群馬ちほん日記|自衛隊群馬地方協力本部

令和 4年 4月

練習艦隊艦艇見学
「かしま」「しまかぜ」

- 海上自衛隊 横須賀基地 -

練習艦「しまかぜ」
練習艦「かしま」

令和4年4月9日、10日の両日、海上自衛隊横須賀基地で行われた、練習艦隊艦艇見学に参加しました。当日は快晴天気のなか、参加者は艦艇勤務者より直接話が聞くことが出来、自衛隊の魅力を発信することができました。


当日の様子

4/9(土)は、練習艦「しまかぜ」、4/10(日)練習艦「かしま」を見学しました。二隻の練習艦が並んで係留されているのは、珍しく、両艦艇とも練習艦隊第1練習隊(呉)所属です。

艦内見学

目の前に練習艦隊が見えてきました。
はじめて乗る海上自衛隊の艦船に、笑顔で乗り込む参加者たち!
艦上では艦艇勤務の自衛官より装備などについて説明を受けました。
近い距離から見る速射砲の迫力に、参加者は熱心に隊員の方へ質問をしていました。
練習艦の海上自衛官の方から熱意ある説明を受けて参加者たちも真剣に聞き入っていました。
幹部用の帽子を被らせてもらってパチリ!気分は艦長かな?

音楽隊の演奏

練習艦隊音楽隊の演奏
宇宙戦艦ヤマト、軍艦行進曲など素晴らしい演奏でした。
今後、練習航海のレセプション等で活躍されるようです。

艦橋・上甲板

艦橋にやってきました!
艦橋は、通常6人、左右に見張り1人ずつ、合計8人で操船します。
熱心に話を聞く参加者たち。艦橋ではいろいろなお話が聞けました。
上甲板、近い距離から見る速射砲の迫力に参加者は熱心に隊員の方へ質問をしていました。
機関科の海士の説明を聞きます。海士はセーラー服を着用します。
この日は、自分のカメラでも撮影OKでした。将来を迷ってる方、一度、本物の艦を見てみませんか?ご希望の方、まずは、群馬県内各募集案内所までTEL

現役隊員との懇談

入隊から現在に至る話を、ユーモアを交えて話してくれました。
艦艇勤務の隊員の説明に、多くの参加者の皆さんが真剣に聞き入っていました。
世界の海の話に、参加者は海上自衛隊への興味を膨らませてました。

質問内容(一例)

幹部候補生学校(江田島)は厳しい? → 海上自衛隊は艦での生活が基本となり陸海空で一番協調性が必要。生活指導は厳しいかもしれないが同期で協力して成長してほしい。

英語が話せなければダメ? → 最初はできなくても大丈夫。術科学校で英語過程があり、訓練を通して話せるようになる。

艦の空調は?→ 快適性は艦による。古い船だと艦長室も利きが悪い時がある。最近の護衛艦だと空調も完備され快適性が確保されている。

気象の仕事はある?→ 「気象・海洋」という観測や天気図を作成する職種がある。例えばこの作戦を実行するにあたり海中の渦、温度が何度あるか、波の高さは何メートル等の気象データが必要。気象の職種は慢性的に人員不足。みんさんもぜひ目指してほしい。すでに気象予報士資格を保有していれば技術海曹受験も可能。

護衛艦には希望すれば必ず乗れるのか?→ 配属される職種による。基本的に身体適正、心理適正があれば、よほど身体が弱くない限り強健であれば乗組員になることができる。

などなど・・・、この他にも様々な質問やお話がありました。

最初は緊張気味でなかなか質問が上がりませんでしたが、この日質問を受けた海上自衛官から参加者ひとりずつ指名し、「じゃあ次は君!何かある?何でもいいよ!答えられる範囲で!」と話しやすい雰囲気を作ってくださり、現役隊員に直接質問できる貴重な機会となりました。


自衛隊群馬地方協力本部では、陸海空の自衛官を募集中です。 ご興味のある方は、最寄りの県内各募集事務所へお気軽にご相談ください。

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