令和元年度計画護衛艦の起工式を開催
  日時:令和2年7月15日(水)
  場所:三菱重工業株式会社長崎造船所
 ≪概要≫

 令和2年7月15日(水)、三菱重工業長崎造船所において、令和元年度計画護衛艦(以下「01FFM」という。)の起工式が行われ、式典には、佐世保地方総監(中尾海将)、佐世保造修補給所長(佐々木1佐)、長崎防衛支局長(二又事務官)以下支局員、そして三菱重工の関係者が出席しました。

 01FFMは、新型護衛艦の3番艦、4番艦として建造され、基準排水量3900t、長さ132.5m、幅16.3m、深さ9mで、現在三菱重工業長崎造船所で建造中の1番艦、三井E&S造船玉野艦船工場で建造中の2番艦とぎ装統一を図ったコンパクト且つ多機能な艦艇です。

 起工式では、地元長崎の「諏訪神社」の宮司によって神事が行われ、工事と艦艇の安全が祈念されました。式典中の「起工の儀」において、佐世保地方総監と長崎防衛支局長による艦底部分の板材及び記念プレートへのサインを施した後、建造工事が開始される溶接スイッチを押下。三菱重工業長崎造船所の工員の溶接機械が作動しました。なお、今回の起工式はコロナ禍に伴い式典の映像を三菱重工業横浜製作所に伝送し、自衛隊関係者が視察をする初めてのリモート起工式を試み、参加者から好意的な意見がありました。

 なお、3番艦は令和3年1月からドック内でブロック搭載、6月頃に進水し、令和4年12月頃に引渡。4番艦も同様に令和5年3月頃に引渡となる予定です。

   
▲溶接開始(起工の儀)  ▲リモート起工式(三菱重工業横浜製作所)
  の様子
    
 
  ▲01FFM起工式での集合写真

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