本部長の部屋
1等陸佐 安孫子 一(あびこ はじめ)
- 【プロフィール】
- 昭和44年7月30日生(福島県出身)
- 防衛大学校卒業(第36期)
- 【趣味】
- ジョギング・書道・座禅
- 【主要勤務歴】
- 第1高射特科群(東千歳)
- 第1高射特科団本部(東千歳)
- 幹部学校付(市ヶ谷)
- 西部方面総監部防衛部訓練課(健軍)
- 統合幕僚事務局第5室(市ヶ谷)
- 統合幕僚監部運用部運用第2課(市ヶ谷)
- イラクバグダッド連絡班長(イラク)
- 統合幕僚監部運用部運用第2課(市ヶ谷)
- 陸上幕僚監部運用支援・情報部付(市ヶ谷)
- 在スウェーデン防衛駐在官(スウェーデン)
- 統合幕僚学校教官(目黒)
- 陸上幕僚監部運用支援・情報部情報課
武官業務班長(市ヶ谷) - 第15高射特科連隊長兼ねて八重瀬分屯地司令(八重瀬)
- 【ご挨拶】
第31代本部長の安孫子(あびこ)
と申します。
歴史と伝統のある京都の地で勤務できることを光栄に思っております。
わたくしたち、京都地方協力本部は
「地域との懸け橋」として
地域の皆様に自衛隊のことをより知っていただくとともに、関係する機関との連絡・協力を密接にしていきます。
「地域との融和」
のもと、「夢と希望」を抱いた有望な人材を募集・サポートすること、隊員の再就職、予備自衛官の業務等、人の一生に関わる重責に京都地方協力本部員一同、誠実に取り組んでいく所存です。
新たな人との出会い、ご縁を楽しみにしております。
本部長便り【離任のごあいさつ】
連日猛暑が続いております。皆さま、体調を崩されないようお過ごしください。まずは、西日本豪雨でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された方々に心からお見舞い申し上げます。まだまだ被災者の方々は大変な状況に居られると思います。自衛官も皆さまと共に頑張っております。被災地が少しでも早く復興することをお祈りしております。
京都府では5名の方がお亡くなりになられました。心からご冥福をお祈り申し上げます。
京都地本も府内自治体へ連絡要員を派遣しました。豪雨の後に舞鶴、宮津、綾部、南丹、京北等の地域を訪問する機会がありました。各自治体の方々の話を聞くと、災害が拡大する可能性があったこと、そのような中、顔の見える地域の人と人との連携で何とか乗り越えたことなどが分かり、日頃からの準備とコミュニティーの重要性を再認識しました。ある自治体では、京都地本から派遣された自衛官がいてくれて安心した、との言葉をいただきました。これからも地域の方々に信頼されるよう、顔の見える活動をしていきたいと思います。
私、京都に着任して2年となり、この度、8月1日付で離任することとなりました。多くの素晴らしい人々との出会いがあり、私の人生の財産となりました。また多くの方々にお世話になりました。心から感謝申し上げます。
京都地本の部員、みな日々頑張っております。
引き続き、地域との架け橋となって、地域に根ざした活動を実施していきますので、何卒ご支援・ご協力の程よろしくお願い致します。
ありがとうございました!
本部長便り【30年7月】
7月に入り蒸し暑い日が続いております。今年の梅雨明けは早そうですね。
いよいよ夏本番、京都の暑さに負けず日々頑張っていきたいと思います。
まずは、先月18日の大阪北部を震源とする地震でお亡くなりになられた方のご冥福をお祈り申し上げますとともに、
被災された方々に心からお見舞い申し上げます。
“京都地本も災害対応”
京都地本も連絡要員を府庁に派遣し、京都府の状況やニーズを確認し部隊との連携を図りました。
京都府とは日頃から防災訓練を通じて連絡態勢が確立されており、スムーズな連携ができたものと思います。
平素から地域の方々と顔の見える関係を作っておくことが大事であると改めて感じました。
災害派遣で活動する隊員の姿、地域の方々に笑顔で接する隊員の表情をみて、同じ自衛官として誇りに思いました。
このような隊員となる人材を獲得するのが我々地本の仕事です。
そして、このような隊員の姿、自衛隊を広報するのも地本の仕事です。
しかし、まだまだ広報不足です。先日も協力者の女性の方から“自衛隊は広報がまだまだ足りないよね!”
と活を入れていただきました。女性の率直なご意見は非常に参考になります。
もっと積極的に地域に溶け込み、多くの人と接して、交流をする機会をつくっていきたいと思っています。
様々なイベントを企画していますので、ぜひ京都地本のホームページ、フェイスブック、ツイッター、インスタグラムをご覧下さい!
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“大津駐屯地の修了式にて”
先日は大津駐屯地で実施された自衛官候補生(女子)、一般曹候補生(男子)の修了式に参加しました。
体育館で1000名以上のご家族、ご親族が見守る中、修了式が挙行され、その後、修了パレードが行われました。
祝賀昼食会における自衛官候補生(女子)の挨拶も立派でした。
「私は、この教育で“思いやり”の大切さを知りました。
そして、いままで多くの方々の“思いやり”に支えられて今の私があることに気づきました。本当に感謝しています。(中略)
今日から私は、候補生を卒業し立派な自衛官・社会人になります!」(皆さんの温かい拍手)
この純粋な言葉に感動しました。親元を離れて初めての3ヶ月間の集団生活は大変だったと思います。しかし、同期の仲間と助け合って心身ともに成長したのだと感じました。
“予備自衛官補の辞令書交付式“
7月1日に予備自衛官補の辞令書交付式を行いました。
予備自衛官補の制度は平成13年度に導入されました。この制度は自衛官未経験者の一般の方を予備自衛官補(一般・技能)として採用して、所定の教育訓練を受けた後、予備自衛官として任用する制度です。
交付式の後に懇親の場を設け皆さんとお話しましたが、みな志のある素晴らしい方々でした。
そのお一人に今回受験した動機を聞いたところ、「この平和な生活を享受できているのは自衛隊という存在があるから。自分も何か貢献したいと思い、このたび予備自衛官補を受験しました。」
今回受験された方には大学生のほか、医師、看護師の方もおられます。
東日本大震災においても予備自衛官補から予備自衛官となって活躍された方がおられます。
これからの教育・訓練をクリアーされ、ぜひ予備自衛官になっていただきたいと思います。
毎年4月に予備自衛官補の試験が行われますので関心のある方は来年ぜひ受験していただきたいと思います。
情報はこちら→予備自衛官等の概要
いよいよ7月に入り、募集の最盛期に突入です。
京都地本は、今後も夢と希望にあふれた若者との出会いを求めて地域で積極的に活動していきます!
今後ともよろしくお願いいたします。