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2018.7.29

　今年は梅雨明けが早く、長い間猛暑が続いていますが、皆様、体調を壊されたりしていないでしょうか？ この度の西日本豪雨に伴う災害によって、多くの県で犠牲になられた方々に対し哀悼の意を表しますとともに、 被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。

　私も６年前は岡山で勤務しており、晴れの国と言われる程、降水が少なく、災害も少ないと言われていた地域で、 大きな被害が出たことに驚きを隠せませんでした。１日も早い復旧・復興を望むばかりです。

　さて自衛官は、年に２回、全国的に大きく人事が動く定期異動の時期があります。ひとつは３月２３日、そしてもうひとつが８月１日です。 自衛官は転勤が多いことをご存知かと思いますが、異動して人が入れ替わることによって、そこに新しい風が入り、新しい仕事の手法、 アイデア、工夫が生まれることで、組織が活性化していきます。もちろん引越しや子供さんの転校など大変さは付き物ですが、異動した後、 多くの隊員たちは新たな土地、環境、職場で勤務する経験を持てたことを良かったと語るのです。転勤はどうもねぇ・・・ と思っている隊員の背中をそっと後押ししてくれるのが、この「定期異動」なんですよ。

　かく言う小職も、８月１日付で自衛隊東京地方協力本部長の職を離任することとなりました。昨年８月に着任してからあっという間に駆け抜けた１年間でしたが、 皆様にはいつも「イーストサイドストーリー」、そしてこの「本部長からの市ヶ谷レター」をご覧いただき、またいつも東京地本を応援してくださって、 心から感謝申し上げます。自画自賛で恐縮ですが、１年間素晴らしい地本の職員たちに囲まれて勤務できたことを嬉しく思っています。みんな、ありがとう！！

　皆様におかれましては、これからも引き続きどうか東京地本へのご支援、ご協力を賜りますよう切にお願い申し上げ、 私からの市ヶ谷レターを締めくくらせて頂きます。本当にありがとうございました。

自衛隊東京地方協力本部長　楠見　晋一