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北関東防衛局は「防衛省」の地方支分部局で、東京都、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、新潟県、長野県の1都7県を管轄しています。

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 北関東防衛局広報第79号(平成26年9月発行)

特集!航空自衛隊新潟救難隊

~新潟県新潟市新潟分屯基地~

新潟救難隊の冬山救出訓練

目次

1 特集!航空自衛隊新潟救難隊 ~新潟県新潟市新潟分屯基地~
2 横田基地日米友好祭 ~在日米軍横田基地~
3 火曜コンサート ~さいたまスーパーアリーナけやきひろば~
4 第29回防衛問題セミナーのお知らせ
5 北関東防衛局ホームページのおしらせ


特集!航空自衛隊新潟救難隊

 救難隊とは?

救難活動における「最後の砦」

 救難隊は、航空自衛隊航空救難団隷下の部隊として、全国10ヶ所に所在し、その主要な任務は、自衛隊の航空機に事故が発生した場合、搭乗員の捜索救助を行う「航空救難」です。また、都道府県知事等の要請により行う「災害派遣」として、患者空輸等も実施しています。
 
この様なレスキュー部隊は、他の機関も保有していますが、警察や消防は陸上部を主体に、海上保安庁は海上部を主体に活動しているのに対し、救難隊は、陸海どちらにも対応が可能な万能型のレスキュー部隊といえます。


 また、自衛隊の災害派遣実施の可否は、緊急性、公共性の他に非代替性(他に手段がない場合)の3要素を基準として判断されます。救難隊についても、他の機関が悪天候の場合、海難事故の現場に航空機で到達できない場合、夜間の捜索・救助が必要な場合など装備品等の能力により警察、消防及び海上保安庁では対応できない場合に災害派遣として出動します。そのため、救難隊は、救難活動における「最後の砦」といわれています。



 メディックとは?

あらゆる場面で活躍する超人的な身体能力を持った救難員

 過酷な条件で救難活動を行う救難隊の隊員には、高い能力が求められます。

 中でもヘリコプターからホイスト等で地上や洋上に降り立ち、遭難者等に駆けつけて救助を行う救難員は、通称「メディック」と呼ばれており、救急・看護能力のほかパラシュート降下、サバイバル、潜水技術、山岳救助技術等様々な能力が必要とされます。


 このメディックは、体力に自信のある全国の航空自衛官の中から毎年「救難員学生」として選抜され、約1年間の厳しい訓練を乗り越えたものだけが、救難員徽章を胸に部隊に配置されます。


 更に、部隊に配属されたメディックは、自衛隊の訓練の中でも最も厳しいと言われている陸上自衛隊の「空挺レンジャー課程」に約3ヶ月間入校し、フル装備での20㎞走、ヘリコプターからの降下訓練、険しい山中での10日間に渡るサバイバル行軍などの過酷な訓練に耐えて、あらゆる場面で活躍できる超人的な身体能力を持った一人前の救難員になって行きます。



 新潟地方の「最後の砦」新潟救難隊

超人揃いの精鋭部隊!装備も充実

 新潟救難隊は、昭和33年5月、「航空集団臨時中部司令所新潟派遣隊」として新潟県新潟市に発足し、昭和46年3月に「航空救難団飛行群新潟救難隊」に改編され現在に至っています。これまで、平成16年度の新潟・福島豪雨災害や中越地震、平成22年度の東日本大震災など、累計で1836名(26.9.11現在)を救助しています。


 この部隊は、握力100㎏以上の隊員、52歳で体力検定1級の隊員、陸自空挺レンジャー課程をトップで卒業した隊員、ベンチプレスで170㎏以上持ち上げる隊員、パラシュート降下訓練を500回以上行った隊員などが在籍し、まさに超人揃いの精鋭部隊です。


 また、装備品については、広大な海や山中から遭難者を探し出す捜索機「U-125A」、捜索機の情報をもとに現場に駆けつける救助ヘリ「UH-60J」等の航空機のほか、各種海上及び山岳救助器材、完全防水型無線機、落下傘、暗視ゴーグルなど日本最高峰の救難装具も保持しています。



 東日本大震災において742名を救助

一人でも多くの人を救うために…命がけの救助活動

最も過酷な状況で救難活動を行う救難隊、そこで、新潟救難隊ヘリ操縦士 牛嶋 雄一郎1等空尉に、「これまでの救難活動で一番大変だった事は何ですか?」と聞いたところ、「やはり東日本大震災です。私は、被災当日ヘリのパイロットとして被災地の偵察を行いましたが、今でもあの光景は忘れられません」と話してくれました。

 また、メディック 澁谷 智章2等空曹も「東日本大震災発生後に、ヘリで救助に向かった際、上空から多くの被災者の方々が助けを求めている姿が見えた時は、非常に胸が痛みました。しかしながら、一人でも多くの人を救うためには、自分はどうすべきか冷静に判断し、即行動に移ることに専念しました」と震災翌日から命がけの救助活動を行った時の心境を話してくれました。なお、新潟救難隊は、東日本大震災において742名を救助しています。

 新潟救難隊は「That others may live(他の人を生かすために、かけがえのない命を救うために)」をモットーに、日々、隊員一丸となって過酷な任務及び厳しい訓練を実施しています。



横田基地日米友好祭 ~在日米軍横田基地~

 2年ぶりの開催に2日間で約15万人が来場!
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 9月6日と7日の2日間、在日米軍横田基地(東京都)において、「横田基地日米友好祭」が2年ぶりに開催され、不安定な天候にも関わらず、延べ約15万人が来場しました。


 
期間中、横田基地の駐機場エリア周辺が一般開放され、米軍機等の航空機展示、ハンバーガーやターキーレッグ等の飲食物及び米軍関連グッズの販売、野外や格納庫に設置されたステージでのバンド演奏などが行われました。


 展示されている航空機の撮影をする航空機ファン、本場のハンバーガーをおいしそうに食べる若者、米軍人と一緒に記念撮影をしている子供、ピクニックシートを広げてくつろぐ親子連れなど、訪れた来場者は、思い思いに友好祭を楽しんでいました。中でも操縦席の見学も可能な航空機展示は人気で、MV-22オスプレイ等に多くの人が集まっていました。



 副司令官自ら来場者に記念メダルを配布!

