群馬ちほん日記|自衛隊群馬地方協力本部
令和 4年 8月
2022年夏に実施した「百里基地取材研修ツアー」【後編】では「移動管制隊」「消防隊」「体験喫食」「資料館見学」をお送りします。普段は入ることのできない航空自衛隊の基地で働くイメージを持っていただけたら幸いです。
航空自衛隊「百里基地」取材研修【前編 F-2戦闘機・救難機】の記事はこちらをご覧ください。
移動管制隊は、日本唯一の部隊であり東日本大震災でも出動し航空管制を行を行いました。基地に設置された管制塔やレーダーが使用できなくなった場合に移動式の管制機材を提供して航空管制の継続を支援します。生徒たちは見たことのない機材の大きさに驚いていました。
消防部隊では、耐熱服の試着、放水体験などを行い、任務や出動の流れなどのお話を聞くことができました。
見学の合間には、普段隊員たちが食事を取っている隊員食堂で喫食を体験しました。また、見学者向けの資料館で、F-4ファントムのモックアップに乗って記念撮影を行ったり、歴代の展示飛行機を見学しました。
8月5日の研修では、百里基地司令(基地で一番偉い人)から講話があり、領空を守る組織は航空自衛隊しかないとの説明を受けました。また、多くの生徒が積極的に質問をしていました。
8月17日の研修では、「エンジン小隊」という戦闘機のエンジンを専門に整備する部隊の研修を行いました。工業高校の生徒、教師は食い入るようにエンジンを観察したり整備員へ質問をしていました。自衛隊にはメカニックの仕事がたくさんあります。
【前編】【後編】でお届けした航空自衛隊「百里基地」いかがでしたか?
首都防衛の要、戦闘機部隊を抱える「百里基地」の任務、そこで働く隊員たちのマインドを感じていただけましたでしょうか。
自衛隊群馬地方協力本部では今後とも、県内の学校等に通学されている高校生、専門学校生、大学生等を対象に普段入ることのできない自衛隊基地取材を通じて基地の雰囲気やそこで働く隊員の生の声に触れ、【自衛隊】という組織に興味をもっていただくための第一歩になればと考えております。今回のような基地・駐屯地取材研修につきまして継続的に取り込んで参りたいと存じますので、ご興味のある方は、県内各募集事務所へご相談ください。
本体取材研修の様子を「自衛隊群馬地方協力本部」のYouTubeチャネルで公開中!見てね!
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