群馬ちほん日記|自衛隊群馬地方協力本部

令和 4年 1月

「感染症」をテーマとした課題研究に
自衛隊中央病院看護官が
協力しました。

-高崎女子高校-

左:自衛隊中央病院より看護官 黒住1尉が参加
右:高崎地域事務所長 土屋3等陸尉(イラク派遣経験あり)

総合学習時間の一環として「感染症」をテーマに課題研究に取り組む生徒に対してインタビューの協力を実施しました。
高崎女子高校から医療系職種での海外勤務経験者に対する取材要望があり、 自衛隊中央病院に協力を頂き、高崎女子高等学校生徒3名に対して、リモートで高崎地域事務所と自衛隊中央病院を繋ぎ「海外での自衛隊の医療活動について」看護官、黒住1尉が説明・懇談を実施してくれました。また、自衛隊の海外派遣活動について、高崎地域事務所長 土屋3尉が説明しました。生徒は、真剣に説明に耳を傾けメモを取るとともに、色々な質問をしてくれました。
※ 黒住1尉は第9次イラク復興支援群に参加、土屋3尉は第10次イラク復興支援群に参加。

インタビューの様子

質問をする生徒「派遣先での仕事内容は?」

質問を受ける
看護官の黒住1尉
「イラクの医療関係者に医療に関する技術指導や
普及教育等を行いました。」

派遣先に行くまでに準備することは何ですか?

黒住1尉「現地の特性や環境を考慮した
医療提供ができるよう事前の調査と準備が必要です。」

笑いが絶えない生徒の皆さん。
終始、和やかな雰囲気でのインタビューでした。

みなさん、頑張ってくださいね!
将来、自衛隊の看護官として一緒に勤務しましょう!

生徒からの質問

  • 派遣先での仕事内容は
  • 派遣先に行くまでにすること
  • 派遣先(現地)での感想・感じたことなど、
    何でも教えてください。
  • 地域によって感染症の種類に違いはあるのか。
  • ワクチンは日本のように全員接種できるのか。
    どのような人が優先して接種できるのか。
  • 派遣された医師や看護師の感染リスクについて
  • 現地の人は怪我をして、それを治す薬がないから感染症が広がっていくと考えられるがどうなのか。
  • 海外派遣の人手不足について

自衛隊中央病院
看護官 黒住1尉より

派遣先では、看護官としてイラクの医療関係者を対象に、医療に関する技術指導、普及教育等を実施しました。自衛官である看護師だからこそ、イラクの復興支援に携わるという貴重な経験ができたと思います。看護官としての仕事に誇りとやりがいを感じています。また、派遣先で医療活動をするためには、派遣までにしっかり準備することが重要であり、現地の特性や環境を考慮した医療の提供が必要です。また、派遣先の地域では、医療の提供と合わせて防疫の実施がとても効果を発揮します。生徒さんには、個人ができる感染対策として、うがい手洗いは特に効果的なので、普段から実施してほしいとアドバイスしました。今回の高崎女子高校の生徒さんとの懇談は、とても有意義な時間でした。医療関係に進みたいそうですので、目標に向かって頑張ってほしいです。将来、看護官として一緒に勤務出来たら、なおうれしいです。


高崎地域事務所長
土屋3尉より

今回、担当する地域の高崎女子高校の生徒に協力出来たことをうれしく思います。生徒達は「感染症をテーマ」に凄く勉強していました。今回の成果をまとめて学校での課題発表が楽しみです。また、3名の将来の夢は医療関係の仕事に進み、人の役にたちたいそうです。自衛隊の防衛医科大学への進学も選択肢の一つなれば幸いです。高崎地域事務所では、コロナ禍でも総合的学習等の要望があればリモートなどの非接触での参加できる場面を提供し、自衛隊の魅力と活動への理解を深めたいと考えております。

Information

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