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北関東防衛局は「防衛省」の地方支分部局で、東京都、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、新潟県、長野県の1都7県を管轄しています。

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 北関東防衛局広報第73号(平成25年9月発行)


さいたまスーパーアリーナけやき広場で熱唱する海自東京音楽隊 三宅3曹

目次

1 特集!ペトリオットPAC-3
2 さいたまスーパーアリーナけやき広場 火曜コンサート
3 防衛施設整備に関する部隊等との意見交換会
4 航空自衛隊入間基地航空祭(11/3)のお知らせ
5 平成25年度自衛官等募集案内


特集!ペトリオットPAC-3

 弾道ミサイル防衛とは?

 近年、北朝鮮の弾道ミサイルの発射などもあり、弾道ミサイルによる脅威が現実のものとなっています。防衛省・自衛隊は、弾道ミサイル攻撃などへの対応により万全を期すため、平成16年度から弾道ミサイル防衛(BMD)システムの整備を開始しています。

 弾道ミサイル防衛は、イージス艦による上層での迎撃と地対空誘導弾ペトリオットPAC-3による下層での迎撃を自動警戒管制システムにより連携させて効果的に行う多層防衛を基本としています。

 今回は、イージス艦と共に我が国の弾道ミサイル防衛の根幹であるペトリオットPAC-3について特集します。



 ペトリオットPAC-3の概要

 ペトリオットPAC-3は、経空脅威に対処するための防空システムの一つであり、主として航空機を攻撃目標としていた従来型のPAC-2と異なり、主として弾道ミサイルを攻撃目標とするものです。

 PAC-3と言えば、左写真の発射機が有名ですが、射撃管制装置、電源車、レーダー装置、アンテナマストグルーブ、複数の装備品で構成されています。また、ミサイルについては、最大16発搭載可能で、ミサイル自体が目標捕捉のための電波を送受信するアクティブ誘導方式となっています


 このPAC-3は、航空自衛隊の関東地区所在の第1高射群、浜松所在の高射教導隊及び第2術科学校、京阪神・中京地区所在の第4高射群、北九州・福岡地区所在の第2高射群に配備されており、本年4月18日には、新たに第5高射群第17高射隊(那覇)及び第18高射隊(知念)についても配備を完了しました。



 関東地区防空の要「第1高射群」

 次に、関東地区防空の要である「第1高射群」の概要を紹介します。第1高射群は、地対空誘導弾による防空と弾道ミサイル等に対する破壊措置を主な任務とし、群本部のほか6つの部隊で編成されています。また、各部隊は関東地区5箇所に分散して配置されており、群本部は、航空自衛隊入間基地に配置されています。

 この部隊は、平成21年3月以降、複数回にわたり、弾道ミサイル等に対する破壊措置命令に基づく任務を行っており、市ヶ谷での状況がよく報道されていました。当該任務に参加した幹部に一番苦労した点について聞いたところ、「絶対に失敗の許されない任務のため、非常に緊張しました。弾道ミサイル等が発射される時期がある程度特定できる場合は、比較的短期間の任務となりますが、いつ発射されるか特定出来ない場合は、任務が長期間となるため、精神的にも肉体的にも厳しく気力・体力を維持するのに一番苦労しました。」と答えてくれました。



 様々な訓練を実施!100kmマラソンも

 第1高射群の訓練については、シミュレーションやシナリオを使用した「防空戦闘訓練」及び「弾道ミサイル対処訓練」、ペトリオットの各器材を実際に移動させ迎撃態勢を整える「機動展開訓練」等を実施しており、また、実弾射撃訓練については、年1回、米国のニューメキシコ州マクレガー射撃場で行っています。

 また、同部隊は、体力練成訓練にも力を入れており、例えば、田中群司令以下第1高射群の各隊長等8名による100㎞マラソン(約22時間3分)、23名による100㎞リレーマラソン(5時間53分)、28名による24時間耐久リレーマラソン(約333.3㎞)など陸上自衛隊も驚く訓練が行われています。それにしても、群司令自ら100㎞マラソンとは、さすが実動部隊の指揮官、頭が下がります。

 なお、第1高射群は、来年部隊創立50周年を向え、平成26年7月1日に記念式典を予定しています。

火曜コンサート ~さいたまスーパーアリーナけやき広場~

 海上自衛隊東京音楽隊が演奏!

