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本部長からの市ヶ谷レターvol.20

2020.1.1

岸良本部長紹介

 皆さん、新年明けましておめでとうございます。
 今年も自衛隊東京地方協力本部を宜しくお願い致します。
 昨年、令和の御代となりましたが、東京地本は、創立63周年を迎えることができました。 これも偏に諸先輩方のご努力及び協力諸団体や地域の皆様方のご支援・ご協力の賜物と年頭にあたり、改めて感謝申し上げます。
 全国的に少子化・高学歴化の進展のほか、近年の好調な景気・雇用状況などにより自衛官の募集環境は厳しい状況にありますが、 東京地本としては「厳しい」という言葉に甘んじてはいけないと考えています。 東京における大学・専門学校・高校の合計数は927校であり全国の11%、学生数は121万7千名であり全国の18%です。 そして若年人口(15~29歳)は、ここ10年を比較すると全国では激減しているのに対し、東京ではほぼ横ばいです。 しかしながら東京における高校卒業者の大学進学率は全国で最も高い62%、高校から就職する学生は全国で最も低い7%です。 また東京の有効求人倍率はリーマンショック後の平成21年度は0.6でしたが、それ以降右肩上がりで高くなり、 平成30年度には全国平均が1.6のところ、全国で最も高い2.1です。総括しますと東京の場合、 募集対象者は以前と変わらず多いものの、自衛官という職業を選択する可能性が低くなっていると言えます。
 以前から東京地本は、東部方面隊への貢献のみならず、全自衛隊の人材確保の命運を担っていると思いますが、 今後の地方の若年人口減少等を考慮した場合、 東京地本に対する期待や求められる成果はこれまでとは比較にならないほど高くなっていくと推察します。
 このような認識のもと部員一同、心も新たに「全国筆頭地本・リーディング地本」の地位を深く肝銘するとともに、 誇りを持って、その役割を果たしてまいります。 そして募集・援護・予備自衛官等の各種目標を情熱と執念をもって達成できるよう専心職務に邁進する所存です。 引き続き皆様のご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 結びに、安岡正篤先生の年頭自警を紹介させていただきますとともに皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げ、年頭のご挨拶と致します。

一、年頭まず自ら意気を新たにすべし
二、年頭古き悔恨を棄つべし
三、年頭決然滞事を一掃すべし
四、年頭新たに一善事を発願すべし
五、年頭新たに一佳書を読み始むべし

自衛隊東京地方協力本部長 岸良 知樹

新年のご挨拶