米軍再編に係る訓練移転の支援
 ≪概要≫ 
  令和2年10月26日〜11月5日にかけて令和2年度日米共同統合演習(実動演習)「キーン・ソード21/02FTX」が日本周辺海空域、各自衛隊、在日米軍施設において実施されました。

 本訓練は、武力攻撃事態等における自衛隊の運用要領及び日米共同対処要領を演練し、自衛隊の即応性及び日米の相互運用性の向上を図るものです。
 この日米共同統合演習の中で九州防衛局の管内において、主な訓練として以下の訓練が行われ、当局がその支援を行いました。
 

 【米軍再編に係る嘉手納飛行場から新田原基地への訓練移転】

 令和2年10月26日〜11月5日の間、航空自衛隊新田原基地を拠点に米空軍嘉手納飛行場所属のF15戦闘機12機が参加した日米共同訓練が実施されました。
 本訓練は、二国間の相互運用性の向上及び米軍飛行場の周辺地域における訓練活動の影響を軽減することを目的に実施されており、今回は四国沖空域等において戦闘機戦闘訓練等を実施しました。
 同訓練の実施に当たり、九州防衛局は10月19日〜11月11日の間、職員を派遣し、九州防衛局現地対策本部を航空自衛隊新田原基地に開設するとともに関係自治体等に訓練の情報提供などを行いました。


 【米軍再編に係る回転翼機及びティルト・ローター機等の沖縄県外への訓練移転】

 令和2年10月26日〜11月5日の間、海上自衛隊鹿屋航空基地を拠点に米海兵隊普天間飛行場所属のMV−22オスプレイ4機が参加した日米共同統合演習が実施されました。
 本演習は、沖縄県外での訓練の一層の推進を図り、訓練活動に伴う沖縄の負担を軽減することを目的に実施されており、今回は鹿児島県十島村の臥蛇島及び同周辺海空域においてヘリボン訓練等を実施しました。
 同演習の実施に当たり、九州防衛局は10月22日〜11月6日の間、職員を派遣し、九州防衛局現地連絡所を海上自衛隊鹿屋航空基地に開設するとともに関係自治体等に訓練の情報提供などを行いました。

 九州防衛局としては、訓練の実施に当たっては、地元自治体、周辺住民の方々の御理解と御協力が不可欠であると考えており、今後とも地元自治体、周辺住民の方々の不安や懸念を解消すべく適切な情報提供等を行うなど誠心誠意努力してまいります。 

 
▲新田原基地の現地対策本部の様子   ▲訓練に向かうF−15戦闘機
▲日米での集合写真(新田原基地)  鹿屋航空基地の現地連絡所の様子
訓練の様子(その1)  訓練の様子(その2)

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