が、開会式の会場では「ピクルス王子」が小学生たちを出迎えました。 イベントでは、最初に東北防衛局で「1日局長」を目指して局長の執務体験などをクリアし、係員から局長まで昇任するスタンプラリーを、その後「1日局長」として、陸上自衛隊霞目駐屯地の司令表敬や部隊視察を行いました。 東北防衛局では「簡単に「1日局長」を委嘱する訳にはいかない」と考えた若手職員の発案により、小学生に「1日局長」を目指して局長の執務体験(着任挨拶、模擬決裁、名刺交換、局長を囲んでの写真撮影)、東北防衛局業務説明や防衛講座など様々なイベントに参加するスタンプラリーを実施しました。 |
スタンプラリーの用紙 8つのイベントをクリアすると「1日局長」です |
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1st 係員級イベント『東北防衛局へ行こう!』 きちんと来れました。出席率100%です |
2nd 係長級イベント『局長の話を聞こう!』 みんなきちんと聞いています |
3rd 専門官級イベント『東北防衛局を知ろう!』 途中のクイズにもきちんと答えています |
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4th 課長補佐級イベント『防衛講座を受けよう!』 防衛省・自衛隊についてもバッチリです |
5th 課長級イベント『名刺を交換しよう!』 きっと人生初の名刺交換です |
6th 部次長級イベント『集合写真を撮ろう!』 いい笑顔です |
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7th 部長級イベント『決裁をしよう!』 決裁もきっと人生初です |
8th 局長級イベント『着任挨拶をしよう!』 「1日局長」としての意気込みをどうぞ |
全てのイベントをクリアし、 晴れて全員に委嘱書が交付されました |
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陸上自衛隊霞目駐屯地では、駐屯地司令との名刺交換や、霞目駐屯地の業務説明を受けたほか、隊員と同じ食事を摂るなど、霞目駐屯地の現状を把握していただきました。 その後、格納庫や航空機展示場で航空機や戦車を、また、自衛隊のヘリコプターに搭乗し、上空から霞目駐屯地などをご視察いただきました。 |
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隊員と同じ食事を体験 |
霞目駐屯地の概況説明もきちんと聞きます |
格納庫見学。保護者も興味津々です |
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人気は未だに現役の61式戦車 |
厚生棟見学。何か欲しい物が見つかりましたか? |
待ちに待った体験搭乗へ |
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イベントの最後には、齋藤局長から頑張った「1日局長」へ記念品が贈呈され初めてのイベントは盛況のうちに、無事に終了しました。 今回のイベントに参加された方からは、「東北防衛局という機関があること、また業務内容について初めて知った」という声が多く寄せられ、改めて当局をはじめ、防衛省・自衛隊についての知見や理解を深めていただく機会を設けることの重要性を実感しました。 「こんなイベントはどう?」といったご意見やご希望がありましたら東北防衛局[email protected]までお気軽にお寄せください。 参加してくれた小学生のみなさん、イベントでの思い出を忘れず、いつの日かみなさんが、東北防衛局をはじめ防衛省・自衛隊の応援団になってくれることを職員一同願っています。 |
最後に齋藤局長からプレゼント |
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参加者から届いたお手紙 こうめちゃん見つかってよかったね |
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東北防衛局「1日局長体験」を開催 |
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実弾射撃訓練の分散・実施 |
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平成28年5月13日から22日の10日間のうちの7日間、宮城県に所在する陸上自衛隊 本訓練は、沖縄の負担軽減のため平成9年度から実施され、同演習場においては今回で14回目となります。 東北防衛局は、訓練部隊が到着した5月6日から帰沖した5月30日までの間、対策本部を局内に設置するとともに、同演習場内に24時間態勢の現地連絡本部を設置し、米軍及び自衛隊等との連絡調整や関係自治体等への情報提供を行うとともに、演習場周辺地域の巡回を行い、地元住民の不安感の解消に努めました。 訓練実施に伴い、12日には第3海兵師団第3大隊のネイル J.オーウェンズ中佐が、色麻町、大衡村及び大和町へ表敬訪問を行い、地元の方との関係を重視し訓練に臨みたい旨を伝えました。また、訓練開始後の16日には、地元住民の方々の安全と不安感の解消に努める取組の一環として、訓練見学会が行われ、約90名の方が参加されました。 訓練期間中に沖縄から第3海兵師団司令官リチャード・シムコック2世少将が来局し、齋藤雅一東北防衛局長を表敬訪問後、海兵隊訓練視察を行い、また、第12海兵連隊長ルイス大佐が海兵隊訓練を視察した際、東北防衛局の協力に対し感謝の意が示されました。 実弾射撃訓練終了後は、地域への貢献や交流活動の一環として、約40名の海兵隊員が地元の2施設を訪問し、奉仕活動や交流会を行い、日米の交流を深めました。また、県内の文化施設を見学する現地研修も実施され、日本文化への理解を深めました。 |
