愛知学院大学を卒業した先輩(一般曹候補生・自衛官候補生)の声|自衛隊愛知地方協力本部

令和４年度卒業
所属クラブ/歴史研究会

佐藤　優馬new
第１１７教育大隊(一般曹候補生)
要員区分・勤務地/陸上・武山駐屯地

入隊・入校した動機は何ですか？
大学では昭和史を専攻しており、日本陸軍の研究をしていたので、以前から自衛隊には興味がありました。大学生活の終盤に差し掛かり、自分の進路を考える中で、大学院進学か就職のどちらにしようかを考えて苦悩していました。しかし、時を同じくしてロシアのウクライナ侵攻が起き、自分人身の中で「命の使い道とはなんだろう？」ということを深く考え、自衛隊に入隊するという決断に到りました。
近況は？
最初の一か月はとにかく一般の生活とは異なる生活サイクルに振り回されましたが、少しずつ順応して生活ができるようになりました。休日は忙しくて見れないYouTubeを見たり、外出してスターバックスで寛いでいたりします。駐屯地内は各種施設が充実しているため、入隊してからはインドア派よりになりました。ただ驚くことにそれでも体重が５㎏もおちたので（７０㎏→６５㎏）健康的な生活が出来ていると実感しています。
入隊・入校して感じたことは？
入隊するまでは、日常生活の全てが制限されて大変だと思っていましたが、入隊して時が経つごとに自分の時間が作れるようになりました。熱い思いを持った同期に触発され、日々の運動に勤しむようになりました。最初は腕立て伏せで「苦しい！」となっていたものの、少しずつ回数が伸びることは大きな喜びです。教育隊にて勤務する幹部自衛官の方々を見て、僕自身も幹部自衛官になりたいとういう気持ちが芽生えました。その夢に向け、日々前進していきたいです。
母校の人々へのメッセージ
私自身、進路を考える上で大いに悩んだ上で出した結論が陸上自衛官でした。将来自分が何をしていたいか分からない人に、この職業を選択しに入れることはお勧めです。今の世界の情勢を見れば、最も人に頼られる職業であると思います。そして、安定した給料も魅力的なので、ぜひ将来の仕事の選択肢に自衛官を加えてください。

平成２７年度卒業
所属クラブ/無し

井上　拓洋
舞鶴教育隊(自衛官候補生）
要員区分・勤務地/海上・舞鶴（松ヶ崎）

入隊・入校した動機は何ですか？
公務員説明会の時に、地本の方に声をかけて頂いたことがきっかけです。自衛隊に入隊しようと思ったことは、その時まで全くありませんでしたが、地本の方の話を聞くうちに自衛隊という未知の世界に飛び込んで、様々な経験を積みたいと思うことができたことが、入隊を決意した決め手となりました。自衛官候補生には、退職時に就職援護支援があり、自分の人生設計が立て易いことも決めて手となりました。
近況は？
時間の使い方を意識するようになりました。自分の自由に使うことができる時間ができた時は、その時間を使って何を行っていこうかを常に考えるようにしています。作業服や制服のアイロン掛けベットメイクや歯磨きなど行わなければならないことを行った上で、自主トレーニングの時間などを確保する必要があります。また、整列時刻も決まっているため、どの作業から行くか優先順位を素早く決めることができるようになってきました。
入隊・入校して感じたことは？
教育隊では、年齢も今までの経歴も全く異なる人たちが共同生活を営みながら、部隊で活躍するための力を磨いていきます。この共同生活を通して仲間の頑張る姿や考え方を聞くことなどを通じて、自分自身の状態を振り帰ったり、新たな視点で、物事を捉えることができるようになることが入隊して良かった点です。
母校の人々へのメッセージ
人生は、必ずしも自分が思い描いたように進むとは限りません。しかし、思いがけない進路でも進んでみると思い描いた以上の素晴らしい経験ができるかもしれません。その進路の一つの候補に海上自衛隊を加えて頂けたなら一緒に仕事をしてみませんか？

