新型護衛艦「あさひ」海上公試始まる〜長崎防衛支局〜
  
 ≪概要≫

 平成29年7月5日(水)、新型護衛艦「あさひ」の第1回海上公試が開始されました。当初は前日開始の予定でしたが、台風3号の影響により一日遅れのスタートとなりました。

 海上公試は、建造された艦船を海上で実際に運航し、要求通りの機能・性能発揮できるかを確認するために、建造所から防衛省への引き渡し前に実施される試験です。

 新型護衛艦「あさひ」の海上公試は、平成29年7月5日から翌30年3月まで、計35回に亘り実施される予定であり、第1回(7月5日実施)と第2回(7月6日実施)帰港することなく連続して行いました。

海上公試の試験項目は多岐にわたり、今回は主として機関部についての項目(全速力での航走や後進の際の影響確認、船体動揺時の影響確認など)を実施しました。

今年度末の建造所からの引渡しに向けていよいよ最終コーナーに差し掛かったといった状況です。長崎防衛支局としては、引き続き監督・検査を通して、新型護衛艦「あさひ」が見事ゴールテープを切ることが出来るよう務めて参ります

      
新型護衛艦「あさひ」()海上公試に臨む検査官  甲板上で試験状況を確認する検査官
(
灰色作業服)

試験状況の説明を受ける検査官

試験結果についてぎ装員と論議する検査官  試験後の報告会(左手前が検査官)

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