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トップへ戻る熊本地本トピックス/宮崎地区部隊研修に参加して(染田由美子 氏)

宮崎地区部隊研修に参加して

企業
パイロットと記念撮影(向って右から2番目が染田様)
医療法人かぜ
植木いまふじクリニック

総務課
  染田由美子 

  この度、2018年12月1日から2日にかけて、医療法人かぜ「植木いまふじクリニック」の理事長代理として宮崎地区部隊研修に参加させていただきました。私共は、平成4年に熊本市の植木町に開業し、日々地域に根ざした医療を目標とし、泌尿器科、循環器科及び人工透析科を中心に、診療を行っております。現在、4名の退職自衛官の方が勤務されており、運転業務を始め、院内整備など多岐に渡る業務を担当していただいております。業務にあたっては、何事も迅速に、そして丁寧に取り組み、全職員から大変頼りにされている存在となっております。
  さて、研修ですが、2日間にわたり大変有意義な時間を過ごさせていただきました。1日目は陸上自衛隊都城駐屯地内の見学、そして2日目は「新田原エアフェスタ」での飛行展示。私個人的には、駐屯地の見学をとても楽しみにしておりました。
  1日目、宮崎に向かうバスの中では、案内役の山本3等空佐より翌日見学予定の飛行展示等に関連した航空自衛隊についての説明がありました。搭乗員でもあった山本3佐ご自身のご経験に基づく、大変興味深いお話ばかりで、トークも軽妙、アッという間に宮崎に到着しました。
  到着してすぐに、駐屯地内の隊員食堂で昼食をいただきました。自衛隊員の方々が厳しい訓練の合間に摂られている食事を、一般の私たちが口にできる機会は中々ありませんのでとてもよい経験となりました。その後、駐屯地内にある歴史資料館である“郷土館”に向かいました。郷土館は、陸上自衛隊に関連する歴史的展示物が数多く展示されており、館長さんに、神話にまつわる日本誕生の歴史から、自衛隊の歴史までを含めて時系列に展示物を紹介しながら軽快に、かつ、丁寧に時間をかけて説明をしていただきました。個人的には、ちょうどノモンハン事件に関する書物を読んでいたので、事件に関する展示物を目にした時には思わず見入ってしまい、当時の兵士達の尊い犠牲に思いを馳せました。どこの国の「軍隊」もその背後には、重い歴史を背負っています。日本の自衛隊もまた、重いそして忘れてはならない歴史の上に今存在しているのだと痛感しました。その他、館内には、歴史的にも貴重な物が多く展示してありました。いつかまた個人的に訪れてみたいと思いました。
  その夜は、宮崎市内のホテルに宿泊し、地方協力本部の方々、そして他の参加者の皆様との親睦会を催していただきました。様々な企業の、多様な職種の方々と交流する機会をいただき、大変楽しい時間を過ごすことができました。普段、わたしは、このように他企業の方と交流できる機会はあまりなく、とても貴重な時間となりました。
  翌日は、早朝よりエアフェスタが開催される新田原基地に向かいました。到着するまでの間、山本3佐より航空ショーに関する説明をいただき、事前知識を持って飛行展示を見学することができました。地上には、陸海空自衛隊の航空機が揃い、さらにペトリオットなどの防空火器、災害派遣用資材なども展示されていました。航空機については、丁寧に一機一機、説明がありました。その判りやすい説明に、研修参加者以外の方々も耳を傾け、気がつけば私たちのまわりには、多くの人だかりができていました。
    当日の天候は雨交じりの曇り空。気温も下がり、多少寒かったのですが、飛行展示が始まると、その大音響と迫力に興奮し、寒さを忘れ、空を見上げていました。一人ひとりのパイロット、そして航空自衛隊の方々が毎日厳しい訓練に耐え、日本の空を守ってくれているのだなと思い、自衛隊の方々の安全を祈らずにはいられませんでした。
  午前から降っていた雨が午後になると激しさを増し、皆が楽しみに待っていたブルーインパルスによる飛行展示は残念ながらキャンセルとなってしまいました。しかし、2日間の研修で、普段の生活では分からない自衛隊のことをより深く知ることができた私にとっては、とても貴重な経験となりました。同行して下さった地方協力本部の方々にはとても細やかな心配りを頂き、この2日間はとても楽しいものとなりました。駐屯地の見学、親睦会、飛行展示見学など盛りだくさんの内容は、準備段階から大変ご苦労されたであろうと思います。今回はこのような機会を頂き心から感謝しますとともに、人々の自衛隊への理解がより一層、深まり広がっていくことを心から願っております。
  この度の研修参加、大変ありがとうございました。

郷土館
郷土館玄関
戦車の前で

F15の前で