遠洋航海ベトナム編
 

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初めての海外は短期の遠洋練習航海(ミニ遠航)というものに参加した時にグアム・ベトナムをまわり、約1ヶ月間で日本に戻ってくるものでした。
入隊後2年経過してから行きましたので、艦の仕事には多少慣れてからの出国ですが、初の長期出港で不安がいっぱいでした。

もちろん本当は行きたくは・・・ゴホッ!ゴホッ!(失言でした。すみません;)

出港してしまえば逃げること(笑)もできませんから諦めがついて覚悟が決まります。

日本を出港して訓練をしながら、約十数日をかけて最初の入港地グアムへと行きました。

この航海の目的は将来艦艇勤務をする若手幹部の教育(艦に慣れさせるためと、基本的な仕事と訓練の勉強)を主としてますから、乗員は教官となり艦のいろいろな事を教えながら航海します。

 日ごろの行いが良いのか特に機械の故障等も無く、南国のグアムに無事入港しました。

 入港と言えば海上自衛官にはお待ちかねの上陸(外出)があります。
上陸が許可されると久々の陸地で嬉しいのか、いつの間にか当直員(艦内で何かあった時のために待機する人)を残し、ほとんどの乗員が飛び出していきます。

 私の方はというと、初めての海外で右も左も分からないので先輩に連れ(拉致)られ、米軍の所有するプライベートビーチへ。幸いにもグアム停泊中は快晴に恵まれ、
この日も5月だというのに日差しが肌に突き刺さるほどのギラギラした太陽が青空にありました。



 海に着くとここが南国の楽園というに相応しい、高い透明度を誇るコバルトブルーの海と真っ白い砂浜、そして突き抜けるような青空が広がっておりました。

 先輩たちは趣味のサーフィンにすぐに没頭してましたが、出来ない私は海辺の探索へ。見知らぬ土地の生き物を見て歩くのは面白いもので、
日本にはいない生き物がたくさんいます。ウィンドウショッピングや市街観光もいいですが、その土地の自然に触れてみるのもいい経験になるものです。

 いつの間にか日も暮れて帰艦したのですが、楽しい時間の代償が大きかったです。南国特有の日差しはなかなか殺人的で、日焼けで全身真っ赤に火傷のような感じに・・・。
というか、火傷そのものですね!水ぶくれで大変でした!その後の航海がかなり辛いものとなったのは言うまでも無いですねw

 ええ、実を言うと私は海上自衛官なのに夏の海が苦手でございます!体質なのか分かりませんが、日に焼けると黒くならずに真っ赤になります。でも楽しいからついつい
行ってしまいますがwそしてまた日焼けして後悔を・・・(涙)

 つぎはベトナムへ向けての出港です。ここも熱いんだろうなぁ・・・と思いつつ艦のエンジンを起動するサト吉でした。