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沖縄県道104号線越え実弾射撃訓練の分散・実施 現地連絡本部を設置 色麻町長、大衡村長、大和町副町長を表敬 訓練見学会を実施 ボランティア活動を実施 訓練実績の概要 |
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日米の絆~米軍と地域との交流~ |
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青森県三沢市では、市民と基地内米国人との交流がさかんに行われており、「ジャパンデー」「アメリカンデー」などの祭りの開催や基地内大学に留学することができる制度などがあります。 これ以外にもいたるところで、日米の絆を深める活動が行われており、その一部を紹介いたします。 |
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アメリカンデー |
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平成28年6月5日、青森県三沢市の中心商店街から市役所周辺の道路を主会場に「アメリカンデー」が開催されました。このイベントは、米軍三沢基地の軍人及びその家族らが米国文化を紹介する日米交流事業の1つ。三沢市、米軍三沢基地及び三沢国際クラブの協力により、今回が28回目の開催となりました。 大町商店街からスタート、基地正門付近を経由し三沢市役所までの約1㎞の間、女性白バイ隊の先導で、米国儀仗隊などによるパレードや大型オートバイ、ハーレーダビットソンによるパフォーマンスが行われたほか、スカイプラザミサワ前の特設ステージで米国のバンド、「SUBLIME」による演奏などが行われ、県内外から大勢の見学者が訪れました。 |
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ジュニアスポーツデー |
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平成28年4月23日、三沢市中央公園(青森県三沢市)において、三沢日米ジュニアスポーツデーが開催されました。本イベントは、「スポーツを通して更なる日米交流を図りたい」という三沢米空軍サンドヴァル司令官の提案から始まった三沢米軍主催、三沢市共催のもので、今回が初開催です。 米軍三沢基地の小学生及び市内の小学生約300名が、日米合同二人三脚や障害物リレーなどの競技でわきあいあいと汗を流し、イベントが終わった頃にはすっかり打ち解けているようでした。 「第1回三沢ジュニアースポーツデー2016」を企画・実行した米軍三沢基地のエアマン&ファミリーレディネスセンターに対し、日米の友好親善に貢献したとして、5月19日、三沢市長より感謝状が贈られたほか、日米対抗綱引きにおいて優勝した米側代表者に優勝杯が贈られました。 |
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三沢漁港清掃 |
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平成28年4月16日、米軍三沢基地隊員とその家族等有志及び三沢市漁協関係者総勢約300人による三沢漁港(青森県三沢市)周辺の清掃が行われました。毎年春に行われるこの清掃活動は、米軍三沢基地第35施設中隊の主催で行われ、今回で18回目。アースデー行事の一環として、地球環境を見直し、日米交流を図ることを目的に毎年三沢漁港で実施されています。 |
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ジャパンデー |
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平成28年4月2日、米軍三沢基地(青森県三沢市)において、第29回ジャパンデーが開催されました。このイベントは、三沢国際クラブが主催し、毎年三沢市在住のアメリカ人のために、日本の郷土芸能、文化、スポーツ、食べ物等を紹介しているもので、約700人のアメリカ人と日本人が笑顔で交流しました。 |
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その他の活動 |
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【サケの稚魚放流会】 平成28年3月19日、青森県おいらせ町と町観光協会は、同町のしもだサーモンパークで日米合同によるサケの稚魚放流会を開催。町内の幼稚園・保育園児や米軍三沢基地関係者の子供たち約400人が参加。通算20回目。 【赤い羽根共同募金】 平成28年3月30日、米軍三沢基地は赤い羽根共同募金として集めた183万4,399円を三沢市共同募金委員会に寄付。1959年から毎年、多額の寄付を続け、今回で累計8,988万8,801円。 【基地内大学の門戸開放】 平成28年4月16日、青森県三沢市にある米軍三沢基地内大学の説明会を青森県国際交流協会が開催。基地内にはセントラルテキサス短期大学、メリーランド大学、トロイ大学院の3校があり、青森県と周辺地域の希望者にも門戸を開いている。 【熊本地震への義援金】 平成28年5月13日、米軍三沢基地内にある児童館「チェリ・スクール・エイジ・プログラム」の子供たちが熊本地震の義援金1万470円を三沢市に寄付。地域貢献活動などをしている「トーチクラブ」の6人が、同児童館で寄付を募り、協力してくれた人にはお礼として、家庭で手作りしたクッキーを渡した。 |
