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自衛隊京都地方協力本部 JAPAN SELF DEFENSE KYOTO PROVINCIAL COOPERATION OFFICE

京都地本について

本部長の部屋

1等陸佐 安孫子 一

1等陸佐 安孫子 一(あびこ はじめ)

【プロフィール】
昭和44年7月30日生(福島県出身)
防衛大学校卒業(第36期)
【趣味】
ジョギング・書道・座禅
【主要勤務歴】
第1高射特科群(東千歳)
第1高射特科団本部(東千歳)
幹部学校付(市ヶ谷)
西部方面総監部防衛部訓練課(健軍)
統合幕僚事務局第5室(市ヶ谷)
統合幕僚監部運用部運用第2課(市ヶ谷)
イラクバグダッド連絡班長(イラク)
統合幕僚監部運用部運用第2課(市ヶ谷)
陸上幕僚監部運用支援・情報部付(市ヶ谷)
在スウェーデン防衛駐在官(スウェーデン)
統合幕僚学校教官(目黒)
陸上幕僚監部運用支援・情報部情報課
 武官業務班長(市ヶ谷)
第15高射特科連隊長
兼ねて八重瀬分屯地司令(八重瀬)
【ご挨拶】
わたくし、平成28年8月1日に着任しました

第31代本部長の安孫子(あびこ)

と申します。
歴史と伝統のある京都の地で勤務できることを光栄に思っております。

わたくしたち、京都地方協力本部は

「地域との懸け橋」として

地域の皆様に自衛隊のことをより知っていただくとともに、関係する機関との連絡・協力を密接にしていきます。

「地域との融和」

のもと、「夢と希望」を抱いた有望な人材を募集・サポートすること、隊員の再就職、予備自衛官の業務等、人の一生に関わる重責に京都地方協力本部員一同、誠実に取り組んでいく所存です。

新たな人との出会い、ご縁を楽しみにしております。

本部長便り【離任のごあいさつ】

連日猛暑が続いております。皆さま、体調を崩されないようお過ごしください。
まずは、西日本豪雨でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、
被災された方々に心からお見舞い申し上げます。
まだまだ被災者の方々は大変な状況に居られると思います。
自衛官も皆さまと共に頑張っております。被災地が少しでも早く復興することをお祈りしております。

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  京都府では5名の方がお亡くなりになられました。心からご冥福をお祈り申し上げます。
京都地本も府内自治体へ連絡要員を派遣しました。
豪雨の後に舞鶴、宮津、綾部、南丹、京北等の地域を訪問する機会がありました。
各自治体の方々の話を聞くと、災害が拡大する可能性があったこと、
そのような中、顔の見える地域の人と人との連携で何とか乗り越えたことなどが分かり、
日頃からの準備とコミュニティーの重要性を再認識しました。
ある自治体では、京都地本から派遣された自衛官がいてくれて安心した、との言葉をいただきました。
これからも地域の方々に信頼されるよう、顔の見える活動をしていきたいと思います。
私、京都に着任して2年となり、この度、8月1日付で離任することとなりました。
多くの素晴らしい人々との出会いがあり、私の人生の財産となりました。
また多くの方々にお世話になりました。心から感謝申し上げます。
京都地本の部員、みな日々頑張っております。
引き続き、地域との架け橋となって、地域に根ざした活動を実施していきますので、
何卒ご支援・ご協力の程よろしくお願い致します。
ありがとうございました!




  

本部長便り【30年7月】

7月に入り蒸し暑い日が続いております。今年の梅雨明けは早そうですね。
いよいよ夏本番、京都の暑さに負けず日々頑張っていきたいと思います。
まずは、先月18日の大阪北部を震源とする地震でお亡くなりになられた方のご冥福をお祈り申し上げますとともに、
被災された方々に心からお見舞い申し上げます。

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  “京都地本も災害対応”
京都地本も連絡要員を府庁に派遣し、京都府の状況やニーズを確認し部隊との連携を図りました。
京都府とは日頃から防災訓練を通じて連絡態勢が確立されており、スムーズな連携ができたものと思います。
平素から地域の方々と顔の見える関係を作っておくことが大事であると改めて感じました。



災害派遣で活動する隊員の姿、地域の方々に笑顔で接する隊員の表情をみて、
同じ自衛官として誇りに思いました。



このような隊員となる人材を獲得するのが我々地本の仕事です。
そして、このような隊員の姿、自衛隊を広報するのも地本の仕事です。
しかし、まだまだ広報不足です。先日も協力者の女性の方から“自衛隊は広報がまだまだ足りないよね!”
と活を入れていただきました。女性の率直なご意見は非常に参考になります。
もっと積極的に地域に溶け込み、多くの人と接して、交流をする機会をつくっていきたいと思っています。
様々なイベントを企画していますので、
ぜひ京都地本のホームページ、フェイスブック、ツイッター、インスタグラムをご覧下さい!
こちら→Facebook Twitter instagram

“大津駐屯地の修了式にて”
先日は大津駐屯地で実施された自衛官候補生(女子)、一般曹候補生(男子)の修了式に参加しました。
体育館で1000名以上のご家族、ご親族が見守る中、修了式が挙行され、その後、修了パレードが行われました。




祝賀昼食会における自衛官候補生(女子)の挨拶も立派でした。
「私は、この教育で“思いやり”の大切さを知りました。
そして、いままで多くの方々の“思いやり”に支えられて今の私があることに気づきました。本当に感謝しています。(中略)
今日から私は、候補生を卒業し立派な自衛官・社会人になります!」(皆さんの温かい拍手)
この純粋な言葉に感動しました。親元を離れて初めての3ヶ月間の集団生活は大変だったと思います。
しかし、同期の仲間と助け合って心身ともに成長したのだと感じました。



 
“予備自衛官補の辞令書交付式“
7月1日に予備自衛官補の辞令書交付式を行いました。 予備自衛官補の制度は平成13年度に導入されました。
この制度は自衛官未経験者の一般の方を予備自衛官補(一般・技能)として採用して、
所定の教育訓練を受けた後、予備自衛官として任用する制度です。
交付式の後に懇親の場を設け皆さんとお話しましたが、みな志のある素晴らしい方々でした。
そのお一人に今回受験した動機を聞いたところ、
「この平和な生活を享受できているのは自衛隊という存在があるから。
自分も何か貢献したいと思い、このたび予備自衛官補を受験しました。」
今回受験された方には大学生のほか、医師、看護師の方もおられます。
東日本大震災においても予備自衛官補から予備自衛官となって活躍された方がおられます。
これからの教育・訓練をクリアーされ、ぜひ予備自衛官になっていただきたいと思います。
毎年4月に予備自衛官補の試験が行われますので関心のある方は来年ぜひ受験していただきたいと思います。
情報はこちら→予備自衛官等の概要





いよいよ7月に入り、募集の最盛期に突入です。
京都地本は、今後も夢と希望にあふれた若者との出会いを求めて地域で積極的に活動していきます!
今後ともよろしくお願いいたします。


  

本部長便り【30年6月】

6月に入り、もうすぐ梅雨入りでしょうか。
京都には四季折々の年中行事があり、それとともに四季の節目を感じることができます。
先月5月15日には葵祭が行われました。
約1400年前に始まった伝統の葵祭、双葉葵で装飾された行列が新緑の中を練り歩いていきました。


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  “練習員課程の終業式”
先月10日、海自舞鶴教育隊で行われた練習員課程の修業式に参加しました。
約5ヶ月間の教育を終えた隊員は立派な姿に成長していました。
壮行会の会食では、全国から駆け付けられたご家族の安心した表情、御子さんとの歓談の様子が印象的でした。
当日は天候もよく、中尾総監はじめ多くのご家族が見守る中、海上自衛隊ならではの見送り行事が行われました。




“飛行幹部候補生課程の入校式”
11日には、奈良の空自幹部候補生学校で行われた飛行幹部候補生課程の入校式に参加しました。
この課程は航空学生として入校後、約5年間の教育・訓練を経て
パイロットの資格を得た隊員が幹部になるための教育を受けるものです。
狭き門を突破してパイロットになった候補生は「ここまでの道は険しかった」と述べていましたが、
みな自信と希望にあふれた表情で今後の抱負を語っていました。


なお、空自は18歳以上21歳未満ですが、海自は18歳以上23歳未満と年齢資格が変更になりました。
また、私の時代と違って、眼鏡使用の方も資格があります! 是非、パイロットに挑戦してください!
航空学生の情報はこちら→航空学生の概要  
“経ヶ岬の第35警戒隊を訪問“
18日には京都の北端、経ヶ岬に所在する第35警戒隊を京都府防衛協会青年部会の方々と訪問しました。
この度、経ヶ岬分屯基地の新隊舎が完成し、その記念に青年部会の方々のご好意で桜の植樹が行われました。
小林隊長はこの桜をシンボルとして、多くの地域の方々と交流を図っていきたいと述べられていました。
経ヶ岬の隊員は日本海に面して一日も休まず、24時間態勢で監視任務を行っています。
目立たない存在ですが、ぜひ多くの人に知っていただきたいと思います。
京都地本と第35警戒隊が連携して研修などの広報活動を積極的に企画していきたいと考えています。
また今年の秋には、エアフェスタKYOUGAMISAKI2018が網野町八丁浜シーサイドパークで開催されます。ぜひお越しください!
情報はこちら→経ヶ岬分屯基地HP


“陸自大久保駐屯地の記念行事”
27日には、宇治市に所在する大久保駐屯地創立61周年及び第4施設団創隊57周年記念行事に参加しました。
炎天下の記念式典となりましたが、観閲行進では4月に入隊した新隊員が立派に行進していました。
広報官が努力して獲得した隊員の成長する姿を見るのが私の喜びとなっています。

駐屯地内では多くのイベントが行われ、地域の多くの方々が来場してくださいました。
京都地本のブースにも多くの家族連れ、若者が立ち寄ってくださいました。ありがとうございました!
今年8月8日(水)には夏祭りが予定されています。
花火の打ち上げもありますので、ご家族皆様でぜひお越しください!