令和２年度卒業
所属クラブ/無し

冨田　綜大
第１０特科連隊教育隊(自衛官候補生)
要員区分・勤務地/陸上・豊川駐屯地

入隊・入校した動機は何ですか？
２０１１年３月１１日の東日本大震災を機に、陸上自衛隊の魅力に気付きました。その後、人を助け、人の前に立つ職業に就きたいと思い入隊しようと考えるようになりました。陸上自衛隊の一大イベントである、総合火力演習を見学しに行き、迫力に圧倒され陸上自衛隊に入隊することを決意しました。
近況は？
入隊当初は、以前の学生生活や環境とは大きく異なり、適応していくことが大変でしたが、生活していくにつれ環境にも慣れ、今ではストレスなく生活できています。また、訓練では、小銃で射撃したり、人が埋まるほどの穴を掘ったり、一般社会では経験できないようなことがたくさんあるため、とても良い人生経験になっています。
入隊・入校して感じたことは？
厳しい時も、楽しい時も同期と同じ時を過ごし、支えあっているので同期との絆は深まり人脈の幅が広がります。自衛隊は厳しいというイメージしかありませんでしたが、オンとオフがしっかりしており、良い職業だと感じています。最初は難しいこともありますが、教官方々のサポートもあるため心配いりません。
母校の後輩たちへ
後輩の皆さんへ、他の一般企業では、経験できないことが自衛隊では味わうことができ、その後の人生、全て全力で取り組むことができると思います。自衛隊という職業も良いのではないでしょうか？

令和２年度卒業
所属クラブ/陸上競技部

山本　渓秋
第１０９教育大隊(一般曹候補生)
要員区分・勤務地/陸上・豊川駐屯地

入隊・入校した動機は何ですか？
親戚に元自衛官の人が多かったので、幼い頃から、自衛官という職業には興味がありました。しかし決意を固めたのは、自衛隊主催のインターンシップに参加してからで、色々な基地を見学して、色々な隊員の話を聞いて、仕事のやりがいや誇りを知り、このことが、きっかけとなって自衛官という職業を選択することにしました。
近況は？
毎日やることがたくさんあり、忙しい日々を送っていますが、1日1日が充実していると感じます。訓練は、もちろん楽ではありませんが、最初は、出来なくても同じことを繰り返してやって行くうちに出来るようになり、自分の成長を実感することができます。
入隊・入校して感じたことは？
訓練は、辛い時がありますが、射撃や格闘など、自衛隊に就職しなければ経験できない事ばかりなので、毎日が新しい発見に満ちています。それから、定時後は、翌日の訓練の準備などがあり、1日があっという間に終わってしまうように感じられますが、不思議と毎日が充実していると感じます。
母校の後輩たちへ
自衛隊は、非常に大きな組織なので、その分様々な人材が求められており、自分の長所を存分に発揮出来る仕事です。誰でも自分の長所と短所がありますが、短所は、仲間でカバーしあうことです。長所は、仲間です。組織のために役立てることができる場所、それが、自衛隊です。皆さんも何か一つは、得意なことがあると思いますので、その長所を日本の為に役立てては、いかがでしょうか？

令和２年度卒業
所属クラブ/マイクロコンピューター研究会

大森　郁斗
舞鶴教育隊(自衛官候補生)
要員区分・勤務地/海上・舞鶴教育隊

入隊・入校した動機は何ですか？
私は、元々自衛隊に興味があり、就職先の一つとして考えていました。しかしそれは高校生の時で、大学生になって様々な職種を見ていくうちに、だんだんと考えは変わっていきました。ですが、誰かの役に立ちたい、誰かを助け守りたいという考えは変わらず自衛隊に入隊しました。
近況は？
自衛隊内での生活は規律や規則がキッチリ決められており、最初は戸惑いを感じました。しかし、今は慣れ少ない時間ではあるが休息の時間を作れるようになりました。休日は外に出ることもでき、色々なお菓子やジャンクフードを持ち帰り仲間と楽しむこともあります。現在はコロナ禍であり、制限が多いですがその分、仲間との絆が深まったと感じています。
入隊・入校して感じたことは？
自衛隊のイメージとして、きついとか辛いなどの負のイメージがあります。しかし、それは自分を成長させるものであり、決して教官が自分たちを苦しめようとしている訳ではありません。私は自分の成長に驚くながら日々を過ごしてます。
母校の後輩たちへ
自衛隊という職種は、皆さまが想像している通りか、その上をいくほど厳しい時があります。生半可な気持ちで入隊すると後悔すると思います。よく考え周りの人に相談し、入隊への気持ちを固めると良いと思います。ですが入隊したい人は是非入隊してみてください。