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第1回三沢日米ジュニアスポーツデー2016 |
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不忘平和記念公園現地研修 |
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平成28年5月10日、初めての試みとして、平成28年度新規採用職員(10名)を対象とした「不忘平和記念公園現地研修」を実施しました。 この公園は、東京大空襲のあった昭和20年3月10日未明、蔵王連峰・不忘山に米軍のB 29爆撃機3機が墜落した事故で死亡した搭乗員34名の御霊を鎮魂すると共に、未来を担う子供達に戦争の残酷さ・悲惨さを風化させることなく、生命の尊厳と平和の尊さが語り継がれることを願い、且つ永遠の平和を祈り不戦を誓うことを趣旨として地元の有志により建設されたもので、本研修は新規採用職員がこの地を訪れ歴史等を学ぶことにより、日米関係の重要性を再認識すると共に、平和のために何ができるのかを考える契機とすることを目的として実施したものです。 当日は、不忘平和記念公園建設委員会事務局の多大なるご協力の下、あいにくの雨模様にもかかわらず、宮城県議会議員(元同議会議長)であり同委員会会長の安藤俊威氏を始め、前七ヶ宿町長であり同委員会幹事長の梅津輝雄氏、同委員会事務局長の古川清一氏から、公園建設の趣旨や経緯、あるいは先人達の想い等に関する貴重なお話しをしていただきました。 その後、新規採用職員は、霧雨の降る中、異国で果てた米軍人の無念さや公園建設に関わった方々の願いに思いを馳せながら、公園入口の敷地にサルビア等の苗約100株を植栽しました。 新規採用職員からは、「このような恩讐を超えた先人達の取組があったからこそ、今の良好な日米関係が築かれているのだということを忘れないようにしたい」、「このような歴史を受け継ぎ、語り継いでいくことが大切だと思うし、それが世界の平和に繋がるということを信じ、今後の職務に邁進していきたい」等の感想が述べられるなど、有意義かつ貴重な研修となりました。 |
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初の不忘平和記念公園現地研修を実施 |
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ようこそわが街へ(第5回)~福島県郡山市~ |
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開拓者精神が息づくまち 郡山市 大正13年の合併により市制を施行した郡山市は、福島県の中央に位置し、東北自動車道、磐越自動車道、東北新幹線という交通網の交差や、人・モノ・情報が行き交うまちとして、「陸の港」と呼ばれる東北の拠点都市となっています。 また、豊かな自然と都市が調和している当市は、音楽活動が盛んなまちでもあります。戦後、復興を目指す中で市民が音楽を心の拠り所としたことが始まりで、「東北のウィーン」と称されるまでになりました。平成20年には「音楽都市」を宣言し、現在では、合唱や合奏等の学校音楽が盛んで、市内では多彩な音楽イベントが開催されています。昭和28年に開設された陸上自衛隊郡山駐屯地では、毎年音楽隊による「自衛隊郡山音楽祭」を実施し、市民との交流を深める等、ともに「音楽都市」の推進に取組んでいます。 4月には、文化庁が認定する日本遺産に、猪苗代湖・ また、2020年東京オリンピック・パラリンピックを見据え、参加国等との人的・文化的な交流を図る自治体として、安積開拓が縁となり、オランダ王国との「ホストタウン」に登録されました。今後は、日本遺産認定とあわせ、国際交流を通じた地域の活性化へと取組んでいきます。 他にも、安積疏水の恵みを受けた「あさか舞」の米や鯉料理、市民のソウルフードでもある「クリームボックス」などの独自の食文化もあります。 「自ら切り拓く」という「開拓者精神」が息づき、自然と都市、今昔が調和したまち、郡山市へぜひお越しください。 |
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写真は天を映す鏡のような美しい湖 猪苗代湖 (文、写真とも郡山市提供) |
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郡山市ホームページ |
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トピックス |
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牧草地使用許可書手交式 |
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平成28年3月28日及び29日に周辺財産の牧草地使用許可書手交式が執り行われ、齋藤雅一東北防衛局長から、種市一正三沢市長及び戸田衛六ヶ所村長に使用許可書を手交しました。 今回、使用を許可した面積は三沢市約9.6ha、六ヶ所村約71.8haで、周辺財産を牧草地として使用許可することは、全国で初であり、また本件のような広大な面積の使用許可も他に類を見ないものです。 種市市長及び戸田村長は、許可を受けたことに謝意を示すとともに「更なる利用規模拡大を行いたい」と挨拶。これに対し齋藤局長は、「防衛施設と周辺地域との調和をより一層図るよう積極的に取り組んで参ります」と応えました。 当局では、今後とも、地元からの御要望を受け、更に牧草地の使用許可面積を拡大していく予定です。 |