30年度が始まって2ヶ月、京都地本の部員みながんばっています。
26日の一般曹候補生の試験では、京都府内北から南まで3つの会場で
300名以上の受験生に試験を受けていただき、京都地本総力で試験業務を行いました。
今月6月9日(土)には本年度第1回目の自衛官候補生の試験が行われます。
素晴らしい人材を獲得するため引き続き、地本一致団結して頑張っていきます!今後ともよろしくお願い致します。


  

本部長便り【30年5月】

5月に入り、新緑の季節となりました。
大型連休の前半が終了、後半のご予定はお決まりでしょうか?私は5月3日に大津駐屯地の記念行事に参加する予定です。
4月に入隊した新隊員の成長した姿を見るのが楽しみです。
新隊員による自衛隊体操は大津記念行事の恒例となっています。
当日は一般開放して各種イベントもありますので、皆さまお誘いの上、ぜひお越しください!

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“自衛官候補生の入隊式”
さて、4月は各地で新隊員の入隊式が行われました。4月7日は、福知山駐屯地の入隊式に参加しました。
今年の3月、陸上自衛隊に導入された紫紺の新制服を着用した新隊員は、
着隊してから1週間あまりで規律正しい行動を習得していました。
参加したご家族も安心された様子で、入隊式の後には家族で歓談し、写真をとる光景がみられました。
また各広報官も我が子のように新隊員に接し祝福していました。
広報官にとってはここに至るまで長い道のりであったと思います。
お疲れ様でした!




“高等工科学校の入校式”
4月8日には横須賀にある高等工科学校の入校式に参加しました。
高等工科学校は将来陸上自衛官となる人材を育成する学校です。
生徒は中学卒業後に入校、普通科高校と同様の「一般教育」、工業高校に準ずる「専門教育」のほか、
陸上自衛官として必要な「防衛基礎学」を修得し、高等学校の卒業資格も取得できます。
京都からは今年2名が入校しました。二人ともしっかりとした考えを持ち、志をもった人物です。
しかしながら、まだ中学を卒業したばかり、不安があるのは当然です。
そこを学校の職員が親代わりでしっかりサポートし、
まだまだ心も体も成長段階の生徒を規律正しい生活で立派な社会人、
自衛官に育て上げるのが高等工科学校の特徴です。
成長した二人に再会するのが楽しみです!








 
“30年度も活動開始!“
4月14日・15日には予備自衛官補の試験を実施しました。
予備自衛官補とは、自衛隊未経験者の一般の方が、所定の教育訓練を終えた後に予備自衛官となる制度です。
学生、民間の様々な分野で活躍されている社会人の方など、志を持った多くの方に受験していただきました。
医師や弁護士、語学に優れた方など特定の技能を持った方もおられます。
この制度は平成13年度に導入されましたが、まだまだ一般の方に知られていないと思います。
今後も積極的に広報していきます!
予備自衛官補制度についてはこちら→予備自衛官等の概要








今月、5月12日・13日には幹部候補生の試験、26日には一般曹候補生の試験を実施します。
(受付締め切りは本日5月1日)。そして今後、自衛官候補生のほか各種試験を実施していきます。
いよいよ本年度もスタートしました。
京都地本一丸となって頑張っていきますのでよろしくお願いいたします!   

本部長便り【30年4月】

4月に入り過ごしやすい季節となりました。今年は冬の寒さが厳しかったせいもあり、桜の開花が早かったそうです。4月7日、8日は桂駐屯地、宇治駐屯地の桜が一般公開されます。京都地本もブースを開設して皆さまをお待ちしていますので、ぜひお越しください!

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“自衛官候補生試験”
  さて、今月から新年度が始まります。先月は平成29年度最後の自衛官候補生試験を実施しました。
募集が非常に厳しく、広報官は一年中募集活動を継続して頑張ってくれています。頭が下がります。




“みやこメッセ就職説明会”
3月1日には大学生への就職説明会が解禁となり、もうすでに平成30年度のリクルート活動が始まっています。
みやこメッセで開催された説明会には多くの学生が集まり、会場は若者の熱気で溢れていました。
私も何人かと話をしましたが、まだ職種を決めていない学生が多くいました。
自衛隊の様々な職域について説明をすると、「それならば考えてみよう」と関心をもってくれる学生もいました。
このような説明会や各種機会を通じて、より多くの若者に自衛隊の様々な活動や職域を紹介することが大事であると実感しました。。



   
“入隊入校激励会“
  3月3日には春に京都府から入隊・入校する予定者の激励会を京都府防衛協会主催で実施していただきました。
地域の募集を担任する各所長が入隊・入校者の名前を一人一人読み上げて紹介しました。
これだけ多くの優秀な人材を獲得してくれた広報官、ご支援・ご協力いただいた地域の皆様に感謝しています。





  “海上自衛隊幹部候補生学校”
  3月17日には、広島県江田島にある海上自衛隊幹部候補生学校の卒業式に参列しました。
京都地本から入校した7名が立派な姿で齋藤学校長から卒業証書を受け取っていました。
ちなみに齋藤学校長は防大水泳部の先輩、29年ぶりにご挨拶させていただきましたが、かつてと変わらず人を包み込むような人格者でした。







当日は全国各地からご家族の皆様が来られていました。
赤レンガ庁舎の前で嬉しそうなご家族の様子を見ていると、京都地本採用の近藤さんと飯田くんが声を掛けてくれました。
一年間の教育・訓練を乗り越えた二人の表情は自信と達成感で引き締まっていました。
近藤さんのお母様の言葉「よく頑張った!この子は昔から根性があるのよ。」
飯田くんのお母様の言葉「一年間大変だったと思うが、よくやった!お疲れ様。」
お母様もこの一年間、励ましの言葉で支えてこられたのだと思いました。





近藤さん、飯田くんは広報官にも卒業を報告して感謝の言葉を伝えたそうです。
広報官との出会いから卒業のこの日まで、2年近く経ったのだと思います。
人生の進路をサポートする広報官、やりがいのある仕事だと実感しました。
平成30年度も素晴らしい若者との出会いを楽しみに、部員とともに日々努力していきたいと思います。
平成30年度の一般幹部候補生、一般曹候補生、予備自衛官補の採用試験の受付けを開始しています。
細部はこちらをご覧ください→自衛官等募集案内   

本部長便り【29年3月】

3月に入り、春の空気を感じるようになりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
あと1か月もすれば桜の開花!
昨年は、円山公園の夜桜が印象に残りました。今年はどこに行こうか今から楽しみです。
駐屯地の桜並木も綺麗です。イベントも行われますのでぜひご家族、お友達をさそってお越しください!
(桂駐屯地4月7日~8日、宇治駐屯地4月7日~8日に開放予定)

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“空自入間基地を訪問”
  先月、航空自衛隊中部航空方面隊主催の募集会議に参加するため入間基地を訪問しました。
最寄駅の西武池袋線“稲荷山公園”に到着するなり、目に飛び込んできた“自衛官募集”の看板。
ここを通る人は皆、目にするわけですから広報効果抜群、参考にしたいと思います。




入間基地を研修する機会も設定していただきました。
入間基地には中部航空方面隊司令部が所在し、関東、中部及び近畿エリアの防空を主任務としています。
中部航空方面隊のHPはこちら→中部航空方面隊
入間には支援飛行隊という部隊があり、T-4練習機などでパイロットの練度維持のための訓練も行っています。
T-4の説明を受け、ヘルメットを装着してコクピットに座らせていただきました。
そういえば、10代の頃パイロットになるのを夢見ていたな、と昔を思い出してしまいました。
ヘルメットを被っただけで気分は変わります。
もっと若い人に自衛隊の魅力を伝えられるような体験型のイベントを企画していきたいと考えています。






