自衛隊山形地方協力本部

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防災アドバイザーの活動について

 上山市役所庶務課危機管理室 防災専門員 佐藤 政明

 私は、2018年9月(平成30年)に陸上自衛隊を定年後、上山市庶務課危機管理室防災専門員として勤務しています。自治体の防災関連の職に就きたいと考えた理由は2つありました。1つ目は、自衛隊在職間、訓練・防衛関連の職に携わることが多く、この経験を第2の職場で生かしたいと思ったこと、2つ目は、長年勤めた自衛隊と自治体の架け橋となり、自衛隊のことを少しでも市民の方々などに理解してもらえるような職に就きたいと考えたからです。
 防災専門員としての日頃の業務は、「防災ラジオの無償貸与」、「避難行動要支援者」に関する業務を主として担任しており、危機管理室全体に関連する業務としては、市の防災訓練、地域防災計画の修正、出前講座、山岳における行方不明者の捜索等の一部を担当しております。また、庶務課全体の業務としては、市が行う新年会等の支援も実施しております。市役所で勤務した当初は、自分の考えていたイメージと違うこともあり戸惑いもありましたが、約1年半勤務し何とか庶務課の方々に支えられながら、与えられた業務をこなしているところです。
 私が防災専門員として考えている(目標としている)ことは、市民一人一人の方が日頃から防災に関する知識を高め災害に備え準備を万全にして、災害が発生しても被害を減災できる環境を作っていきたいということです。山形県はここ数年大きな災害もなく、住みよいところです。しかし、蔵王山の噴火、活断層が市内を縦断していることなど、いつ災害が発生してもおかしくない状況にあります。このような特性を踏まえ自分の置かれた環境の中において、自学研鑽に励み出前講座、市防災訓練等において市民の方々の防災意識高揚を図っていきたいと考えています。
  最後になりますが、山形県内においても防災専門員等の職に就く方々が年々増えてきています。これらの方々と連携を図りながら業務を推進し、目標を達成できるごとく努力していきたいと思っています。

 山形市防災アドバイザー 佐藤 明

 2016年8月に陸上自衛隊を定年退官後、山形市防災対策課の防災アドバイザーとして勤務しています。自治体の防災関係の職に就きたいと思ったきっかけは、「阪神淡路大震災や東日本大震災など、さまざまな災害現場で活動し、これまでの経験を活かし、社会や今まで勤務した自衛隊に少しでも貢献したい」と考えたことです。
 防災アドバイザーとしての役割は、山形市の大規模災害への対応や危機管理の強化です。具体的に実施していることの一つ目は、自治体が実施する訓練の助言です。特に山形市役所の災害対処本部訓練については、昨年初めて本格的な訓練を実施しましたが、十分な訓練はできませんでした。発災時の災害対策本部での応急対処の訓練を今後しっかりやらないと大きな災害時には対応できません。災害対処本部が災害時に十分機能できるように訓練に対し助言することが大きな任務であると思っています。
 次に市民防災意識の高揚です。熊本地震では、家具等の転倒防止策ができていなかったこと、3日程度の食料の備蓄が不十分であったこと等が報告されています。山形市は過去大きな災害がなかったため、こういった自らを守る備え(自助)の部分の意識がやや低いことに気づきました。そのため、各地区での出前講座等を通じて防災意識を高揚することが私が具体的に実施していること2つ目であり、山形市民の皆さんに災害に対して常日頃どんな備えをしておくべきか、いざ災害が起きたらどうすべきかといった話をさせてもらっています。
 具体的に実施している3つ目は自衛隊の広報です。山形市は自衛隊の演習場が近くになく、山形市民が自衛隊車両を含め、自衛隊に触れる機会はほとんどありません。東根市に駐屯地があることもご存知ない方もおられます。このため、出前講座の際は自衛隊ビデオ、最近は熊本地震で活動した内容のものを紹介したり、過去の震災の活動の話をしたりと、少しでも自衛隊の活動を知ってもらうようにしています。
 最後になりましたが、全国各地で自衛隊OBが採用され、自衛隊OB間での情報交換も大きく役立っています。山形県内の自治体でも自衛隊OBが採用されていますが、採用している自治体はまだ少数です。平常時に私たち自衛隊OBが尽力し、自衛官OBの採用を促すことも重要であり、引いては県全体の地域防災力を高めることにつながるという自負を持って今後更に努力していきたいと考えています。

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