予備自衛官補(一般)
10月14日(月)から18日(金)の訓練を修了して


予備自衛官補(一般)隊員  山田 愛由さん

山田さん  予備自衛官補に合格採用いただき、早5ヶ月が経とうとしています。今年の教育招集訓練を振り返ると、同期と共に励まし合いながら厳しい訓練を乗り越えた達成感で高揚した日々がつい昨日の事のように思い起こされます。会社員という社会的立場にある私が挑んだ「予備自衛官補」としての生活は、自分の想像よりも、はるかに充実した日々でした。

 当初、仕事との両立に悩んだこともありましたが、会社の同僚や上司の支えもあり、手探りながらも第一段階の訓練を修了しました。刺すような日差しの中での基本教練や体力錬成、必死に復習して覚えた銃の分解結合、緊張と銃の重さで体がこり固まった歩哨訓練、完歩を目指して前日の夜から入念に準備をした10km行進、傷だらけになりながらも、がむしゃらに挑んだ戦闘訓練。全ての課程にそれぞれの厳しさがあり、そしてどの課程においてもやり遂げた後の達成感は、他では味わえないほど素晴らしいものでした。壁を一つ超えるごとに自分の自信へと繋がり、目標としていた「いざという時に自ら行動できる大人」に確実に近づけている手応えを感じています。また、教育招集訓練では実技のみでなく精神教育も充実しており、国防への理解を深め、より一層自衛隊という組織の一員であるという自覚が揺るぎないものとなりました。

 技能や知識が身についた他に、訓練を通して仲間や班長と出会えたことも、参加して良かったと思える点の一つです。特に班長の存在は私にとってはとても大きく、目標となる人物がすぐそばでお手本を見せてくれるという環境はモチベーションにも繋がりました。「自分もこの人のようになりたい」。そう強く思うことで乗り越えられた事がいくつもあります。

 教育招集訓練は、来年も続きます。ですが、二足の草鞋は自らの努力だけで履きこなすことは出来ません。周囲の支えに感謝をし、目標を見失わないように心身を鍛えて、来年度の教育招集訓練に備えたいと思います。