   
“警備犬という仲間“
  航空自衛隊には警備を専門とする職種があり、そこに警備犬も編成されています。
入間基地では隊員と警備犬が一緒になって基地警備をしています。
警備犬の噛みつく訓練風景をみて、これは抑止効果があるなと感じました。
東日本大震災の教訓から、この警備犬を災害対処にも運用しようと準備を進め、
昨年、隊員と警備犬のバディが誕生したとのことです。
私は、陸上自衛官ですが、 まだまだ航空自衛隊や海上自衛隊の知らない職域があります。
もっと私自身勉強し、幅広く陸・海・空自衛隊のPRをしなければならない、と感じています。





  “広報官は最後まで頑張っています”
  平成29年度、地本一丸となって様々な取り組みを実施してきましたが、
募集は昨年にも増して厳しい状況が続いています。
このような募集状況に対応するためにも、
今後さらに陸・海・空自衛隊の魅力を発信していく必要があると考えています。
そのような自衛隊の魅力を発信しているのが一人一人の広報官です。みな粘り強く頑張ってくれています。
今月には本年度最後の試験が終了します。そして来月には新隊員の入隊式が各地で行われます。
桜の咲き誇る中、制服を着た新隊員を部員みんなで祝福するのを楽しみにしています。

  

本部長便り【29年2月】

平成30年が始まり、早いものでひと月が過ぎました。
先週は過去最強クラスの寒波が訪れ、まだまだ京都の底冷えは続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

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“年始めの行事”
  京都地本は1月9日に年始行事を行い、今年の思いを込めて達磨に目入れをしました。
今年も地本の近くにある達磨寺の和尚様にお願いして、「任務完遂」と「融和団結」を祈祷してもらいました。
任務完遂・目標達成のため、地本一丸となって努力していきますので、今年も宜しくお願いいたします。







   
“京の冬の風物詩 “駅伝” “
1月14日、皇后杯第36回全国都道府県対抗女子駅伝が京都の都大路で行われました。
そして今年も福知山駐屯地の隊員が支援してくれました。



大会会場の西京極運動競技場には全国各地から多くの人が集まり大変な賑わいでした。




全国女子駅伝の良さは、中学生、高校生、社会人の混成チームによる襷リレーです。
中高生は憧れの実業団の選手に襷を渡し、実業団の選手は後輩が繋いでくれた襷を笑顔で受け取ります。
多くの選手が本大会への特別な思いを述べられていました。





本大会のスタート前には小学生のチビッ子駅伝も行われました。京都では小学生の駅伝がさかんです。
2月11日には京都府小学校“大文字駅伝”が実施されテレビ中継もされます。
今年も応援したいと思います。“駅伝発祥の地”京都で私は駅伝ファンになりました。



  “まだまだ自衛官募集中!!”
  本年度も募集環境は変わらず厳しい状況が続いています。
自衛隊に限らず、地元の様々な方々と話しをしても“どこも人手不足”とのことで
人材獲得競争が激しくなっていると感じます。
“日本の防衛のための人材確保は必須”京都地本は目標達成のため、
年度末まで駅伝チームのように走り続けます!
自衛官候補生の試験は、2月3日(土)、2月24日(土)及び3月4日(日)に実施されますので、
受験を希望される方、関心のある方がおられましたら、
ぜひ最寄の地域事務所・募集案内所にご連絡ください。 試験情報、各地域の窓口はこちら→自衛官候補生紹介


  

本部長便り【29年12月】

早いもので今年も残すところ1ケ月となりました。昨年の12月、地本の近くにある達磨寺のご住職を訪れ、
地本の祈願用だるまの作成をお願いしたのがついこないだのように感じます。
年頭に地本の部員全員で目入れをして願を立てました。
この一年みな頑張ってくれました。しかし年度の締めはもう少し先、
目標を達成するためには、まだまだ粘り強く頑張る必要がありそうです、、、
さて、京都地本では、様々な取り組みにチャレンジしていこう!と言っています。
我々の仕事は人が相手、様々な取り組みで地域の方々と交流することで新たな出会いが生まれ、
それが成果につながっていくものと信じています。 いくつか新たな取り組みを紹介します。

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“官公庁合同説明会”
  今年始めた試みです。警察、消防、海上保安庁、矯正局(刑務所など)と自衛隊が、
就職を検討している人に対して同じフロアーで説明会を行うものです。
いずれも国や地域の安全・安心のために働く職業であり、会場は志を持った多くの若者の熱気であふれていました。
親子で相談したり、教師が生徒を指導したり、友達同士で話し合う光景などが見られ、
有意義な取り組みであったと思います。










   
“京都市動物園での野外コンサート“
こちらも初の試み!勤労感謝の日、伊丹から中部方面音楽隊が来京してくれました。
柴田音楽隊長によると、中方音楽隊としてもこのような動物園での野外コンサートは初めてとのこと、
色々と工夫してくださいました。動物園だけに“アフリカンシンフォニー”、小さなお子さんが多いので、
(私は知りませんでしたが)
子供には人気があるという“エビカニクス”を選曲したりなど、
動物園とコラボした素晴らしいコンサートとなりました。
特に子供も一緒に踊ったエビカニクスは大変盛り上がりました(笑)
「音楽は思想もなにも関係なく人と人をつなげる」とは柴田音楽隊長の言葉。
毎年恒例のコンサートにしたい!と思っています。
ちなみに中部方面音楽隊が演奏する“中方音楽まつり”の情報はこちら
中部方面音楽祭り特設サイト



当日、副園長さんに園内を案内していただきました。
京都市動物園は上野動物園に次いで全国2番目にできた動物園とのこと。
その設立にあたっては、その約半分の資金を京都の市民が寄付をしたそうです。
祇園祭りも市民の支援で成り立っていますが、京都には市民が参画して文化をつくり、
つなげていく文化がある、と実感しています。


  “中京区防災訓練”
   こちらにも初参加。
観光で有名な錦通りにほど近い元生祥小学校で行われた中京区の防災訓練に参加しました。
商店街と連携した初の訓練、街中なので大規模な訓練はできませんが、
地元の人が協力して要介護者の避難や避難所でのプライバシー保護のための間仕切りを体験するなど、
色々な気づきを発見したり、人と人とのつながりを確認する意義ある訓練でした。
ちなみに現在は使われていない元生祥小学校は“番組小学校”であったと地元の人に教えてもらいました。
初めて聞いた“番組小学校”
これは明治2年に当時の住民自治組織であった「番組」を単位として作られた
日本初の学区制小学校とのことでした。
その設立、運営は京都の有志による寄付などでまかなわれたそうです。



 

 地域の様々な方々と交流していると、自分だけでは気付かない新たな発見があると実感しています。
今回の便りを書いていて、今年お聞きした山田知事の講演を思い出しました。
京都は孤立社会から共生社会を目指す。
それは多様性を認め、コラボレーションとシェアリングによって
大きな「交流」の渦を巻き起こす「共生」の社会、とのことでした。
京都地本も、様々な「交流」の渦を巻き起こして、
厳しい環境を乗り越えていくことができないものかと考えています。

それでは、みなさま良いお年をお迎えください。 来年もよろしくお願いいたします!   

本部長便り【29年11月】

11月に入り肌寒く感じる季節となりました。そして今年も残す所あと2ヶ月、本当に月日が経つのは早いものです。
よい年越しが出来るように地本みんなで日々努力しているところです!
さて10月は舞鶴を訪問する機会が多くありました。
自衛隊とは切っても切れない関係の舞鶴。今回は舞鶴訪問をレポートしたいと思います。

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“一般曹候補生試験”
   10月5日~6日には舞鶴総監部で一般曹候補生の2次試験が実施されました。

一般曹候補生は、部隊の原動力、職域のプロである曹となるべき人材です。

みな目つきは真剣、このような若者がいれば日本の守りは大丈夫!ぜひ入隊してもらいたい。

11月10日の合格発表が楽しみです。

   
“舞鶴市総合防災訓練“
10月14日には舞鶴市の総合防災訓練が行われました。

自衛隊からは舞鶴地方隊、第23航空隊、第7普通科連隊が参加しました。

避難住民を実際に、海自艦艇から陸自車両、引き続き、府の広域防災活動拠点に引き渡す訓練、

消防、警察と連携して救護者を第23航空隊のヘリコプターで空輸する訓練など、

舞鶴ならではの実践的訓練が行われました。

10月23日未明に通過した台風21号に際して、第23航空隊が災害派遣により急患をヘリコプターで

輸送した報道を耳にした時、防災訓練が活かされた、と平素の訓練の重要性を改めて認識しました。






  “女性部会の舞鶴研修”
   10月17日、京都の自衛隊協力団体である防衛協会女性部会の皆さまを舞鶴研修にご案内しました。

総勢76名、多くの方に参加していただき感謝しております。

防衛への理解普及、広報において女性の力は大きな支えです。

また女性の視点でのご意見は大変参考になります。

毎回、女性のパワーに圧倒されております。負けずに頑張ります!




