第13回防衛問題セミナー開催概要
  開催日時:平成22年7月8日(木)
  開催場所:鹿児島県鹿児島市(鹿児島商工会議所ビル 4階アイムホール)

会場全景(鹿児島商工会議所ビル 4階アイムホール

テーマ
ソマリア沖・アデン湾における海賊対処活動について
講 師: 海上自衛隊第2護衛艦隊司令 
        在原 政夫 1等海佐

 
≪セミナー概要≫
 

7月8日(木)、鹿児島県鹿児島市の商工会議所ビル内アイムホールにおいて、第13回防衛問題セミナーを開催しました。

今回は、「ソマリア沖・アデン湾における海賊対処活動について」と題し、第2次派遣海賊対処水上部隊指揮官として、現地で海賊対処の任務に従事されていた第2護衛隊司令 在原政夫1等海佐を講師に迎えて行いました。当日は、約80名の聴衆で会場が埋まる中、最初に当局の木坂局長がセミナー主催者として挨拶し、九州防衛局の役割や本日のテーマ等について述べた後、講師を紹介しました。

講演において、在原1等海佐は、海賊の実態や海外の部隊との役割分担、支援を受ける民間船との調整方法、厳しい自然環境など、現場ならではの経験や、日本が行う海賊対処活動の意義などについて、スライドを使用しながら分かりやすく説明しました。

講演の後の質疑応答の際には、ソマリア沖・アデン湾において護衛を受けた経験がある民間輸送船舶の船長から「自衛隊の艦船が見えた時には涙が出るほど嬉しかった。」と感謝を述べながら感極まる場面も見られました。

九州防衛局では、防衛省の諸施策についてより多くの方々から理解と協力が得られるよう、今後も各地でセミナー等を開催する予定です。

≪セミナー風景≫

講演前に挨拶する木坂愼一九州防衛局長


講演する海上自衛隊第2護衛艦隊司令 在原政夫1等海佐
 
配付された資料は、第12回防衛問題セミナーと同様です。
  

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