新型護衛艦「しらぬい」海上公試始まる〜長崎防衛支局〜
 
 ≪概要≫
 平成30年7月5日(木)及び6日(金)、「あさひ」型護衛艦の2番艦「しらぬい」の第1回及び第2回海上公試を実施しました。

 海上公試とは、建造中の艦船が要求どおりの機能・性能が発揮できるかどうかを、実際に走らせて確認するものです。今回は錨を投入する試験、フィンスタビライザ(船体の動揺を抑える装置)の作動試験、エンジン出力の設定調整などを実施しました。

 特に、6日(金)の第2回海上公試には三貝哲九州防衛局長が乗艦し、全速力で走りながら左右一杯に舵を切り船体が大きく動揺するなどの試験中の様子を興味深く視察しました。

 「しらぬい」は今年度末の引渡しまでにあと30回の海上公試を控えておりますが、建造工程も最終コーナーに差し掛かったといった状況です。引き続き長崎防衛支局は監督・検査を通して、新型護衛艦「しらぬい」が見事ゴールテープを切ることが出来るよう務めて参ります。
      
乗船風景  説明を受ける三貝局長(中央)
 
錨投入試験 

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