  “自衛官候補生試験”
10月21日は舞鶴総監部で自衛官候補生試験を実施しました。

北部地域の特性から高校生が多く、みな初々しい。

私もこんな時期があったのかなと思いつつ、、、

「みな必ず自分の能力を活かせる場所が自衛隊にはある!」と激励させてもらいました。





  “赤レンガ祭り”
10月21日~22日、舞鶴赤レンガ祭りが行われ、舞鶴地域事務所が広報ブースで参加しました。

台風が接近する悪天候でしたが、舞鶴総監部広報室の支援もいただき部員みな頑張っていました。

また現在、舞鶴市がキャンペーンを行っている海自カレーが出店されました。

出店したオーナーは実際に部隊のレシピを教わっています。

私が食べた第4術科学校カレーで出店したオーナーは「術科学校で何度かやり直しをして合格をもらった!」

とおっしゃってました。とても美味しかったです!







舞鶴地方隊は日本海に面する唯一の海上自衛隊基地であり、365日24時間態勢で任務にあたっています。

そのような中、毎週土日には艦艇が停泊する北吸岸壁、第23航空隊基地を一般開放し、

舞鶴地方隊の敷地内にある海軍記念館を開館しています。

市内12の飲食店で味わえる海自カレーもお勧めです。

各種見学については舞鶴地方隊のホームページをご参照ください。

http://www.mod.go.jp/msdf/maizuru/

皆様もぜひ一度、舞鶴まで足を伸ばしてはいかがでしょうか。

  

本部長便り【29年10月】

京都もやっと秋の気配を感じるようになりました。
秋といえばスポーツの秋、読書の秋、食欲の秋、、、いろいろ活動したい季節です。私はよくジョギングに出かけますが、最近は桂川沿いに嵐山へ向かうコースが気に入っています。
先週走った際には空の雲も秋空で、蝉の替わりに虫の音が聴こえてきました。
これから紅葉を見ながらのジョギングが楽しみです。

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“秋の防災訓練”
   さて、9月は京都地本にとって業務の最盛期といえる月でした。9月上旬には各地で防災訓練が行われました。

今年からは、関係機関との協同訓練、カレーライスの炊事の他、自衛隊ブースを設置して広報活動を行いました。

民間の方々とお付き合いしていると、「まだまだ自衛隊のPRが足りない」、「日頃何をやっているのか分からない」

などのご意見をいただきます。

一般の多くの方々に自衛隊を知っていただく努力、こちらから積極的にPRすることが必要であると思っています。






京丹後では地域の方々の協力を得て、

道の駅丹後王国で陸・海・空防災フェスタを

開催することができました。

京都は、陸・海・空3自衛隊の部隊が所在している

全国でも数少ない地域であり、この特性を活かして

陸・海・空統合のPRができればと考えています。



“退職予定隊員のための合同企業説明会”



9月13日には任期制隊員の就職援護のために

94社の企業に参加いただき、

みやこめっせで合同企業説明会を行いました。

地本の任務である退職隊員の就職援護は、

任期制という特殊な制度の下で隊員が任務や訓練に

専念できるように、また退職後も幸せな人生が送れるように支援するものです。

会場では、隊員が企業の皆様の前で整列し、「よろしくお願いします!」との元気な挨拶を実施、

その後、みな真剣な眼差しで企業側の説明を聞き、

積極的に質問していました。

退職した多くの隊員は民間で働きながら

予備自衛官となり、休暇を削って訓練に

参加してくれています。

退職隊員は民間における防衛への理解者であり同志です。

地本は退職後も誠心誠意お付き合いしていきます。




“募集最盛期!!”
募集については、9月中旬に一般曹候補生、航空学生の試験に引き続き、舞鶴基地で自衛官候補生の

試験を実施、月末から宇治駐屯地で自衛官候補生の試験を実施しています。

毎回、試験会場で受験生に会うのが楽しみになっています。中には顔なじみの受験生もいます。

ぜひ合格して、日本のため共に汗を流したい!そのような素晴らしい若者を

親身になって引率している広報官の姿をみていつも頭が下がります。

募集は一人ひとりの広報官にかかっています。みんな必死になって頑張っています。









まだまだ部員の活動など書きつくせませんが、京都地本は、募集・援護・予備自・広報、

すべての業務を部員一丸となって取り組んでいきます。

これから秋の各種イベント、防災訓練、各種説明会など様々な機会で活動していきます。

みなさんとの出会いを楽しみにしています!   

本部長便り【29年9月】

みなさま、8月のお盆はゆっくり休まれたでしょうか。

私は、8月9日の桂駐屯地納涼祭に参加し、8月16日には五山の送り火を見て、

京の夏の風物詩を味わうことができました。

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“比叡山訪問”
また、かつてから訪問したかった比叡山に登りました。

仏教の聖地、各宗派創始者の生い立ちや歴史など興味深い発見がありました。

当日、国宝殿で千日回峰行の創始者、相応和尚の企画展が開催されていました。

千日回峰行は、7年間毎日約30km山中を拝礼して歩き、最終段階で

9日間の断食、断水、不眠、不臥を行う修行です。

自衛隊でもレンジャー訓練など厳しい訓練はありますが、9日間の苦行は超人でなければ出来ないのでは、

と思ったのですが、、、それを満行した大阿闍梨の言葉で少し考えが変わりました。

曰く「私一人でこの行を成し遂げることは出来ない。多くの付き添いの人々や支援者に支えられて成り立つもの。

私は行に専念すればよいだけですから、、、」

自衛隊でも多くの人の支えがあって任務が成り立ちます。どの世界でも通じる考えだと思いました。



 さて、夏季休暇があけて9月、いよいよ年度の後半戦に入りました。

引き続き、部員一丸となって努力してまいります。


“募集最盛期”



先週から今週にかけて宇治駐屯地で自衛官候補生の採用試験を実施しました。

毎回、会場に行って受験者の様子を確認していますが、

今回は受験者の目つきが鋭くなってるなと感じました。

ぜひ、このような人物に自衛隊を職業として選択して

もらいたい、と思うとともに、就活する人にとってこの時期はいよいよ真剣勝負のときなのだと感じました。

先週末には京都市内で行われた合同就職説明会に地本も参加したのですが、

主催側の方によると、今は最終追い込みの時期であり、10月になると企業側は大学3年生をターゲットに

シフトしてくる、とのことでした。

もう次年度のため先手を打つ時期にきている、、、

有効求人倍率が現在の数値まで上ってくると、

各企業は人材の取り合いです。いかに優秀な人材を獲得するか、

我々地本の仕事はそれが日本の防衛に

かかわってくるわけですから、

我々も真剣勝負でいかねばと肝に銘じております。




“府民との音楽演奏会”
8月26日に京都コンサートホールにおいて防衛協会主催、舞鶴地方隊と京都地本共催の

「府民との音楽演奏会」を開催しました。

今年で36回目の伝統の地域に根ざした音楽会。

このような素晴らしい音楽会を立ち上げ、脈々と継承してくださった京都府防衛協会の方々に感謝申し上げます。

当日は残暑の厳しい中、約1500名の方が来場して下さいました。ありがとうございました!

今回初めて、大学、高校と音楽隊とのコラボが実現しました。

同志社大學應援團吹奏楽部、京都廣学館高等学校吹奏楽部の皆さま、ありがとうございました!

その中で、若さあふれる高校生が演奏の最後にプラカードを使って

“このような機会を”   “与えてくれて”   “ありがとう”  と声を揃えてお礼の言葉を述べてくれました。

その礼儀正しさ、心のこもったあいさつに目頭が熱くなってしましました、、、(最近涙腺が弱い)


このように多くの府民の方々と接する機会を設けて、様々な機会で自衛隊を知っていただくことが

大事であると思っています。

これからも積極的に地域との連携を深めていきたいと考えておりますので、

よろしくお願いいたします。   

本部長便り【29年8月】

8月に入りました。
まず始めに、先月の九州北部の豪雨でお亡くなりになられた方々に対し、謹んでお悔やみを申し上げます。
被災者の方々は猛暑の中、大変ご苦労されていると思います。
一日も早い復旧・復興をお祈りしております。

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京都に着任してはや1年が経ちました。
歳をとると時間が短く感じるといわれますが、年々あっという間に過ぎていくように感じます。

一日一日を大切にしたいと思う今日この頃です。
この一年、南北に長い京都府の各地を訪問し、様々な伝統や文化に触れ、多くの方々とお会いしました。

様々な人との出会いや経験が人を育てる、とご教授いただいたことがあります。

先日、手に取った本にも同様のことが述べられていました。

黒人としてはじめて米国陸軍で四つ星の大将まで上りつめ、統合参謀本部議長、国務長官を歴任したコリン・パウエル氏の言葉。

「人生とは、さまざまな出来事の連続だ。人生とは、挑戦し、乗り越えた困難-あるいは乗り越えられなかった困難-を意味する。人生とは成功と失敗の連続である。だが、これらすべてを合わせたよりも大きいのが、出会った人々とどのように触れあったのか、だ。人生は、すべて人なのだ。いまの私があるのは、人生で出会った多くの人々のおかげなのだ。」
(コリン・パウエル著「リーダーを目指す人の心得(IT WORKED FOR ME In Life and Leadership)より」)

