入港ぜんざい


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 長期の航海から母港に帰る時、入港日前日に乗員に振舞われる゛ぜんざい゛のことです。

 乗っていた艦艇では昼食に出されていましたが、ごくごく稀に調理員が作り過ぎた場合などで余ると夕食にも出されます。
男所帯の艦艇ではありますが、スィーツ男子(?)が多いので大概昼食時に無くなってしまいます。(´・ω・`)
ちなみにぜんざいの中に入っている餅は個数が決められており、これを守らずにちょろまかして取ると調理員から
熱い指導を受けます・・・ヾ(;゚□゚)ノギャアアーー!!

 この入港ぜんざいですが、由来は旧海軍時代にまで遡り、長期航海の労いと家族の待つ自宅に帰れる喜びを表した物ということらしいです。
当時は高級品だった砂糖を使ってアンコをこしらえた事を思うと、結構特別な食べ物だったであろうと思います。
旧海軍時代はどの艦艇でも出していたそうなのですが・・・。現在では時代の流れなのかメタボ対策なのか、
入港ぜんざいを出す艦艇は少なくなったようです。(´;ω;`)
 
 昔から船乗りの街である長崎県佐世保市では、「入港ぜんざい」が街の名物に指定されており(他にも海軍さんのコーヒーやビーフシチューなどもw)、
美味しいお店がたくさんあるようです。 一般の方で入港ぜんざいを食べてみたい!と言う方は、長崎県へ旅行に行った際は食べてみてくださいwヾ(>◇<*=*>◇<)ノ

画像とは違い、餅は四角い物を使用。
お正月の鏡餅の中身をこの時のために取っておく場合が多い。

奇跡的に夕食時でもぜんざいが余った場合、甘い匂いに誘われて
飢えた野獣が群がり、去った後には小豆一粒残らない・・・。