大学生へ自衛隊の魅力を伝える
-本部長による防衛講話-
自衛隊熊本地方協力本部(本部長 1等陸佐 𣘺本 賦)は、令和4年8月24日(水)、熊本地方合同庁舎において熊本県熊本市議会議員であり熊本県自衛隊家族会事務局長 光永 邦保氏が主催するブートスクールに参加する県内の大学生6名に対して、防衛講話を実施した。
本講話は、昨年度から開催されたものであり、防衛思想の普及を目的に、我が国をとりまく安全保障環境に関して、中国、北朝鮮、ロシアの軍事動向と新たな領域である宇宙・サイバー・電磁波の取り組み等や、自衛隊の任務、組織、幅広い職種・職域、現在実施している様々な活動や予備自衛官制度等について説明した。
講話を受けた学生達からは、「日本周辺の情勢についての自分の知識のなさに気づかされた。」「自衛官の皆さんが、更にかっこよく見えると同時に尊敬の念を抱きました。」「将来働くならこのような職場がいいなと思った。」「可能ならば県内すべての高校で研修を義務付けるなどして、若者に自衛隊と国の防衛について興味を持ってもらうことが必要だ。」「大学生でも自衛官への採用の道である予備自衛官補という制度があることを今回初めて知った。」「国を守るという簡単な言葉では括れない程の業務の幅に驚かされた。」「本日学んだことを、もっと同年代に広め自分たちが暮らしている日本、世界についてしっかり議論していきます。」などの感想を聞くことが出来た。
また、引率した光永氏からは「本部長自ら懇切丁寧な講話、心温まる対応に学生一同大変感謝しております。」との御礼の言葉をいただいた。
熊本地本は、今後も様々な広報活動を通じて、多くの方に自衛隊の各種活動について積極的にPRし、自衛隊に対する理解を促進していく。
(渉外広報室渉外班長 大谷准尉)