平成30年度計画護衛艦1番艦 命名・進水式 艦名「もがみ」
  日時:令和3年3月3日(水)
  場所:三菱重工業株式会社長崎造船所
 ≪概要≫


 令和3年3月3日(水)、長崎県長崎市に所在する三菱重工業株式会社長崎造船所において、平成30年度計画護衛艦1番艦の命名・進水式が執り行われました。

1番艦は、搭載を予定していたガスタービン主機の損傷等により工事進捗に遅れが生じたため、三井E&S造船玉野艦船工場で建造中の2番艦「くまの」の命名・進水式から約3ヶ月遅れての式典となりましたが、式典当日は晴天に恵まれ、出口佐世保地方総監、三原長崎防衛支局長、支局員そして三菱重工業株式会社の関係者が見守る中、粛々と行われました。

命名式では、佐世保音楽隊による国家吹奏に引き続き、防衛省代表の出口佐世保地方総監が命名書を読み上げ、「もがみ」と命名されました。「もがみ」は山形県を流れる一級河川の最上川に由来しています。また、この艦名は、旧海軍の通報艦「最上」、最上型重巡洋艦「最上」及び海上自衛隊のいすず型護衛艦2番艦「もがみ」に続き4代目になり、初代「最上」及びいすず型護衛艦「もがみ」も同造船所で建造されております。

命名式に引き続き、立神艦船製造部長の進水準備完了の合図により、出口佐世保地方総監が斧を振り下ろし、支綱の切断を行いました。くす玉が割れ佐世保音楽隊が奏でる軍艦マーチのなか、艦番号1「もがみ」は船台からゆっくりと海に向け移動し、進水しました。

「もがみ」は令和4年4月頃就役予定であり、これから就役に向けた本格的なぎ装工事及び海上での確認運転等が計画されています。九州防衛局長崎防衛支局では引き続き、監督・検査に万全を期して参ります。

           
   ▲自衛艦命名式(出口佐世保地方総監から「もがみ」と命名)
   
  ▲進水式(護衛艦「もがみ」が船台から海に移動し進水)


                                写真:海上自衛隊


九州防衛局のホームページは、「ウインドウサイズ:700×768以上」、「文字サイズ:中」で最適に表示されるよう作成しております。

Copyright(c) 2007 Kyushu Defense Bureau,All rights reserved.