任務

 自衛隊の任務は「わが国の平和と独立を守り、国の安全を保つため、直接侵略及び間接侵略に対しわが国を防衛することを主たる任務とし、必要に応じ、公共の秩序の維持にあたる」ことです。これら任務を遂行するため、約23万人の陸・海・空の自衛官たちが国内外で活躍しています。

活動

 全国で約260ヶ所を越える駐屯地や基地に陸・海・空の多様な機能を備えた部隊を配置し、それぞれの自衛官たちが多様な職種・地域で活動しています。また、的確かつ迅速な任務が必要となるため、自衛隊の学校、教育部隊等で、自衛官としての資質を養い、日々の教育訓練を通じ、多様な職種・職域に適応できる知識や技能の修得、基礎体力の維持向上に励み、国の安全を保つため、日々努力をしています。
  さらに、自衛隊が教育訓練などで学んだ経験を生かし、国際平和維持活動など遠く海外でもさまざまな活動を行うなど、自衛隊は世界の平和と安全に向けて、これからも地球的規模の協力を主体的・積極的に進めていきます。

陸・海・空自衛隊

陸上自衛隊 Japan Ground Self-Defense Force

 北海道から沖縄に至るまでに約160の駐(分)屯地があり、皆様の社会生活に一番近いところで、国外からの侵略を未然に防止するとともに、万が一、侵略があった場合の防衛任務を遂行します。
また、平成23年発生した東日本大震災のような未曾有の大規模災害での救助活動や、海外での国際平和維持活動への参加、不発弾等の処理などの活動を行っています。約15万人という人的資源をもつ陸上自衛隊にとっての最大の力、財産は、まさしく「人材」です。仕事に必要な知識や技能を教育訓練の中で修得し、国内外においても適切な判断、活動ができるプロフェッショナル集団です。

陸上自衛隊ホームページ


陸上自衛隊 Japan Maritaime Self-Defense Force

 わが国は四方を海に囲まれた島国です。これは、わが国に対する脅威が常に海を経由して来ることを意味しています。また、資源の乏しいわが国は、国民生活の基盤となる物資の殆どを海外に依存しており、その9割以上が世界中に広がる海上輸送網を利用しています。このような地理的・経済的特性を踏まえて、国土の防衛と周辺海域における海上交通の安全を確保することが海上自衛隊の主な任務です。また、陸上自衛隊同様、大規模災害等各種事態での救援活動や砕氷艦しらせによる南極観測への協力、ペルシャ湾における機雷の除去などの国際平和協力業務などの世界を見据えた幅広い仕事に従事しています。

海上自衛隊ホームページ


陸上自衛隊 Japan Air Self-Defense Force

 空において相手の戦力を上回り、大きな損害を受けることなく作戦を遂行する(これを「航空優勢」と呼びます)ための中心的な役割を担っています。「航空優勢」は陸・海作戦にも大きな影響を与えるものですから、その意味で航空自衛隊は、日本の防衛の「鍵」と言えます。領空へ侵入してくる航空機へ戦闘機を緊急発進させるなどの措置は、他の組織が代わることのできない大切な役割です。また、陸上自衛隊同様国際平和維持活動による海外での物資輸送等、日本の平和と安定、そして独立を守るために日夜、日本の空を守っています。

航空自衛隊ホームページ

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