第35回防衛問題セミナー開催概要
開催日時:平成30年7月2日(月)1830~2030
開催場所:市民会館シアーズホーム夢ホール(熊本市民会館)
     (熊本県熊本市)
     ※事情により会場が急遽変更になりました。

█ テーマ:熊本地震と自衛隊 ~地域とともに歩む西部方面隊~
 ○第1部
  演題:「西部方面隊の役割と活動」  

  講師:西部方面総監部防衛部長 1等陸佐 垂水 達雄(たるみ たつお)
 ○第2部
  演題:「熊本地震における対応」  

  講師:西部方面特科連隊長  1等陸佐 井上 亙(いのうえ わたる)
  議事概要は後日掲載します

島眞哉九州防衛局次長による挨拶 西部方面総監部防衛部長垂水1佐による講演
西部方面特科連隊長井上1佐による講演
 7月2日(月)、九州防衛局は熊本県熊本市の熊本市民会館において、「熊本地震と自衛隊 ~地域とともに歩む西部方面隊~」と題し、『第35回防衛問題セミナー』を開催しました(来場者約90名)。
 主催者を代表して島眞哉九州防衛局次長からの挨拶の後、2部構成での講演が行われました。

 講演の第1部は、「西部方面隊の役割と活動」と題して、陸上自衛隊西部方面総監部防衛部長の垂水達雄1等陸佐が、西部方面隊の概要、体制改革及び災害派遣活動などについて説明しました。

 第2部は、「熊本地震における対応」と題して、陸上自衛隊西部方面特科連隊長の井上亙1等陸佐が、熊本地震の概要及び熊本地震への自衛隊の対応について説明しました。

 今回のセミナーでは、平成28年4月に発生した熊本地震の記憶も新しい中、来場者の防災に対する関心が高く、質疑応答においては、「物資輸送も重要だが、避難場所における衛生面の対応も重要であり、地域の病院と自衛隊との連携が必要ではないか。」、「熊本地震では、救援物資があふれているところ(避難所)と不足しているところがあった。」などの質問や意見が寄せられ、災害時における自衛隊の活動への市民の期待が大きいことが示され、盛況なセミナーとなりました。

 九州防衛局では、今後とも防衛省の諸施策や自衛隊の活動についてより多くの方々に理解していただくため、九州各地で『防衛問題セミナー』を開催していく予定ですので是非ともご参加ください。


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