種市市長(左)に許可書を手交する齋藤局長(右) 戸田村長(左)に許可書を手交する齋藤局長(右) |
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周辺財産の牧草地使用許可書手交 |
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防災講演会を開催 |
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平成28年4月12日、仙台市危機管理室参事である吉川勝元氏をお招きし、「東日本大震災における仙台市の経験とその後の取り組み」と題した講演会を開催しました。 今回の講演会は、いざというときに皆様のために活動できる東北防衛局にするため重要であるとの認識のもと、本年度からはじめた職員の防災意識高揚施策の一環として行われました。 講演会において、吉川氏は自身が東日本大震災に関わった経験を踏まえ、仙台市対策本部の主要なメンバーとして苦労したことなどを織り交ぜながら、最後に、「災害は発生するものだと思って事前に準備していくことで被害を減じることができると信じている」と力強く語られました。 東北防衛局では、地域防災訓練に参加する等、防災意識高揚施策を推進していきます。 |
講演する吉川参事 約90名の職員が聴講 |
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仙台市危機管理室参事 吉川勝元氏を招いて防災講演会を開催 ~東日本大震災の経験を踏まえ職員の防災意識を高揚~ |
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防衛講演会へ講師を派遣 |
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平成28年5月30日、秋田県防衛協会から講師派遣の依頼を受け、講師として防衛知識普及会理事長の田村重信氏へ依頼し、にぎわい交流館AU(秋田県秋田市)においてご講演いただきました。 本講演では、「平和安全法制の真実」と題し、昨年9月に成立し今年3月29日に施行された「平和安全法制」について、その概要を解説するとともに、なぜ今平和安全法制が必要なのか、周辺情勢の変化等に触れながら説明されました。 約1時間の講演の中で田村氏は、防衛に関する正しい知識を身につける必要性について強調されました。当日は約100名の方々が聴講しました。講演会終了後、聴講者からは「平和安全法制について新たな視点で見ることができ、とても参考になった」、「まわりの人たちにも教えたい」といった声が聞かれました。 |
講話する田村理事長 講演に先立ち挨拶する齋藤局長 |
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秋田県防衛協会主催防衛講演会へ講師を派遣 |
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防衛政策について講演 |
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平成28年3月23日、青森県議会防衛議員連盟からの防衛政策に関する講師派遣の依頼を受け、齋藤雅一東北防衛局長が平和安全法制についての講演を行い、講演を聴いた議員からは、「日本を取り巻く安全保障環境の厳しさが再確認できた」、「平和安全法制の理解に役立った」などの感想が寄せられました。 また、4月26日には東北コミュニティ放送協議会からの講師派遣の依頼を受け、第3回東北コミュニティ放送協議会交流会において、齋藤局長が「我が国の安全保障環境への対応と沖縄における基地負担の軽減に向けて」と題し講演を行いました。 当局では、東北管内に講師の派遣を行っております。日本の防衛政策や自衛隊の災害派遣など各種防衛行政について、ご要望がございましたらお気軽にご相談ください。 |
青森県議会防衛議員連盟での講演 東北コミュニティ放送協議会交流会での講演 |
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青森県議会防衛議員連盟への講師派遣 第3回東北コミュニティ放送協議会交流会での講演 |
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黒江防衛事務次官が視察 |
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平成28年6月16日、東北防衛局は、黒江防衛事務次官の視察を受けました。 東北防衛局を訪れた黒江事務次官は、齋藤局長による業務概況説明を受けられたほか、6月4日に実施した「1日局長体験」の様子をご覧頂きました。 また、東日本大震災における当局の対応状況について、当時使用した資材や資料等を基に職員から説明を受けられた後、事態対処用資材及び備蓄食料の保管状況を視察されました。 今回の視察は、東北防衛局の業務はもとより、創意工夫を加えた広報の活性化や危機管理意識の向上のための当局独自の取組について、理解を深めていただく機会となるとともに、黒江次官からは、「非常によい取組を行っており、是非継続してほしい」とのお言葉をいただき、職員一同大いに士気が高まった視察となりました。 |
