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北関東防衛局は「防衛省」の地方支分部局で、東京都、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、新潟県、長野県の1都7県を管轄しています。

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 北関東防衛局広報第85号(平成27年10月発行)

特集!航空自衛隊入間基地

~国内最大級のエアベース 埼玉県狭山市・入間市~

航空自衛隊入間基地(埼玉県狭山市・入間市)写真提供:入間基地

目次

1 特集 航空自衛隊入間基地 ~日本最大級のエアベース埼玉県狭山市・入間市~
2 米軍再編に係る岩国基地から百里基地への訓練移転
3 米軍横田基地 日米友好祭
4 第34回防衛問題セミナーのお知らせ ~栃木県宇都宮市~
5 入間基地航空祭のお知らせ


航空自衛隊入間基地

 18部隊、4,200人を擁する航空自衛隊最大の組織

 航空自衛隊入間基地は、豊かな自然に恵まれた狭山丘陵の北東、埼玉県狭山市と入間市にまたがって位置しています。基地のすぐそばを西武鉄道池袋線と新宿線が走っており、都心へは40分から50分ほどでアクセスできます。特に池袋線については、同線を挟む形で基地が位置しており、基地内に私鉄の踏切があるという全国でも例を見ない珍しい基地です。

 入間基地は、昭和13(1938)年に陸軍の航空士官学校として開設され、終戦後は一時米軍がジョンソン基地として使用していましたが、設立以来航空基地としての伝統を有しています。昭和29(1954)年に現在の中部航空警戒管制団の前身である東部訓練航空警戒隊が発足し、以来60年、数次にわたる部隊等の新・改編を経て、現在18個部隊、約4,200人の隊員を擁する航空自衛隊最大の基地です。

 同基地は、我が国中枢部の防空の要を担う部隊等、特徴のある部隊が多数所在し、自衛隊にとって重要な役割を果たしています。また、首都圏近傍の基地として、災害派遣時の物資の補給・輸送の中核基地となるとともに、多くの内外要人の輸送基地としても貢献しています。特に、大規模災害発生時には、首都圏近傍基地という地理的有利性から首都圏から寄せられる救援物資等の輸送を行うなど、物資輸送中枢基地となります。災害派遣時は入間基地からも多くの隊員が現地に派遣され、被災者の救援等に従事します。平成23年3月に発生した東日本大震災においても、救援物資及び人員の輸送など、その能力を発揮しました。 
※本特集の画像は全て入間基地提供




 周辺住民の方々が参加できるイベントを開催

 入間基地では、基地の様子を紹介し、基地に対する理解と認識を得ていただくため、普段は立ち入ることのできない滑走路を歩く「ランウェイウォーク(4月下旬)」、盆踊りや花火の打ち上げもある「入間基地納涼祭(7月下旬)」、最終ページでお知らせしている「入間航空祭(11月3日)」で基地を一般開放するとともに、見学等の受入れを積極的に行っています。※時期は例年の実績です。

基地周辺における航空機の運用

 緊急時に備えた訓練を実施

 入間基地が保有する航空機は、中型輸送機のC-1、輸送ヘリコプターのCH-47J、中等練習機のT-4、多用途支援機のU-4、飛行点検機のU-125及びYS-11など輸送機が中心となっています。
 
 同基地では、災害時等における夜間の救助、救援物資輸送等のいかなる状況にも対応できるよう、隊員の操縦能力のかん養、練度の維持を目的として年間を通じて夜間飛行訓練を行っています。同基地は、「任務及び飛行訓練の実施に際しましては、飛行安全の確保に万全を期すとともに、騒音による周辺地域の皆様への影響を局限すべく努力しております。」としています。
 
 また、夜間飛行訓練は、概ね日没の1時間30分後までには終了しますが、季節によって日没時間が違うため、冬場より日の長い夏場の方が訓練終了時間が遅くなることも御理解いただきたいとのことです。
 
 なお、夜間飛行訓練の計画については、入間基地基地対策班にお問合せいただくほか、同基地のホームページでも御確認いただけます。    
入間基地 基地対策班 ℡:04-2953-6131(内線2315)



