海上自衛隊敷設艦「むろと」就役
  
 日時:平成25年3月15日(金)
 場所:三菱重工業株式会社下関造船所
 
 ≪概要≫ 
 

 3月15日、敷設艦「むろと」の引渡式及び自衛艦旗授与式が三菱重工業下関造船所で行われました。 式典には、防衛省から河野海上幕僚長、細谷海上幕僚監部装備部長、佐藤装備施設本部副本部長、吉田佐世保地方総監、小座間長崎防衛支局長など、三菱重工業から大宮取締役社長、椛田下関造船所長など多数が出席しました。
 同艦は、昭和54年度に就役した敷設艦の老朽化による除籍に伴い、平成21年度に計画されたもので、全長131メ−トル、全幅19.0メ−トル、深さ11.0メ−トルで、7,500馬力、最大速力は16ノット。ケーブル敷設装置や海洋観測装置を備え、水中機器の敷設や海洋観測などの任務にあたります。平成23年9月に起工、平成24年7月に「むろと」と命名され進水し、その後、ぎ装工事を行い今般就役したもので、この間、長崎防衛支局は、建造工事の監督、検査など同艦の完成に貢献しました。 
 式典で、河野海上幕僚長は防衛省を代表して、「1つの艦の伝統は、初代乗組員によって築かれることから、艦長の統率の下、一致団結して任務に精励し、より良き伝統を築くよう希望する。」と訓示しました。
 式典終了後、艦長の染田1等海佐統率のもと、約110名の乗組員が家族や関係者など多くの方々の見送りを受けながら、三菱重工業下関造船所を出港しました。


引渡式(受渡書授受) 自衛艦旗授与式 乗組員乗艦 
自衛艦旗掲揚 出港する「むろと」に手を振る
河野海上幕僚長(左)と
吉田佐世保地方総監(中央)
出港する敷設艦「むろと」

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