  地方協力本部は地域との架け橋。
部員には、「隊員募集も、隊員の再就職援護も、予備自衛官の業務も、自治体との連携も、自衛隊の広報も、すべてにおいて地域の方々と積極的に接し、自らの人間力で自衛隊の魅力を発信しよう!」と言っています。

自らの人間力を磨いてくれるのが多くの人々との出会いだと信じています。


これまで京都府各地を訪問して、多くの出会いがあり、感動がありました。

本日は北部の話。先月、募集強化の一環として京都地本の部員全員でリーフレットの配布を実施しました。

私がちりめん織物で有名な京丹後市内でリーフレット配布をしていた時のこと、機織の音があちらこちらで聞こえる中、地元のお母さんに「自衛官を募集しています!」と声をかけると、「うちにはいないけど、、、暑い中お疲れ様!しっかり水分はとりなはれ」と温かい言葉をいただきました。

こんな出会いが嬉しい。

丹後半島の北端、伊根町では協力会の方々にお会いしました。

伊根町は、朝の連続テレビドラマの舞台にもなった舟屋で有名な美しい町です。

人口は2千名程の漁業、観光の町ですが、そこに自衛隊の協力会があります。

その設立の経緯を伺ったところ、平成2年のタンカーオイル事故の際に自衛隊が災害派遣を実施し、その後、関係が築かれたとのことでした。

日本海に面する町であり、隣接する丹後町に所在する経ヶ岬の空自部隊へのご理解もいただいています。


自衛官を志してくれる若者との出会いにも感動しています。

先月は、山口県南防府基地において実施された一般空曹候補生課程の卒業式に参加し、教育隊で約3ヶ月間の教育を終了した隊員と会食する機会がありました。

航空自衛隊は現在、男女の区別なく隊員を採用しており、女性隊員の多さに驚きました。



京都で1年間勤務して、3大祭はじめ様々な伝統行事に参加しました。

そして、京都には伝統を大切にする文化があることを実感しました。

街中を歩いても発見があります。

朝、晩に、家の門前や公共の場所を掃き掃除している方々がいることに気付きました。

これは「門掃き(かどはき)」という京都の風習と教えてもらいました。

たしかに京都にはごみが落ちているのをあまり目にしません。

街中を走っていると、あちらこちらにお地蔵さんを祀った祠(ほこら)があります。

また拝んでいる方をよく見かけます。

私も最近やっています。

京都出身の部員によると、各町内にはたいていお地蔵さんがあり、お盆の1週間後頃に各町内会で「地蔵盆」という伝統行事が行われるそうです。

子供にお菓子を配ったり、ゲームをしたりなど京都の子供が毎年楽しみにしている行事とのことです。

このような素晴らしい京都の伝統文化に触れるのが楽しみになっています。

これからも京都という土地を愛し、人との出会いを大切にして、それを我々地本の仕事につなげていきたいと考えています。   

本部長便り【29年6月】

6月に入り京都も梅雨入り。

最近、京都の南部や北部を訪れることが多くありましたが

奥深い森の緑が色濃くなり、空気の違いも感じます。

これが“森の京都”なのだと体感しています。

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“採用試験を開始”
京都地本は、いよいよ採用試験を開始、5月13日に幹部候補生、27日に一般曹候補生の試験を実施しました。

幹部候補生の受験者は昨年よりも少なく、有効求人倍率がバブル期を超える中

募集の厳しい状況は続いているな、と感じています。

その分、しっかり受験者に自衛隊の魅力を伝え、サポートし

来春の入校まで繋いでいきたいと決意を新たにしたところです。

  “募集相談員委嘱式”
先月から募集相談員の委嘱式を各地域の自治体で実施しています。

募集相談員の方々には地域との架け橋となっていただき、優秀な隊員の募集などにご尽力頂いております。

今年が2年の任期の節目にあたり、各市町村長と私の連名で委嘱状をお渡しし、ご協力を依頼しています。

自衛隊創設当時の募集の厳しい時代から、ご協力いただいている相談員の方もおられ

すでに亡くなられた地連部長の思い出話や30年前の地連勤務者といまだに連絡を取り合っている話など

相談員の方々の貴重な話をお聞きすることもできました。

私も、そのようなお付き合いが出来るよう努力していきたいと思います。

“茶源郷 和束町での委嘱式”
先日は京都府の南端、京都府産茶葉の約半数を生産する和束町で委嘱式を実施

地元の若いお二人に委嘱状をお渡ししました。

委嘱式の後に堀町長との懇談の時間がありました。

そこで町長が話された茶源郷の話、皆で聞き入ってしまいました。   

「人間は元々、能力が備わっているが知識が邪魔をする。

自然の理には適わない。自然に従って生きることが人間には必要。

無理して1分急いだがために事故にあってしまう。」

「物事には陰と陽がある。人生も同様、楽しい時もあれば辛い時もある。

教育も優しいだ けではだめで厳しさも必要。

お茶も寒暖の差や霧で味が濃くなる。草花も踏まれて成長する。

色々な経験をして、悩み、乗り越えるから人間は成長する。すべて順調では育たない。」

堀町長の話は多岐に及びました(中略)

「都市と田舎の共存を創造する。時には田舎に来て、歩きながら緑をみる“緑泉”をおすすめする。

黙ってお湯につかる温泉より体に良い。」

「茶源郷は、お茶とともに、豊かな生き方を提案している。」

“無茶したら、あかん”

このような時代だからこそ、お茶を一杯飲む余裕が必要なのだと教えてもらいました。
  
京都の各地域を訪れ、それぞれ特色のある取り組みに感動しています。

山田知事が進められている各地域の共生

“海の京都” “森の京都” “お茶の京都” キャンペーン(今年は最後のお茶)。

その京都の素晴らしい地盤のもと、各地域の有力者である募集相談員の方々のお力をお借りし

今後も京都地本は地域に根ざした活動を展開していきたいと考えています!
  

本部長便り【29年5月】

先日15日、京都三大祭の一つである

”葵祭”

の行列を見ることができました。

初夏の日差しの中、約1400年前から受け継がれてきた京都の伝統と文化を感じる一時でした。

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さて、5月はゴールデンウィークもあり、あっという間に日が過ぎているように感じます。

連休中も広報官は交代で幹部候補生の最後の追い込み(5日締め切り)や地域イベントでの募集広報活動など頑張ってくれました。

大津駐屯地創立記念行事 私は6日に大津駐屯地の創立記念行事に参加しました。

4月7日に入隊した新隊員

1ヶ月という短期間での練成の中

統制のとれた

力強い自衛隊体操を披露してくれました。

改めて教育隊のご尽力に感謝するとともに

自衛隊が「人を育てる」組織であると実感しました。

このような組織の良さを如何に広報していくか、地本としてもっと知恵を絞り、様々な取り組みにチャレンジしていきたいと考えています

・輝く隊員を紹介する新企画はコチラ⇒http:///www.mod.go.jp/pco/kyoto/kouhoushitsu/shining_person.html
・今夏は体験型・参加型の部隊研修(インターンシップ)を実施します。
・その他、まだまだ企画中!

第3師団創立記念行事

14日には千僧駐屯地で開催された第3師団創立記念行事に参加しました。

一般公開の”模擬戦闘訓練”をご覧になった方もおられると思います。

私は訓練を見てよく練成されているなと感じました。

そのような隊員の姿を地域の多くの方々に見てもらい、信頼を得る。

日本周辺の情勢が慌しい中、隊員の姿を見た地域の方から”心強い”との言葉をいただきましたが、その一言で隊員の士気が上ります。このような隊員の士気と地域の方々の信頼とご協力によって日本の抑止力は高まるものと確信しています。



第3師団創立56周年・千僧駐屯地創設66周年

来賓の方の祝辞の中にもありましたが

創設当時の厳しい社会環境先輩方は乗り越えられました。

そのような先輩方々のご努力と地域の方々のご尽力のおかげで、現在の我々があります。

葵祭の伝統ではありませんが

これまで受け継がれてきた伝統を守っていくためにも

地本は地域との掛け橋として何ができるのか、その役割をしっかり担っていきたいと気を引き締めた次第です。

本部長便り【29年4月】

4月に入り過ごしやすい季節となりました。

桜も開花し

私も京都各地を訪れ

各地の桜を楽しみました。

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桂さくら並木公開
桂・宇治・大久保の各駐屯地では

さくらが一般公開されました。

京都地本は、募集・広報ブースを開設し

広報官が休みなしでがんばってくれました。

私も桂駐屯地で広報官とともにブースに立ち寄ってくださる地域の方々と

楽しくお話しさせていただきました。

桂駐屯地内では、隣接する

桂高校の吹奏楽部千僧駐屯地の第3音楽隊との初のコラボ演奏

もあり、8000人を超える来場者で桂駐屯地は大賑わいでした。
このような自衛隊の広報イベント案内のほか

平成29年度は広報室がホームページ

隊員の活躍する姿を紹介するなど新たな企画を開始します。

ご期待ください!


