防大タイムズNo.253

2024年01月12日

掲載内容一覧
・令和5年度 古典芸能鑑賞会を開催
・令和5年度 リーダーシップ教育課外講演を実施

令和5年度 古典芸能鑑賞会を開催

 令和5年12月14日(木) この時期、防衛大学校では恒例となっております古典芸能鑑賞会が開催されました。防衛大学校学術・教育振興会の支援を得て開催される古典芸能鑑賞会は、校友会学生委員主催によるものであり、我が国の伝統芸能に触れる事は、将来の幹部自衛官としての教養をさらに高めるものへと繋がります。
 今年度は、東京大学にて結成された和太鼓集団「和太鼓グループ彩-sai-」、そして三味線や尺八、箏といった和楽器をつかった演奏家チームである「NADESHIKO J ENSEMBLE」の合同演奏となりました。
 当日は和太鼓と和楽器それぞれの特徴や歴史的背景などについての解説に耳を傾けながら、組まれた演目に聴き入るなど、学生たちにとって日本固有の文化に対する理解を深める絶好の機会となりました。

令和5年度 リーダーシップ教育課外講演を実施

令和5年12月20日(水)、防衛大学校は前WBC日本代表監督である栗山英樹氏をお招きし、リーダーシップ教育を実施しました。本教育は、部外有識者による講演を実施することにより、教育の質を向上させることを目的としています。
 栗山氏は、現役引退後、野球解説者やスポーツジャーナリスト、そして北海道日本ハムファイターズの監督としてもご活躍され、2023年にはWBCで日本代表を優勝へと導かれるなど、指導者として野球界における人材育成に尽力されてこられました。
 当日は「監督と選手の絆はいかに築かれたか~WBC大会の裏側~」と題し、組織における個のつながりの大切さや、監督と選手間における心のギャップを埋めるためのコミュニケーション方法、そして組織を動かす統率力などを講演していただきました。将来の幹部自衛官として部隊を率いるうえで必要な人間力を養うべく日々の教育訓練に励む防衛大学校学生にとって非常に良い機会となりました。

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