令和２年度卒業
所属クラブ/バレーボール部

鈴木　絃太
第１０９教育大隊(一般曹候補生)
要員区分・勤務地/陸上・豊川駐屯地

入隊・入校した動機は何ですか？
私は、中学２年生の時から人のために働きたいと思っていました。そこで陸上自衛隊に入隊すれば、自分のやりたいことができると思い入隊しました。また私は、小学校の時からスポーツをしていたため、体を動かす仕事がしたかったので、陸上自衛隊は自分に合っていると思いました。
近況は？
自衛隊の毎日の生活は、とても活気があふれていて楽しいです。時に訓練が厳しい時や、色々なことに追われる日々もありますが、仲間と一緒に乗り越えていけるので全く苦しくはありません。休日は外出ができて、日々の訓練の疲れなどをリフレッシュすることができてとても楽しいです。
入隊・入校して感じたことは？
自衛隊のイメージはとても大変で辛いと思っていましたが、班長や助教が自分らを励ましてくれたりして、例えきつくても全く辛くありません。むしろ楽しいです。自衛隊に入隊して良かったことは、色んな仲間と出会ったことです。入隊してきた人は、様々な理由があったりして、とても感心することがありますし、年齢も様々なので、とても新鮮です。そしてやる気がある人ばかりなので常に自分を成長することができます。
母校の後輩たちへ
今何かやりたい事が見つからない人は、是非自衛隊の入隊を考えてみてください。自衛隊に入隊すれば、日々新しい体験ができますし、色んな考え方ができるようになると思います。また、国や国民のために働く事は、非常にやりがいがあるので自衛官に入隊してください。

令和２年度卒業
所属クラブ/剣道部

長谷川　芹菜
航空教育隊第１教育群(一般曹候補生)
要員区分・勤務地/航空・防府南基地

入隊・入校した動機は何ですか？
人のための仕事、守る仕事がしたいと考えた事が入隊の動機です。また、公安職であるが、様々な職種があり、自分の能力や特性を活かせる所がある点にも興味を持ち志望しました。幼い頃から剣道を続けていたので、そこで身につけた体力や精神力を人を助けること、国のための仕事ができる面において、自分に適していると思ったことも理由の一つです。
近況は？
平日などは、午前に座学があり、自衛隊員としての基礎知識などを学び身につけます。午後には、学校でいう、体育の授業のような感じで、走る時間や格技など、体を動かす事が多くあります。休日には、外出しリフレッシュしたり、周りの同期とランニングや筋力トレーニングなど行い、時間を上手く活用しつつ、音楽を聴くなど自分の時間を作り、過ごしています。
入隊・入校して感じたことは？
全国から、沢山の同期が集まるので、沢山友達ができたり、忙しい中でも色々な話ができる所に楽しさがあります。共同生活という点で、色々とデメリットなども思い浮かばれるかもしれませんが、逆に励まし合ったり、助け合ったりと絆が深まりやすく、頼れる仲間が沢山できるように感じます。体力面で鍛えられるのも、もちろんですが、考え方であったり、自分自身の心の面でも成長できる場だと感じています。
母校の後輩たちへ
自分自身も、自衛隊はどんな仕事をするのか、どんな職種があるのかを全く知らずに来たので、少しでも興味があれば、調べてみたり自衛官の方に聞くなど、積極的に興味を持って欲しいです。自衛官というと、体を使う仕事のイメージが強いと思いますが、医療系であったり事務系であったり、幅広い職種があることを知っていただきたいです。

