防大タイムズNo.256

2024年05月07日

掲載内容一覧
・防衛大学校は防衛副大臣ご臨席の下で令和6年度入校式典を挙行
・サンレモ士官学校武力紛争法競技会で防大生が初の快挙
・新副校長(自衛官)が着任

防衛大学校は防衛副大臣ご臨席の下で令和6年度入校式典を挙行

栄誉礼

任命・宣誓

鬼木防衛副大臣訓示

観閲行進

 防衛大学校は令和6年4月5日(金)、鬼木 誠 防衛副大臣ご臨席の下、本科第72期学生、理工学研究科前期課程第63期学生、同後期課程第24期学生、総合安全保障研究科前期課程第28期学生及び同後期課程第16期学生の入校式典を挙行いたしました。
 本年度の入校生は本科学生518名(留学生22名を除く)及び研究科学生68名(留学生7名を除く)。久保学校長による本科学生への任命の後、代表学生は「防衛大学校学生たるの名誉と責任を自覚し、日本国憲法、法令及び校則を遵守し、全力を尽くして学業に励むことを誓います。」と宣誓しました。
 入校式終了後は、上級生による観閲式が学生隊学生長の指揮の下、厳粛かつ華やかに行われ、今年度の入校を歓迎する行事となりました。

防衛副大臣訓示
来賓代表祝辞
防衛大学校長式辞

サンレモ士官学校武力紛争法競技会で防大生が初の快挙

去る令和6年3月18日から22日にかけて、士官学校武力紛争法競技会がイタリアのサンレモ国際人道法研究所で開催されました。今年は過去最多の士官学校27校から選抜された約100名の士官候補生たちが世界中から集い、3人1組の多国籍チームを編成して、武力紛争法を中心とした国際法規則の解釈適用にかかる実践的技術を架空のシナリオを基に競いました。防衛大学校からも高い英語力と国際法知識を持つ3名の学生が参加しましたが、その全員が、優れた上位チームに与えられる銀メダル(同率2位)と銅メダルをそれぞれ受賞するという初の快挙を成し遂げました。

【受賞者からの共同コメント】
 英語で武力紛争法に関して議論を行うことは簡単ではありませんでしたが、チームメイトと協力して賞を頂くことができました。また、世界中の士官候補生と交流ができ、非常に有意義な経験となりました。


新副校長(自衛官)が着任

 令和6年3月28日付で防衛大学校副校長に前第7師団長 遠藤 充(えんどう まこと)陸将が着任しました。遠藤陸将は山形県出身、防衛大学校第35期卒業生で、第17次ゴラン高原派遣輸送隊長、東部方面総監部幕僚副長、第3施設団長、富士学校普通科部長、第14旅団長等を歴任し、第4代 自衛官をもって充てる副校長として着任しました。
 なお、前副校長 荒井 正芳 陸将は、同日付で西部方面総監に異動しました。


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