自衛隊熊本地方協力本部（本部長　１等陸佐　𣘺本　賦）は、令和４年７月１６日（土）、県内の公安系公務員を目指す学生等に対し、公安系公務員説明会を実施した。

本説明会は、熊本県警察本部、熊本市消防局及び熊本海上保安部の協力を得て、自衛官・警察官・消防士・海上保安官の仕事を身近に感じてもらうとともに、各機関毎の勤務体系の違いについて理解してもらい、少しでも参加者の受験意欲の向上を図れるよう新型コロナウィルス感染症感染拡大防止措置を講じつつ、企画・実施した。

当日は、高校３年生や保護者、専門学生など３０名の参加があり、最初に熊本地本が自衛隊の役割や仕事内容、各種募集種目の説明のほか、警務職種や消防職種などの説明を行ったのち、警察、消防、海保と説明が続いた。

その後、官公庁毎の個別相談会において、自衛隊ブースでは、参加者に年齢が近しい若年隊員をリクルータとして配置し、自身が自衛隊を目指すきっかけや自衛隊の任務の中でやりがいを感じたことなどを話していた。参加した学生や保護者からは、「説明会へは警察の説明を聞きに来たつもりであったが、自衛隊にも興味が出てきた。」などの声が聞かれ、熱心な説明により、自衛隊の魅力が伝わっている様子であった。

また、全官公庁の相談ブースを訪れる熱心な参加者も多くおり、人を守る職業の人気の高さを改めて実感できる説明会となった。

自衛隊熊本地方協力本部は、厳しい募集環境においても募集対象者の目線に立った効果的な募集広報活動に努めていく。