防衛大学校入校式
この桜の季節に全国各地で自衛隊の入隊式・入校式が行われました。

今月の5日には私、横須賀ある防衛大学校の入校式に参加してきました。

私は十数年ぶりに母校を訪れたのですが、新たな施設も出来また建設中で、教育、研究のための環境が充実されていると感じました。

5年前に着任された國分良成学校長の訓示をお聞きし、学生に対する熱い思いに感動しました。

國分学校長は午餐会で述べられました。

「私は防衛大学校は唯一無比の日本一の大学と確信している。」

「防大では3つのことを教育する。

1つ目は一般大学と同様に知識の修学。

2つ目に体育大学のように、ただしオリンピックは目指しはしないが、体力を身に付ける。

そして3つ目に宗教大学ではないが精神修養して人格を形成する。

このように3つ合わせ持った大学は他にはない。

そして、競争相手は国内ではなく海外にある。

世界の士官学校よりも上を行く。

結びに学校長は

「真の紳士・淑女にして、真の武人たれ」

との槇智雄初代学校長が学生に求めた

「建学の精神」

にふれ、4年間で人格者を育て、自衛隊へ送り出すとの決意を述べられました。


少し長くなりますが

槇初代学校長が10期生の入校式で述べられた言葉を一部引用します。

「人はしばしば異なる環境に順応馴化(じゅんか)せねばならぬのが常であり、また、かかる経験をすることも、人の一生にとっては意義があることと考えております。本来、われわれの心身は大幅な適応性を有するもので、人は常に主観の世界に閉じこもることは、許されないことであり、危険なことであります。必要なことは、このような機会に際して進んで与えられた世界に身を投じ、周囲を知り、全般を量って、社会のうちに生きることであります。」

(槇智雄著「防衛の務め」より)

京都地本は、春の定期異動で16名の新たな部員を加え、新たな年度を開始しました。

新たな環境に臆することなく身を投じ、本年度も部員一丸となって任務に邁進していく所存です。
平成29年度をスタートした京都地本をよろしくお願いします!

本部長便り【29年3月】

3月に入り気候も穏やかになってきました、、、

この頃は屋外で活動する人が増えているように感じます。

先日は私、京都マラソンに参加しました。

当日2月19日の朝はまだ寒く震えながらのスタートでしたが

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走り始めたら快晴で沿道の人の声援に励まされ何とか完走できました。

桂川・鴨川やお寺を見ながらの京都ならではのマラソンを楽しみ、30km以降、苦しみました、、、

京都府防衛協会主催の激励会に参加
3月4日にガレリアかめおかで京都府防衛協会主催の入隊・入校予定者激励会が開催されました。

多くの来賓やご家族が招待され、参加者は約550名となり、皆で入隊・入校予定者を盛大に激励しました。

感動したのは、入隊・入校予定者の決意の言葉。

「日本の防衛のために自衛官の道を選択した。入隊・入校後、しっかり研鑽していく」

との力強い決意がありました。

20歳前後の若者が真剣に国のために自衛官になることを決断しています。

まだまだ日本は捨てたものではありません。

29年度もこのような素晴らしい人材を獲得するため募集業務を行っていきます。


防衛大学校大阪父兄会・走水會主催の激励会に参加 この激励会には大阪・滋賀・奈良・京都出身の入校予定者とご家族が招待され

京都からは、藤田君とお母様が参加されました。

藤田君の決意の言葉も立派でした。

「人を守ることで社会に貢献したい」

8月の夏休みに再会するのを約束しました。鍛えた姿を見るのが楽しみです。


市主催の激励会に参加
福知山市では大橋市長主催綾部市では山崎市長主催の激励会を開催していただきました。

この激励会にはご家族のほか、地元の学校関係者や募集相談員が参加されました。

地域の方々から支えられ、応援されて自衛官になる。

地元の市長に激励される、これほど心の支えになるものはありません。

当初は環境が変わり、大変だと思いますが、これだけの方々の激励の言葉を思い出せば、乗り越えられると思います。

入隊・入校予定者の健闘を祈念しています!


平成29年度の募集を始動
3月1日には大学生の就活が開始されました。

地本もみやこめっせで開催された合同企業説明会に参加しましたが、会場は学生の熱気で溢れていました。

そして志の高い多くの学生に接しました。

29年度の募集は始まっています。

京都地本は29年度も一人でも多くの優秀な人材を獲得していく所存です。

今後ともご協力の程よろしくお願い致します。

本部長便り【29年2月】

暦では立春を過ぎましたが、北部では記録的な大雪もあり、まだ寒さは続きそうです。

辛抱強く春を待ちたいと思います。

2月3日の節分では私、年男として八坂神社で豆まきをさせてもらいました。

そこでは舞妓さんの踊りもあり京都の風情を感じる一時でした。

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さて2月は年度の成果を集大成する時期

地本は募集・援護・予備自衛官の管理など目標の達成に邁進しています。

本日は援護と予備自衛官についてご紹介します。

民間で活躍する元自衛官

自衛隊はその任務の特性上、任期制若年定年制という制度を有しています。

任期制の隊員は20代半ばで、定年を迎えた隊員は50代半ば再就職しなければなりません。

そのため隊員の退職後の不安を除去

隊員が在職中に任務に専念できるように地本と部隊が連携して再就職の援護を実施しています。

先日、ハローワークなど就職を支援する機関の方々とお話する機会がありました。

有効求人倍率は上っていますが、給料、休暇などの労働条件はいまだ厳しく

人気のある事務職の求人は少ないのが現状。

ハローワークの職員の方も我々と同じく、求職者を希望の職にマッチングさせるのに苦労しているとのことでした。

自衛隊員は組織の中で規律を守り、訓練を通じて心身を鍛錬しています。

そのような人材を民間会社の方も望まれています。

先日、多くの隊員を受け入れ、予備自衛官を雇用してくださっている会社を訪問し

お礼とともに防衛大臣の協力事業所認定をお伝えしました。



その会社では元自衛官が従業員の半数以上をしめています。

長年自衛官を採用し成功している理由を社長に尋ねると

「新規採用の元自衛官は先輩がいるため不安がない。 先輩は後輩のために約10年間しっかり勤め上げる。このような伝統が継承されており風通しの良い社風をつくっている。」

と話されました。

このような素晴らしい会社で隊員が退職後に充実した人生を送れるように

今後も民間会社の方々と連携させていただきたいと思います。


休日返上で訓練に参加する予備自衛官


先日、桂駐屯地において予備自衛官の5日間訓練が実施されました。

なお予備自衛官の招集訓練は福知山駐屯地及び大久保駐屯地において年間を通じて実施されています。

日本の予備自衛官等制度では予備自衛官、即応予備自衛官及び予備自衛官補の3つの制度を設けています。

予備自衛官は退職自衛官が年間5日間の訓練に参加します。

即応予備自衛官年間30日間の訓練に参加しますが、特に雇用主の負担等を踏まえ雇用企業等に対する給付金制度を設けています。

予備自衛官補一般公募が3年間で50日間、技能公募が2年間で10日間の訓練に参加し、訓練日数を満たすと予備自衛官になります。

予備自衛官、即応予備自衛官は退職した自衛官が民間で働きながら休日を活用して訓練に参加します。

雇用主の方々のご理解と職場内のご協力とやり繰りで成り立っています。

今回の訓練参加者に話を聞くと、「輸送会社なので何とかローテで参加できています、代休はありませんが(笑)」と心強く応えてくれました。

今回の5日間訓練では予備自衛官補から予備自衛官になった方が6名参加していました。

看護師の女性の方、京都大学大学院同志社大学の学生会社員法律事務所の方など多彩です。

予備自衛官補制度は平成14年に始まりましたが、まだまだ広報が不十分と感じています。

今後さらに本制度を普及していきたいと思います。



東日本大震災及び熊本地震では予備自衛官等が活躍しました。

東日本では技能公募予備自衛官通訳として参加、熊本では即応予備自衛官看護師、あんま師、フォークリフト運転手などの技能を活かしました。

いざという時に協力し合えるのが日本人の素晴らしさ。

今後さらに様々な能力をもった予備自衛官等を確保していきたいと思います。

今回は援護と予備自衛官について紹介しましたが、我々の仕事は地域の方々のご協力なくして成り立たないと実感しています。

今後ともよろしくお願いいたします。

本部長便り【29年1月】

新年明けましておめでとうございます。

今年は酉年

私、年男として心を新たに職務に邁進していく所存です。

今年も

京都の自衛隊ならでは

の情報を発信していきたいと思いますので、この1年よろしくお願い致します。

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都大路の駅伝大会

先日15日、皇后盃第35回全国女子駅伝大会が京都市内で開催されました。

本大会で、福知山の第7普通科連隊が同行車両の支援を毎年実施しています。

当日隊員激励のためスタート地点である西京極運動公園を訪れました。


支援隊員は2時間以上も止まることなく車両で選手と伴走することになるので

緊急用におむつをして操縦するとのことでした。

京都は前日からの大雪で、大会本部によると降雪の中での大会開催は初めてとのことでした。

隊員に

「寒い中大変だががんばってくれ」

と激励すると、隊員から

「私たちよりも選手のほうが大変ですから。大したことはありません。」

と笑顔で答えてくれました。

寒さをもろともしない隊員のすがすがしい表情から日頃の厳しい訓練の成果がうかがえました。

見えない所で寡黙に任務を遂行する隊員を誇りに思います。

そして、その頑張る隊員の真の姿を一般の方々に知っていただくのが我々地本の仕事であります。

隊員は無事任務を完遂し、大会は

「京都チームの優勝!」

で成功裏に終わりました。

ちなみに、第7普通科連隊は本大会のほかにも

全国高校駅伝、府民総体の市町村対抗駅伝、福知山マラソン、大江山マラソン

の支援を実施しています。


円谷選手のご縁?