 8月6日(火)1210~1250、さいたまスーパーアリーナけやき広場において、海上自衛隊東京音楽隊による「火曜コンサート」が行われました

 東京音楽隊は、陸自中央音楽隊や空自航空中央音楽隊と並び、海上自衛隊を代表するセントラルバンドとして、今上天皇即位の礼、皇太子殿下ご成婚パレードをはじめ、オリンピック、世界陸上競技会等の国家的な行事に参加しており、また、世界各地の港を中心に音楽を通じての国際親善にも貢献しています。

 コンサート当日は、音楽科長の高野1海尉の指揮により、人気アニメの宇宙戦艦ヤマトメドレーなど様々なジャンルの曲が演奏され、集まった観客のほか昼時間に食事に向かう人々が足を止めて演奏・歌を聴き入っていました。



 海自の歌姫も熱唱!

 火曜コンサートには「海自の歌姫」と言われている三宅由佳莉3曹(ソプラノ)も透き通る声で熱唱しました。観客の中には、その歌声に感動し「涙が出てきました」と話している人もいました

 三宅3曹は、日本大学芸術学部音楽科声楽コース卒業後、平成21年4月に海上自衛隊に入隊し、同年9月、東京音楽隊に初の歌手として配属されました。ジャンルにとらわれないその歌声は、これまで多くの支持を集めており、中でも「歌と吹奏楽」という新たなスタイルへの取組みは、多方面から高い評価を受けています。8月28日には、「祈り~未来への歌声」でCDデビューしましたが、これには、東日本大震災の被災者への応援歌として制作された「祈り~a
prayer」も収録されています

 三宅3曹は、当日、歌以外でも、ファンからサインを求められたり、取材にきたテレビ局からインタビューを受けたりと大忙しでした。翌日は、テレビでもその活躍が紹介されており、今後の活躍が期待されます。



防衛施設整備に関する部隊等との意見交換会

 意見交換会に125名参加!

 8月8月(木)、北関東防衛局において、管内の陸海空自衛隊及び機関の施設担当者が一同に集い、防衛施設整備の現状に対する理解を深めてもらうとともに、相互連携の強化を図ることを目的として意見交換会を行いました。

 今年で6回目となる意見交換会は、管内の駐屯地・基地及び関係機関から計94名が参加、また、北関東防衛局からは調達部長をはじめ関係職員31名が参加し、建設工事の円滑な実施や既発注工事の状況等について理解を深めてもらいました


 北関東防衛局としては、今後も継続的に意見交換会を行い、部隊等との緊密な信頼関係を築き、防衛施設整備の円滑な執行を行い、防衛力の向上を図って行きたいと考えています。



 北関東防衛局が映像伝送装置の活用を紹介

 当日の意見交換会においては、北関東防衛局の新たな取組みである映像伝送装置の活用の試行についても説明が行われました。この映像伝送装置は、インターネット回線に対応した装置で、大がかりな器材やアンテナなどを使わずに、スマートフォン等を利用し、手軽に映像及び音声によるライブ中継が可能となり、リアルタイムで現場に指示を出すことができるものです。

 震災時等における防衛施設の被害状況の把握及び安全性の確認を担当する北関東防衛局において、当該業務を迅速且つ効率的に行うため、本年3月、映像伝送装置が導入され、工事現場における進捗状況の確認等の検査・監督業務や若手職員の現場教育・指導等にも活用していきます。

 北関東防衛局は、今後も震災時等に自衛隊がその能力を十分に発揮出来るように、建設工事に関する技術的な観点から支援してまいります。



航空自衛隊入間基地航空祭(11/3)のお知らせ

 10月3月(木)、東京都羽村市生涯学習センター「ゆとろぎ」で、平成25年度在日米軍従業員永年勤続者表彰式が行われました。この表彰については、在日米軍施設において勤務する従業員の10年、20年、30年、40年の永年にわたる功労を称えるものです

 式典では、最初に、永年勤続者191名の代表者に表彰状の授与と記念品の贈呈が行われ、次に、北関東防衛局長と第5空軍法務部長等から祝辞が述べられました。最後に従業員を代表して、太平洋空軍航空郵便中隊所属の藤田さんが、「これからも在日米軍施設の円滑な運営のため、従来にも増して職務の遂行に励み、日米両国の架け橋としての役割を果たして参ります」と挨拶しました。