業務概況説明の様子 東日本大震災における当局の対応状況に関する説明 |
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黒江防衛事務次官が東北防衛局を視察 |
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レスリング道場オープン |
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平成28年4月23日、青森県六ヶ所村倉内において、『六ヶ所村立レスリング道場』のオープニングセレモニーが行われました。 この道場は、駐留軍等の再編の円滑な実施に関する特別措置法第6条の再編関連特別事業により整備されたもので、この道場の完成により、充実した練習の場と安全な環境を確保するとともにレスリングを通じ、技術の向上はもとより、忍耐力を育み、少年少女の健全な発育が図られるものと大いに期待されるところです。 当日は、特別ゲストとして招待されたロンドン五輪レスリング女子金メダリストの小原日登美さん及び夫の康司さんより、レスリングクラブの子ども達に対し、指導も併せて行われました。 |
関係者によるテープカット 目指せオリンピック金メダリスト |
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レスリング道場オープンセレモニー |
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森本防衛大臣政策参与が視察 |
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平成28年5月12日、東北防衛局三沢防衛事務所は、森本敏防衛大臣政策参与の視察を受けました。防衛大臣政策参与が同事務所を視察するのは初めてで、齋藤雅一東北防衛局長が対応しました。 航空自衛隊三沢基地の視察に引き続き、三沢防衛事務所を訪れた森本政策参与は、齋藤局長と懇談後、東北防衛局の業務概況説明を受けられました。 概況説明では、東北防衛局の概要を始め、三沢基地等を取り巻く情勢と当局の対応等のほか、広報の活性化や危機管理意識の向上など当局独自の様々な取組について齋藤局長が説明しました。森本政策参与からは、地元からの要望事項の一つである移転事業の概要について質問されるなど、当局の業務について理解を深めていただく機会となりました。 |
概況説明を受ける森本参与 齋藤局長(右)と懇談する森本参与(左) |
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森本防衛大臣政策参与が三沢防衛事務所を視察 |
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防衛施設中央審議会による視察 |
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平成28年3月16日、防衛施設中央審議会による三沢基地などの視察が行われ、淺田正彦会長、野崎薫子会長代理、石原進委員、永田均委員の4名が参加し、当局からは齋藤雅一局長が随行しました。 同審議会は、駐留軍用地特別措置法などに基づき、米軍から返還された土地などの所有者から損失補償等について異議があった場合、防衛大臣の諮問に応じて意見を述べることを所掌事務としています。 今回の視察では、航空自衛隊三沢基地、米軍三沢飛行場及び当局が実施した周辺対策事業をご視察いただき、在日米軍が使用する施設・区域の運用状況を把握していただいたほか、当局をはじめ、広く防衛省・自衛隊についての知見を深めていただく格好の機会となりました。 |
米海軍P-8哨戒機の視察 周辺対策事業の視察 |
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防衛施設中央審議会による三沢基地視察 |
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消防車両配置式 |
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平成28年3月28日、三沢市消防本部において、平成27年度に購入整備された消防車両の配置式が実施されました。 今般配置された車両は老朽化した既存車両を更新整備したもので、全て、防衛施設周辺の生活環境の整備等に関する法律に基づき補助されたものであり、民生安定助成事業として消防ポンプ自動車1台、特定防衛施設周辺整備調整交付金事業として高規格救急自動車1台、小型動力ポンプ付水槽車1台の3台です。 いずれも最新設備を備えたもので、特に高規格救急自動車に新たに導入された人工心臓マッサージ装置は、 心臓マッサージ中に別の処置を並行して行うことが可能な装置で、災害等への対応が大いに期待されるところです。 |
配置式で披露された消防車両 種市市長から消防団長に配置書交付 |
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消防車両配置式 in 三沢市消防本部 |
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安否確認・徒歩参集訓練を実施 |