経済学部/経済学科　令和元年度卒業
所属クラブ/無し

中根　慧
第109教育大隊 (2等陸士)
要員区分/陸上

入隊・入校した動機は何ですか？
人の役に立てる仕事に就きたかったので自衛隊を選びました。私は将来についてあまり考えておらず大きな意味のある仕事がしたいと思っていました。将来に迷っている時、大学で自衛隊の就職セミナーが開かれていました。私はセミナーに参加し、話を聞いている内に自衛隊に興味を持ちました。そして私は自衛隊が主催する様々なイベントに参加し、自衛隊を深く知ることで自衛隊への入隊を希望しました。
近況は？
最初はやらなければいけないことが多く、自分の時間をつくれませんでした。慣れてくるとやらなければいけないことを早く終わらせることができ、自分の時間をつくることができました。訓練は厳しいものや難しいものがありますが、次の訓練でできなかったことができるようになると成長を実感でき、楽しいです。休日は、コロナの影響で外出できませんが、営内でゆっくり休んで日頃の疲れをとっています。
入隊・入校して感じたことは？
自衛隊は厳しく体力を使うイメージがありましたが、指導してくれる助教や班長の方々は優しく、失敗すれば怒られますが後でアドバイスやフォローしてくれます。また、慣れない集団生活について心配していましたが、班員は優しく、私が困っている時や訓練について行けなかった時、助けてくれたり応援してくれました。同期もまた優しく一致団結して訓練しています。
母校の後輩たちへ
将来について迷っている人が多くいると思います。そんな時、自分がどんな風に成りたいのか、どんな姿に成りたいのか考えてみてください。その中の1つに自衛隊を考えてみてください。自衛隊には様々な利点があります。自分を成長させたい、人の役に立ちたい、お金を稼ぎたいなど仕事に求めるものは様々かもしれません。自衛隊ならば仕事に求める様々な理由をかなえることができます。

法学部/法律学科　令和元年度卒業
所属クラブ/無し

寺輪　翔
第109教育大隊 (2等陸士)
要員区分/陸上

入隊・入校した動機は何ですか？
就職活動をしている際に、最初は民間企業に就職し会社の利益のために一生懸命働くことを考えていましたが、就職フェアで自衛隊のブースで話しを聞いた際、国や国民のために働くと聞いて興味を持って入隊しました。
近況は？
規則や規律が厳しく最初は大変でしたが、最近ではそんな生活にも慣れてきました。休日は事情が事情なので外出することはできず、室内でいる時間が多いですが、その分、同期と接触する機会が増え仲が深まりました。
入隊・入校して感じたことは？
日々の訓練は厳しく、最初は体力面でもついていくことで精一杯でしたが、最近では最初と比べ体力がついてきて自信がついてきました。また、起床時間が6時など規則正しい生活を過ごすことにより、健康体になりました。
母校の後輩たちへ
自衛隊と聞くと「厳しい」や「規律」などといったイメージが強いと思いますが、まさにその通りだと思います。ただ、その厳しさというのは自衛隊の職務に対する使命の重さを意味していると思うので、仕事に対するやりがいはあると思います。また、自衛隊では自衛隊でしか経験ができないことが多くあると思うので、選択肢の一つとして考えることをお薦めします。

文学部/国際文化学科　令和元年度卒業
所属クラブ/無し

小澤　周
第109教育大隊 (2等陸士)
要員区分/陸上

入隊・入校した動機は何ですか？
誰かの役に立ちたい、大切な人達を守りたいという気持ちがありました。該当する職業は他にもありますが、色んな経験ができるのと自分のやりたいことが揃っているので選びました。又、全国勤務できるので行きたい都道府県で働けるのも魅力の1つだと思いました。
近況は？
生活に慣れるまでは大変でした。集団生活や厳しい規則はとても不安でした。しかし、みんな同じ気持ちだということが分かれば少し安心しました。誰もが右も左も分からない状況ですが同期同士助け合ってかけがえのない時間を過ごしています。
入隊・入校して感じたことは？
自衛隊のことは入隊するまで何も知らなくて、漠然としたイメージで入隊しました。入隊後、色んなことを経験し、学んでいくうちに自衛隊の職種の幅広さに驚きました。失敗をしても同期で支え合って信頼できるチームワークを作ることで、有事の際には、役に立てるように頑張りたいと思いました。
母校の後輩たちへ
やりたいことが見つからない、自分に合った職業が分からないと思います僕もそうでした。就職がうまくいかず適当に選んだ仕事だと後悔すると思います。ぜひ一度自衛隊のことを調べてみて下さい。たくさんの職種があるのでもしかしたらやりたいことが見つかるかもしれません。