第11回防衛問題セミナー開催概要 |
開催日時:平成22年3月19日(金)
開催場所:長崎県佐世保市(アルカスSASEBO) |
会場全景(アルカスSASEBO)
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テーマ
ソマリア沖・アデン湾における海賊対処活動について |
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講 師
海上自衛隊第2護衛隊司令
在原政夫1等海佐
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≪セミナー概要≫
3月19日、佐世保市のアルカスSASEBOにおいて第11回防衛問題セミナーを開催しました。
ソマリア沖・アデン湾では、我が国関係船舶を海賊行為から防護するため、平成21年3月13日に海上警備行動が発令され3月30日から護衛を開始。
その後、平成21年6月19日、「海賊行為の処罰及び海賊行為への対処に関する法律」が成立し、現在(3月23日現在)までこの法律に基づく派遣自衛隊の部隊による護衛活動は119回にわたり行っています。
セミナーでは、最初に当局木坂局長が九州防衛局の役割や防衛省における海賊対処活動について説明し、続いて平成21年7月24日から11月4日まで、アデン湾における第2次派遣海賊対処水上部隊指揮官として海賊対処の任務にあたった海上自衛隊第2護衛隊司令 在原政夫1等海佐が多くの民間輸送船が航行するアデン湾における海賊行為の実態や海賊対処活動などについて講演されました。
来場された方は、スライドで紹介される海賊対処の活動状況や補給地であるジブチの事情など熱心に聴講されていました。
九州防衛局では、今後も多くの方に防衛省の諸施策に対する理解と協力が得られるよう、各地でセミナーなどを開催する予定です。
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≪セミナー風景≫ |
講演前に挨拶する木坂愼一九州防衛局長
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講演する海上自衛隊第2護衛隊司令在原政夫1等海佐
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