 自衛隊唯一の「飛行点検隊」

 入間基地には、全国の自衛隊で唯一の部隊「飛行点検隊」が所在しています。「飛行点検隊」は、全国の陸海空各自衛隊基地等の航空保安無線施設等を航空機によって点検する部隊です。使われる航空機は、測定に必要な電子機器を搭載したYS-11及びU-125です。入間基地によりますと「飛行点検隊」の任務は自衛隊の中でも入間基地にしか存在しない特殊な任務であるため、同基地を起点にして沖縄を除く全国の陸・海・空、各自衛隊が管理する飛行場に赴きますが、点検を要する航空保安施設は全国に約160あるとのことです。
 
 また、「飛行点検隊」が点検を行う航空保安無線施設等は多岐にわたりますが、中には滑走路脇に設置されている施設の点検を行うためにそれらの直上を飛行する必要がある場合もあり、入間基地において点検飛行のための訓練を行う際に、通常の離着陸とは異なる、滑走路上ではないところを飛行することがあるそうです。そのため、基地周辺から見ると「いつもと違うところを飛んでいる」「飛行経路が変わったのか」と思われることもあるそうですが、入間基地では、今後とも飛行安全の確保に万全を期して運用を行っていきますので御理解をお願いしますとのことです。



百里基地で米軍再編に係る訓練移転を実施

 訓練移転とは

 百里基地で7回目

 米軍再編に係る訓練移転は、平成18年5月の再編実施のための日米ロードマップに基づき、二国間の相互運用性の向上及び米軍飛行場の周辺地域における訓練活動の影響を軽減するために行われるものです。平成19年以降、これまでに38回実施されており、北関東防衛局管内では航空自衛隊百里基地(茨城県小美玉市)において7回目の訓練移転となります。

 移転訓練にはタイプⅠ(1回につき1~5機の米軍機が1~7日間)とタイプⅡ(1回につき6~12機の米軍機が8~14日間)がありますが、今回はタイプⅡとして、9月7日から18日までの訓練が計画されました。
 今回の訓練は、在日米海兵隊第12海兵航空群(山口県岩国市)からF/A-18攻撃戦闘機5機、航空自衛隊百里基地からF-4戦闘機及びF-15戦闘機がそれぞれ4機参加し、百里沖空域において戦闘機戦闘訓練等を行うことが計画されていましたが、天候不良が続いたことから、当初計画より少ない3日間、計6回の実施となりました。



 北関東防衛局が訓練を支援

 北関東防衛局は、9月4日から18日までの間、百里基地内に現地連絡本部を立ち上げ、米軍の訓練が円滑に実施できるよう、総括班、業務班、巡回班及び騒音測定班を編制するとともに、基地周辺の関係自治体等に情報提供を行い、周辺住民の方々の安心・安全等の対応に努めました。現地連絡本部要員は、訓練期間中、関係自治体等による訓練視察(訓練機の離着陸等)や調達物品の納品立会等の対応を行いました。また、騒音測定班は、訓練移転を実施した日の訓練開始時から訓練終了時までの間、基地周辺5箇所の測定ポイントで、離着陸する訓練機の騒音測定を行いました。

 今回の訓練移転においては、天候不良、関東・東北豪雨の影響により、訓練機の岩国からの飛来が延期になったことから、従来から行っている訓練機飛来時の撮影・取材ができなくなりました。また、訓練終了時に行う予定であった日米の訓練指揮官による報道会見等も中止になり、米軍機は9月18日午前中に岩国基地に向けて帰投しました。

 北関東防衛局としては、引き続き、日米の相互運用性を向上させる必要性、米軍飛行場周辺の訓練活動の影響を軽減することを念頭に置きつつ、訓練移転の実施に伴う周辺住民の方々の安心・安全の確保にも努めてまいります。


 なお、航空自衛隊百里救難隊は、本訓練期間中に発生した関東・東北豪雨の際に、茨城県知事の災害派遣要請を受け、同隊のヘリコプター等をいち早く茨城県常総市等の現地に派遣し、河川の決壊により孤立した被災者の方々等の救助を行いました。


横田基地日米友好祭 ~在日米軍横田基地~

 秋晴れの下、2日間で約18万5千人が来場!