友好祭で印象的だったのが、横田基地第374空輸航空団司令官ダグラス・C・デラマター大佐の「日本の皆さんの横田基地への継続的な支援に対し、感謝の気持ちを伝える機会として、この友好祭を開催することができ光栄に思います」との言葉のどおり、米軍人の来場者に対する親切且つ丁寧な対応でした。


 例えば、小さなお子さんのたどたどしい英語を最後まで笑顔で聞き「OK!」と優しく応じる姿や、女性からの記念撮影の申し出を気持ちよく快諾するパイロット、また、退場ゲートでは帰宅の途につく来場者をハイタッチで見送るなど横田基地の全員が感謝の気持ちで接していました。


 特に、副司令官のクラレンス・W・ルークスJr大佐は、「もしよろしければこちらの開催記念メダルをお受け取りください。表には基地配属の3種類の航空機とヘリ、裏には開催年が刻まれています」と来場者一人一人に対して丁寧に説明し記念メダルを配布していました。
最終日には花火も打ち上げられ、日米双方の歓声と共に久しぶりの日米友好祭を閉めくくりました(★の写真は横田基地公式ホームページ(http://www.yokota.af.mil/)横田基地日米友好祭記事より)




火曜コンサート ~さいたまスーパーアリーナけやきひろば~

 海上自衛隊東京音楽隊「SEA LEGS」のジャズ演奏!

 9月9日(火)1210~1250、さいたまスーパーアリーナけやきひろばにおいて、海上自衛隊東京音楽隊による「火曜コンサート」が行われました。


 このコンサートは、東日本大震災の発生に伴い、さいたまスーパーアリーナに一時避難していた被災者の方々に対し、陸自東部方面音楽隊が行った慰問演奏会がきっかけとなり、平成23年6月から開始されています。その後、毎年5月~10月までの間に10回程度、さいたまスーパーアリーナけやきひろばにおいて、陸自東部方面総監部の主催、北関東防衛局の支援により、陸海空自衛隊や在日米軍の音楽隊が、交代で火曜日のランチタイムにコンサートを開催しています。

 今回は、海上自衛隊東京音楽隊のバンド「SEA LEGS」が演奏し、軽快なジャズを中心に、有名なアニメの曲も交え、会場に集まった観客を楽しませていました。


 「海自の歌姫」三宅3曹も熱唱!

 演奏3曲目に「海自の歌姫」こと三宅由佳莉3等海曹が登場し、会場からは大きな拍手が起こりました。三宅3曹は、丁寧に一礼の後、「時の流れに身をまかせ」を熱唱、続いて「アナと雪の女王」より「Let It Go」を伸びやかな歌声と豊かな表情で歌い上げると、会場からは再び大きな拍手が沸き起こりました。

 三宅3曹は、日本大学芸術学部音楽科声楽コース卒業後、平成21年4月に海上自衛隊に入隊し、同年9月、東京音楽隊に自衛隊初の歌手として配属されました。その後、多数のイベントや演奏会で活動し、多方面から多くの支持を受け、ヴォーカルを務めたアルバム「祈り~未来への歌声」は、平成26年3月に「第6回CDショップ大賞2014クラシック賞」を受賞したほか多数の音楽賞を受賞しています。

 コンサート当日は、「三宅さんを見に来ました」という来場者も多く、会場は立ち見が多数見られるほど超満員となり、終演後、三宅3曹は、多くのファンに声をかけられ、サインや握手等に応じていました。笑顔で最後まで握手等に応じていた三宅3曹、このファンを大切にする謙虚な姿勢が人気の秘密かもしれませんね。



INFORMATION

 第29回防衛問題セミナーのお知らせ

テ ー マ : ~今、そこにある危機を考える~ 首都直下地震等の激甚災害への対応 
開 催 日 : 平成26年11月10日(月)14:30~16:30(開場14:00)
会   場 : さいたま市産業文化センター(さいたま市中央区下落合5-4-3)
プログラム : 第1部 パネリストによる講演、第2部 パネルディスカッション

 パネリスト  陸上自衛隊 東部方面総監 磯 部 晃 一

東京消防庁 消防総監

大 江 秀 敏

読売新聞社 主任研究員

勝 股 秀 通
 東京都 危機管理監

宮 嵜 泰 樹

防衛省 北関東防衛局長(コーディネーター)

 渡 邉 一 浩

入   場 : 無料 定員300名(事前申込み制)
問い合わせ先: 北関東防衛局企画部地方協力基盤整備課 ℡048-600-1800(内線2262)



 北関東防衛局ホームページのお知らせ

 平成26年8月29日(金)、北関東防衛局は、防衛省、自衛隊、在日米軍及び北関東防衛局の施策や活動等について、管轄内の住民の方々に理解を深めてもらうことを目的として、当局のホームページをリニューアルしました。

 具体的には、地域住民の方々を対象としたイベント情報及び防衛施設と地域住民との調和を図るための施策(防音事業等)の説明など、地域住民の方々を対象とした内容が中心となっていますので是非ご覧下さい。

www.mod.go.jp/rdb/n-kanto/

問い合わせ先:北関東防衛局総務部広報室      ℡048-600-1804