私の出身の福島県チームの方には残念ながらお会いできませんでしたが

愛知県の応援者の方とお話しする機会がありました。

私の制服を見て声をかけてくださいました。

その方は自衛官として東京オリンピックのマラソンで銅メダルを獲得した

円谷幸吉選手

とオリンピックの最終選考でご一緒だった方でした。

「円谷選手は流れるような走りだった」と当時を思い出されていました。

ご一緒におられた奥様は、福島県の会津出身

白虎隊の志士と遠縁にあたる方でした。

私、福島県出身の自衛官、今回のご縁は、円谷選手が結び付けてくれたのかなぁ、、、

と考えてしまいました。


最後に、みなさん

京都が駅伝発祥の地

であることを知っていますか?

三条大橋に記念碑があるのですが

1917年に京都の三条大橋をスタート地点として東京の不忍池をゴールとした

東西対抗の東海道駅伝徒歩競争が開催されたのが日本初の駅伝だったのです。

この話を、先日テレビのニュースで知ったのですが、京都が駅伝の会場になる理由がこの辺にあるのかなと思いました。

京都各地を訪れると、様々な発見があります。

今年も現場に足を運び地本一丸となって地域に根ざした活動をしていきたいと思います。

制服を見たら声をかけてください!

本部長便り【28年12月】

京都に冬到来!

一段と寒さが厳しくなってきましたがいかがお過ごしでしょうか。

北国の人でさえも“京都の冬は別もの”といわれるそうです。

昨年は沖縄であたたかい冬を過ごした私、今年は

初めての京都の冬を心して待とうと思います。

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舞鶴にて保護者説明会

先日、来年春入校予定の補生・自候生合格者とその保護者の方々を舞鶴の海自教育隊、第23航空隊、護衛艦ひゅうがに招待し、保護者説明会を実施しました。

総勢90名の方々に参加していただき、多くの保護者の方々から“安心した”との言葉をいただきました。

自衛隊に入隊してどのような生活をするのか。

本人以上に保護者の方々は心配されています。

そのような不安を解消するため、今年から保護者の方々にも説明会を実施し、実際に生活する場所や勤務場所を見ていただくことにしました。

きれいな居住部屋、娯楽室などを見て多くの保護者の方々が安心されます。

特に、栄養士が管理する食事の話をすると皆さん安心されます。

「今まで親まかせだった清掃、洗濯、アイロンがけなどは3ヶ月の教育で自らできるようになる。」と説明すると、お母さんは「この子がやるの?」という顔をされます。

「はい、お任せください。」 と自信を持って答えました。

来春の入隊式で再会出来るのを楽しみにしています。



防府南にて自衛官候補生の卒業式

今月14日に航空自衛隊防府南基地(山口県)で実施された自衛官候補生の卒業式に参加しました。

今回の教育には全国から132名が参加しました。9月から始まった3ヶ月の教育で同期全員一糸乱れぬ行進をとれるようになっており、みな自信のある表情をしていました。

自衛隊の3ヶ月間の教育でみな自分の身の回りのことをするのは当然、目つきや起居ふるまいが変わります。毎回、卒業式で保護者の方々や来賓の方々がその姿を見て感動されます。

当日、多くの保護者の方々が全国からかけつけ、式典に参加、昼食会では和やかな雰囲気のもとご子息とご歓談されていました。

なかには沖縄県の宮古島から来られたご両親もおられました。

私の前任地が沖縄で、仕事やプライベートで宮古島に数回訪れたこともあり何かのご縁と思い、お声をかけさせてもらいました。

山口は初めての地で、宮古島からたどり着くのは大変だったとのことでした。また、“こちらは寒いね”とのコメントがありました。(同感!)

ご両親の思いに応えられる立派な自衛官になってもらいたいと思います。


現在地本は、春に入隊する隊員の募集にまい進中です。そして春の入隊式では多くの隊員、ご家族とお祝いしたいと思います。

今年も残りわずかとなってきましたが、皆様、よいお年をお迎えください。

本部長便り【28年11月】

~京都も秋に入りました~

朝晩めっきり寒くなりました。

この調子でいくと、京都の冬はどれだけ寒くなるのか、、、、

あまり考えないようにしています。

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今はすがすがしい秋を楽しみたいと思います。

先週の日曜日に東福寺に行きましたが、もみじの紅葉が始まっていました。

ちなみに東福寺では毎週日曜日に座禅会が行われており、私も時々参加しています。

毎回始めての方が参加していて、気軽に体験できる雰囲気で、おすすめです。

日曜日6:15に禅堂へ行けば体験できます。
(11月20日は行事により休みです)

~地域との交流~
“学研都市精華町”


先日、精華町で“けいはんな情報通信フェア2016”が行われました。

地本にもお声がけがあり東日本、熊本地震での自衛隊の活動写真を出展しました。

本フェスタでは様々な最新技術が紹介されていました。

熊本地震でも活用された、ツイッターと連動した被災者情報の収集、管理プログラムは、今後の災害対処において非常に有効な手段であると感じました。

特に、発災直後は現場の情報が入手困難となりますが、このようなツイッター情報により迅速な人命救助が可能になるものと思います。

その他、に関する研究も興味深いものでした。

一例として、戦闘機パイロットへの活用。

飛行時パイロットには大きな圧がかかり時には失神することもあるとのこと、その前に脳の信号を活用してパイロットを補佐する、そのような研究が進められているとのことでした。

将来は夢を解析することも夢ではないかもしれない。そのような夢のある話をたくさんしてきました。


昭和60年頃から開発された精華町の学研都市は町並みも美しく、国立国会図書館(関西館)もあり、京都南部を代表する都市のひとつであると実感しました。

また、精華町には、祝園弾薬支処があり、日頃から町長のご協力をはじめ、地域の方々との交流を行っています。

11月20日の“せいか祭2016”にも参加します。
(自衛隊の装備品を展示:73型小型トラック、偵察バイク)


“ちりめん織物の与謝野町”

今月12日は、与謝野町自衛隊協力会の皆様に日本の防衛や自衛隊の活動についてお話させていただく機会をいただきました。

京都府には26市町村ありますが、与謝野町は北部、天橋立のある宮津市の西に位置します。

ちりめん織物で有名ですが、私も京都に来て初めて知りました。

その与謝野町には、長い自衛隊協力の歴史があり、今年からは3地区を統合して活動を活発化させようとします。

感激したのは、今年初めて「自衛隊応援ステッカー」を作成し、車に貼ってPRするとの新たな試みを開始されていることです。

このような協力者が京都の北の町に居られることに思いを致し、今後地本もしっかりPRしなければならない、と気を引きしめました。

もう一つ驚いたのが、自衛官が制服の右腕につけている部隊章、この全国の部隊章が与謝野町で作られているのです。

これは、ちりめん織物技術と何か関係があるのではないか?

とかってに夢を広げておりますが、次の機会に工場におじゃましようと思っています。

与謝野町と自衛隊との関係では防災訓練の他、大江山マラソンで緊密に連携しています。

実は与謝野町は自衛隊の部隊が所在する

京丹後市(航空自衛隊経ヶ岬分屯基地
宮津市を1つおいて舞鶴市(海上自衛隊舞鶴基地
福知山市(陸上自衛隊福知山駐屯地

に囲まれた重要な地域であることを、今回協力会の懇親会に参加された陸・海・空の司令等の方々とご一緒して気がつきました。


京都の各地域を訪問しいろいろな方々とお会いする都度

新たな発見があり、感動があります

そのような出会いを大切にして、地本と地域との関係を深めていきたいと思います。

本部長便り【28年10月】

10月に入り、朝晩は肌寒く感じるようになりました。
季節は秋に変わったようです。

秋といえば、収穫の秋、文化の秋、様々な秋祭りや文化祭などのイベントが開催されます。

今月22日の京都三大祭の一つ“時代祭”も楽しみです。

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中部方面隊創隊56周年記念行事に参加して!

