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南スーダン派遣隊員帰国行事

第9高射特科大隊 小野寺1尉の挨拶
岩手山を背に記念撮影

平成25年6月26日、第3次国連南スーダン派遣団として平成24年11月から派遣されていた隊員の

帰国行事が岩手駐屯地で行われた。岩手駐屯地からは、小野寺1尉をはじめ、27名の隊員が派遣され、

全員が無事に任務を完遂し帰国した。

帰国した隊員は、岩手駐屯地司令・南 道行1佐から任務完遂に対する祝福と

半年間の派遣に対する労いの挨拶を受けた。

隊員代表として第9高射特科大隊・小野寺1尉が「南スーダンでの経験を部隊に還元したい。」と挨拶し、

式は盛大に執り行われた。

帰国隊員への突撃インタビュー




第387施設中隊所属の浅野3曹
南スーダン (首都:ジュバ)
 

帰国行事後、岩手駐屯地第387施設中隊所属の浅野3曹にインタビュー取材を行いました。

建国して間もない南スーダンでの任務や生活の様子について、お話を聞くことができました。

岩手地本インタビュアー:地本

回答者:浅野3曹

地本:まずは南スーダンでの任務について教えてください。

浅野3曹は、現地でどのような任務 についていたのですか?

ジュバからイエイまでの基幹道路の整備をしていました。 宿営地から車で1時間程移動し、でこぼこした路面を少しずつ平らにする作業をしました。

   

地本:宿営地から、随分離れた場所での任務だったんですね。

そうですね。道路を作っていくので、その分移動距離は長くなっていきます。 最初は移動時間が40分くらいの場所だったのが、終盤には1時間位の場所まで進みました。派遣期間中の半年で15kmの道を整備しました。

地本:平均気温が40℃を超えるなかでの任務は大変だったと思います。

暑さを和らげる対策などはあったのですか?

日陰のない場所での任務だったので、暑くて大変でした。

服に関しては、防暑用の戦闘服や下着や靴が支給されました。

地本:下着まで支給されたんですね(笑)これからの季節、日本でも使えそうですね。

でも、下着以外は帰国する際に返納してしまうんです。

地本:それは残念ですね・・・。服装についてお聞きしたので、

南スーダンでの生活の様子を教えてください。

派遣期間中、休日はどのように過ごしていたのですか?

休日は、国連休暇という5日間の休みだけでした。

地本:半年間の派遣中に5日間だけですか!?

正式な休日は5日間でしたが、作業時間外の余暇の時間は家族に電話をしたり、

DVDを見たりして過ごしていました。

      

派遣期間中に楽しいことはありましたか?

一番楽しかったことを教えてください。

一番楽しかったのは、国連休暇でウガンダを訪れたことです。

地本:楽しい思い出があって良かったです(笑)

南スーダンは日本とは全く違う環境ですが、何か驚いたことはありましたか?

驚いたのは、道路状況ですかね・・・。

ジュバを少し離れると道路も舗装されていないし、信号も無いんです。

地本:日本とは随分、環境が異なるんですね・・・。現地での食事はどうでしたか?

食事は調理専門の日本の隊員が作っていますので、日本での食事と変わりません。

現地では、ジュバ市内で「ミニストップ」というフライドチキン屋が美味しいと聞いて行きました。

地本:なにか珍しい食べ物はありましたか?

食べてはいないんですが、ハリネズミですね。

肉を炭火で焼いて食べるそうで、よく売っているのを見かけました。

地本:それは意外ですね!現地の人と接する機会はありましたか?

直接、現地の人と調整することはありませんが、任務中に子どもが寄ってくることはありましたね。

現場の近くの学校の子どもが来て、学校のノートを見せてくれたり、隊員の名前を教えてあげたり。

南スーダンの子供はいたずら好きでしたね(笑)

地本:ほほえましいですね。派遣期間中、家族が心配だったのではないですか?

子供がまだ小さいので、子供のことが心配でしたね。時差の関係(日本との時差は6時間)で

なかなか連絡がとれないこともありますが、時間が空いている時には、連絡をとるようにしていました。

地本:家族とは電話で連絡をしていたのですか?

そうですね。宿営地内にITルームという場所があるのですが、そこから電話をしたり、

携帯アプリで連絡を取っていました。出国前に、必要なものを調べてルータなど準備していく人がほとんどです。

ITルームの電話は通話時間が決められているんですよ。

地本:帰国して一番したいことは何ですか?

やっぱり家族と過ごす時間を作りたいですね。

派遣期間中できなかった家族サービスをしたいと思います。

地本:半年間の任務、お疲れ様でした。ご家族とゆっくり過ごしてくださいね。

今日はお忙しい中、本当にありがとうございました。

       


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