大学生に対し自衛隊の魅力を伝える
-部隊防災減災教育-
自衛隊熊本地方協力本部(本部長 1等陸佐 𣘺本 賦)は、令和4年7月16日(土)、熊本保健科学大学において熊本大学、熊本県立大学及び熊本保健科学大学270名に対し防災減災教育を実施した。
本教育は、本年度から開始した事業であり、本部長による自衛隊の災害派遣の概要についての講話、第8師団協力のもと平成28年熊本地震、令和2年7月豪雨災害の活動に従事した隊員による体験談、危険から身を守る方法及び被災時における生存自活方法の実習により、自衛隊の災害派遣活動に関する理解促進及び親近感を醸成することができた。
教育を受けた学生達からは、「自衛隊の活動について何も知らなかった。」「私も自衛隊に入れますか?」「防大は難しいですよね?」「少し身近な存在として関心を持つことができた。」「いざという時に活用できるように今日学んだ事を復習していきたい。」などの感想を聞くことが出来た。
また、大学教授からは「本部長自ら写真等で懇切丁寧な説明をしていただき、また、部隊からは昨日の線状降水帯の予測情報による災害派遣準備をしていた駐屯地から直接教育にきて、明るく学生に接していただき、心より感謝申し上げます。」「今後もこのような体験教育等を実施していただきたい。」との御礼の言葉をいただいた。
熊本地本は、今後も様々な広報活動を通じて、多くの方に自衛隊の各種活動について積極的にPRし、自衛隊に対する理解を促進していく。
(渉外広報室渉外班長 大谷准尉)