自衛隊の各駐屯地等でもこの時期は記念行事やイベントが数多く開催されます。自衛隊記念日が11月1日なので中央での各種行事もこの時期です。

今月9日には、伊丹駐屯地で中部方面隊創隊56周年記念行事が開催されました。

記念式典、訓練展示に引き続き、日頃からご協力をいただいている方々を招待しての祝賀会がありましたが、その冒頭で2府19県の地方協力本部長21名が壇上に上がり、紹介されるサプライズがありました。


厳しい募集環境に対応して中部方面隊が全力を挙げて募集に取り組む姿勢をお示しし、皆様に協力をお願いする総監の計らいでした。

地方協力本部の任務
さて、今回の本部長便りでは、地方協力本部の任務の一つ“募集”についてお伝えしたいと思います。

厳しい募集環境!!
少子化の状況は皆さんご承知のとおりだと思いますが、加えて有効求人倍率が1倍を超え(H28.8現在、京都1.28)、かつ学生の進学率は益々高くなっています。

しかし、自衛隊の募集人数は変わりません。

それは近年の厳しい安全保障環境に対応するため

日本の平和と安全を守るためには、優秀な人材をある一定数、確保する必要がある

からです。

そのような厳しい募集環境の中、私たち京都地本は、何事も前向きにチャレンジしていきます!



地本の部員は、各事務所・案内所や部外で説明会を行い

各種イベントで募集ブースを出して募集・広報し

各種学校へ赴き、進学や就職について説明させていただき

募集相談員や各部隊からの希望者情報をもとに

直接本人に会って説明する

等の募集活動を行っています。

先月下旬、京都市内で行われた合同就職説明会に
京都地本も参加しました。

私は防衛大学校から

就職活動をせず自衛官になり、部隊勤務となったので

このような説明会に参加したことはなく、初めて見る光景でした。

先ほど述べたとおり、有効求人倍率が1倍を超え、就職する側にとって有利な状況

だと思ってましたが、、、現実はそう簡単なものではないと感じました。

ある学生に自衛隊の説明をしたのですが、その学生は相当数面接を受けたものの、まだ内定がなく

10月の内定式も迫り、戸惑いを隠せない様子でした。

そしてその学生には、自衛隊を職業の1つの選択肢として考えてもらえるよう誠意を持って説明しました。

このような人の一生に関わる重責が地本の任務なのだと実感しました。

もっと自衛隊をPRしなければ、、、

このような説明会で感じるのは

“まだまだ自衛隊のPRが足りない”ということです。

「自衛隊は“体力”がなければ勤まらないでしょ?」(≧▽≦)

という質問が毎回あります、、、

基本的に体力は必要ですが、みなレンジャーになる必要はありません。

それぞれの人がもったすばらしい能力を活かすのが自衛隊という組織です。

様々な職域があり、職種があります。

私を例にとれば、、、
私は“高射特科”という空を守る職種ですが、

中距離の誘導弾を実射するために米国にも行きました。

私は海外に縁があるのか、イラクにも行きましたし、

スウェーデンで防衛駐在官もさせていただきました。

先日も高校生と話しをしていた時に

「えっ、海外に行けるの?」という質問がありました。

自衛隊の職種
自衛隊には活躍できる分野が数多くあります!

第一戦部隊を支えるためには通信ネットワークも必要です

し、災害派遣でも注目される

糧食、給水、入浴・洗濯などは

“需品科”という職種です。


防衛医科大学校では

医師や看護師

を育成していますが

そのような医療に関わる“衛生科”もあります。

あるいは、各地域で音楽隊の演奏会を開催していますが

隊員の士気を高揚したり儀式で演奏を行う

“音楽隊”も自衛隊に不可欠な職種です。

このような幅広い分野で活躍する人材を必要としており

そのため自衛隊のことをもっとPR

しっかり説明して理解してもらうことが

私たち地本の役割だと実感しています。 京都地本は様々な場所に赴いて活動しますのでよろしくお願い致します!

ついつい長くなってしまうのが私の悪い癖で、、、

娘にも話が長い!!とよく言われます(笑)

この辺で終わりたいと思います。みなさまよい秋の日々をお過ごしください

本部長便り【28年9月】

8月1日に着任しました本部長の安孫子です。

ホームページ、Facebookでは私たちの活動を
お伝えしていますが、合わせて私からも自衛隊のことをより知っていただくため

“本部長便り”

として情報発信していきたいと思います。

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着任してからあっという間の1ヶ月半でした

着任してから
北は経ヶ岬から南は木津川まで

京都各地の部隊や地本各事務所・案内所を
訪問し、各種行事等にも参加しました。

今回初の本部長便りでは、私が訪問した京都所在の部隊等を紹介したいと思います。

それにしても、京都がこれほど
南北に長いとは赴任するまで
知りませんでした、、、

京都府の北端、京丹後市

まず北端の京丹後市には

空自の経ヶ岬分屯基地
地本の京丹後地域事務所

が所在しています。

分屯基地の第35警戒隊は24時間態勢で空の警戒監視任務を行っています。

京都市のような賑やかさはありませんが
美しい海と自然に囲まれ
アウトドア派には最高の場所だと思います。

隣接して米軍のレーダがあり日米交流も活発で8月24日には日米双方の音楽隊による合同コンサートが分屯基地で開催され、地元の約200名の方々が足を運ばれました。

日本海に面した舞鶴市


舞鶴市には歴史と伝統を有する

海自の舞鶴地方隊

地本の舞鶴地域事務所

が所在しています。

舞鶴は舞鶴鎮守府初代司令長官の東郷平八郎元帥が2年間過ごした土地です。

港町であり海上自衛隊と地域との関係は非常に密接であると感じました。

8月22、26日には舞鶴教育隊で行われた新隊員教育の修業式に参加しました。

家族に祝福されながらみな立派に各部隊へ旅立っていきました。

京都府北部の、福知山市


福知山市に

陸自の第7普通科連隊

地本の福知山地域事務所

が所在しています。

福知山といえば明智光秀が城主であった福知山城があり歴史と伝統の地です。

第7普通科連隊は京都市以北の災害対処を担任する部隊であり、平成25年の台風18号洪水、平成26年の8月豪雨において災害派遣を実施しています。

9月3日、4日には市・府の総合防災訓練に参加、平素から地域と連携した災害への備えを万全にしています。

京都市に隣接する亀岡市

亀岡市には

地本の亀岡募集案内所

が所在します。

8月7日には河川敷で亀岡花火大会を観覧させていただきましたが、保津川が流れる自然豊かな場所です。

案内所は地元協力者の絶大なご支援もあって5名と少人数ですが着実に募集成果を上げています。

京都市内

京都市内には

地本の本部

河原町募集案内所

京都募集案内所

が所在しています。

京都市はご存知の通り歴史と文化の街ですが
市内には多くの大学、専門学校、高校があり若さと活気を感じます。

私たち地本は

防衛大学校
防衛医科大学校
一般幹部候補生
一般陸曹候補生
自衛官候補生
航空学生

等に進んでくれる有望な人材の発掘に日々まい進しています。

京都市以南

京都市の南には陸自の3つの

駐屯地(宇治大久保)と

1つの分屯地(祝園)

そして地本の宇治地域事務所

が所在しています。

宇治以南の災害対処は

大久保駐屯地の第4施設団が担任しており

平成24年の京都府南部豪雨

平成25年の台風18号洪水で災害派遣を実施しています。

地域とのつながりも強く

8月3日に大久保駐屯地で実施された夏祭りには多くの市民の方々が参加して盛大な花火を楽しまれていました。

このように京都の各地を訪問してみて

各部隊、地本各事務所・案内所が

地域に根ざして活動しているのが分かりました。

また京都には多様な地域特性があることを知りました。

京都の地域特性


そのような京都の地域特性を

知る機会が先日ありました。

8月27日に木津川市で初めて
第3師団音楽フェスタが開催されました。

その演奏曲の中に「もうひとつの京都」という組曲がありました。

私は司会者の説明で始めて知ったのですが

この曲は京都府による

「もうひとつの京都キャンペーン」

すなわち

「お茶の京都」
「森の京都」
「海の京都」


をPRするために
それぞれの京都をイメージして

葉加瀬太郎氏が作曲したものです。

またこの曲とともに

ショートストーリーも作成されており

京都在住の本上まなみさんが出演しています。

3部作になっていて驚きの結末につい笑ってしまいました、、、
お勧めです。

これからも、各地域に足を運んで

様々な京都を発見し

地域に根ざした自衛隊

京都地方協力本部の活動を積極的に発信していきますので宜しくお願い致します。

また自衛隊に関心のある方は

ぜひ一度、最寄の地域事務所、募集案内所へ

気軽にお立ち寄りください。

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