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本部長からの市ヶ谷レターvol.15

2019.6.5

荒井本部長紹介

 皆さん、こんにちは。
 青葉深く気持ちの良い季節になりましたと言いつつ、間もなく梅雨を迎える時期ですが、 いかがお過ごしでしょうか。5月連休明け以降、東京地本は一般幹部候補生・曹候補生の採用試験、 協力団体の研修・定期総会のお手伝い等々、多正面にわたり地本全力で仕事をしていますが、 今回はそのような中でも防災訓練と広報活動で大きなイベントがあったので紹介します。
 まず、防災訓練です。5月下旬の約1週間、自衛隊全体として首都直下地震対処の訓練(自衛隊統合防災演習)を実施しましたが、 今回の訓練の大きな特徴は、都庁をはじめとする関係自治体や公共機関も参加したことです。 東京地本には災害時の地域との連携という任務があり、特に発災当初は、企画室という防災担当部署から連絡員を都庁の指揮所に派遣して、 練馬所在の第1師団司令部の現地調整所が到着するまでの間の都庁の動きの確認や部隊の初期活動の調整等を実施します。 今回は訓練の中のリアルタイムの動きの中で、都庁防災部門の方々と一緒に、実際にやるべきことを確認したり、 課題を見つけ、その解決策を導いたりと、非常に有益な訓練となりました。 引き続き都民の皆さまの安全・安心確保のために、努力して行きたいと思います。
 もう一つは、5月18~19日に晴海ふ頭で行われた「東京みなと祭」における東京地本の広報活動の紹介です。 地本が海上自衛隊の護衛艦「てるづき」の参加を調整、実際に晴海ふ頭に接岸してもらい、 一般の皆さまへの艦艇公開等のイベントを実施しました。もちろん、 ふ頭では募集に関する説明ブースを設置したり、陸上自衛隊からも第1師団の偵察警戒車や偵察用オートバイの展示を行ったりと、 みなと祭全体でも2日間で約7万人の方々に来場をいただいたようで、大いに自衛隊のPRもできました。
 防災活動と広報活動、一見すると両極端の活動のように思われますが、 我々東京地本にとっては、都民の皆さまとの大事な「つながり」、安全・安心していただくための仕事、 という大きな括りの中での活動と捉えております。 募集・援護・予備自衛官業務等と同じように大事な活動であるということをご理解いただければ幸いです。

自衛隊東京地方協力本部長 荒井 正芳

てるづき

長蛇の列となった護衛艦てるづき

装備品

第1師団による装備品展示