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東北防衛局では、勤務時間外に大規模な地震が発生した際に、局職員が迅速に、職員自身及び家族の安否を確認し、その確認結果を局に報告することや、公共交通機関が使用できない場合に、徒歩により庁舎まで登庁するルートを確認することを目的に、平成28年4月18日、安否確認・徒歩参集訓練を実施しました。 訓練当日は、午前7時に宮城県沖を震源とする震度6強の地震が発生したとの想定の下、当直員が地震発生を受け、局職員に対し地震発生の連絡と併せ、安否確認並びに庁舎に参集するよう連絡し、連絡を受け取った職員は、安否並びに速やかに庁舎に参集できるかについて局に報告するとともに、庁舎まで徒歩で登庁しました。当局では、引き続き、各種事態の訓練を行い、当局の対応の練度向上を図っていきたいと考えています。 |
各課から安否確認の報告を受ける職員 齋藤局長へ安否確認状況を報告 |
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大規模災害に備えて~安否確認・徒歩参集訓練の実施~ |
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大衡村ときわ台集会所落成式 |
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平成28年4月17日、大衡村ときわ台において、平成27年度末に完成した『ときわ台集会所』の落成式が行われました。 この集会所は、近隣地域の住宅団地の整備に伴い本年4月に新たに行政区が発足したことから、この地区のコミュニティーの拠点成形に資するべく、防衛施設周辺の生活環境の整備等に関する法律第9条の特定防衛施設周辺整備調整交付金事業により整備されたものです。 この集会所の完成により、新たな地区住民の自治活動の拠点、憩いの場として親睦融和が図られるものと大いに期待されるところです。 【 事業概要】 ○事業費:約71百万円 ○補助額:約68百万円 ○構 造:木造平屋建 延べ床面積238.49㎡ ○内 容:会議室、和室、調理室、便所、駐車場 |
完成したときわ台集会所 落成式で祝辞を述べる坪川企画部長 |
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大衡村ときわ台集会所落成式 |
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政策広報で新たな取組みを開始 |
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東北防衛局では、自衛隊記念行事等において、地域の方々に防衛省の主要政策などをご理解いただくため、局広報紙「東北のかなめ」等各種資料を配布するなど政策広報を行っています。 平成28年6月5日に開催された岩手駐屯地創立59周年記念式典では、記念式典のほか、観閲行進、訓練展示、戦車試乗、音楽演奏等が行われました。 東北防衛局は、岩手地方協力本部との共同ブースにおいて、今年度からはじめ、仙台駐屯地桜まつりでも好評だった「防衛白書クイズ」を実施し、全問正解者にはオリジナルグッズをプレゼントしました。200名以上の方にご参加いただき、終始盛況となりました。どうもありがとうございました。 自衛隊記念行事等にご参加の際は、東北防衛局のブースにも是非お立ち寄りください。 |
盛況だった「防衛白書クイズ」 仙台駐屯地桜まつりでも大盛況 |
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岩手駐屯地創立記念行事で政策広報を実施 |
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採用試験のご案内 |
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インフォメーション |
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東北防衛局が送るラジオ番組 |
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東北防衛局では、防衛省・自衛隊の各種施策について、地方公共団体及び地域住民から幅広い理解と協力を得ることを目的とした地方協力確保事務の一環として、防衛政策や自衛隊・米軍の活動状況等について、短時間で分かりやすく伝えるラジオ番組、「日本の防衛Q&A」などを放送しております。過去には、防衛局で働く若手職員による業務内容の説明や、防衛大臣へのインタビューなども放送しており、今後も、基本的な防衛政策からニュースを賑わせている防衛課題まで、様々な話題を幅広く放送する予定ですので、是非ともお聞きください。放送日は、東北防衛局ホームページをご確認ください。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
FMラジオによるトーク内容 |
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東北の主な自衛隊広報行事 |
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自衛隊が今後予定している主な広報行事等は次のとおりです。ぜひ見に来てください!
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全国イベントマップ(防衛省ホームページ) |
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