 9月19日(土)・20日(日)の2日間、在日米軍横田基地において「横田基地日米友好祭」が開催され、秋晴れの下、延べ約18万5千人(主催者発表)が来場しました。

 この催しは、基地の役割への理解と地域住民との絆を深めるため、ほぼ毎年開催されているもので、開催中は基地の駐機場エリア周辺が開放され、年配の方、親子連れ、本格的なカメラを携えた航空ファンの方など幅広い年代の方々で賑わいました。

 中でも多くの人が集まっていたのは日米から総数28機が展示された航空機の地上展示コーナーで、C-130輸送機、UH-1ヘリコプター、MV-22垂直離着陸機オスプレイ等の機内に入るための列には多くの人が並び、実際に機内を見学したり、米軍人の方と一緒に記念写真を撮ったりして楽しんでいました。


 日米さまざまなステージや売店など盛り沢山!

 航空機展示の他にも、格納庫等に設けられたステージでは、日米から様々なジャンルの音楽演奏やパフォーマンスが披露され、また、横田基地内には航空自衛隊の航空総隊等が所在することから「空自横田まつり」も同時開催されました。

 構内に設置された約90箇所のブースでは、会場限定グッズや、大きなステーキやハンバーガーなどのアメリカンフードなどが販売され、お昼時には多くの人が豪快なボリュームの食べ物やちょっと珍しいパッケージのジュースやビールなどアメリカの味を味わっていました。

 警視庁白バイ隊による走行展示や、米軍輸送機からのパラシュート降下、基地の所有する消防車からの放水による豪快な打ち水など、様々なイベントも行われましたが、そのたびに人々から歓声があがり、米軍基地内でのお祭りを、それぞれ満喫していました。
   

INFORMATION

 第34回防衛問題セミナーのお知らせ

テ ー マ:わが国の防衛産業の現状と陸上自衛隊航空学校宇都宮校
       ~ 防衛力の能力発揮のための基盤の現状 ~


開 催 日:平成27年11月4日(水)
講  演:18:00~20:00(開場17:30)
     場所:栃木県青年会館コンセーレ(大ホール) 定員150名
工場見学:富士重工業(株)航空宇宙カンパニー(南工場)
     10:10~11:25、13:00~14:15、15:40~16:55 3回実施(定員各50名)
入  場:無料 事前申込制 定員に達し次第締切
     北関東防衛局HP(イベント)を御覧の上、FAX又はメールで御応募ください。
講演内容:①「陸上自衛隊 航空学校宇都宮校の役割と活動」
        陸上自衛隊 航空学校宇都宮分校長 荒関 和人 1等陸佐 
     ②「わが国の防衛装備品取得をめぐる課題」
        防衛ジャーナリスト 桜林 美佐 氏
見学内容:大型機主翼組立工程ライン、民需ヘリコプター修理改造ライン
                ※都合により内容の一部が変更になる場合があります。

問い合わせ先:北関東防衛局企画部地方協力基盤整備課 ℡:048-600-1800(内線2262)


 入間基地航空祭のお知らせ

 入間航空祭は、航空自衛隊の任務及び錬成訓練への旺盛な取り組みや装備品の展示のため、昭和37年11月18日に第1回入間航空祭が開催されたのが始まりです。その後、開催日は11月3日を中心に選んで行われてきました。

 今年も、多くの方々に航空自衛隊を身近に感じていただくため、11月3日(火・祝)に入間航空祭が開催されます。
 当日はブルーインパルスの飛行も行われる予定です。

日時:平成27年11月3日(火・祝)午前9時~午後3時
場所:航空自衛隊入間基地           雨天決行
   (最寄駅:西武池袋線稲荷山公園駅)
内容:飛行展示、地上展示、ミス航空祭、音楽演奏会など
 ※駐車場はありませんので公共交通機関を御利用ください。

問い合わせ先:航空自衛隊入間基地広報班 
        ℡:04-2953-6131(内線2318)