防大タイムズNo.251

2023年11月22日

掲載内容一覧
・令和5年 秋の叙勲
・第71回 開校記念祭を開催
・防衛大学校儀仗隊、自衛隊音楽まつりに参加

令和5年 秋の叙勲

令和5年秋の叙勲における受章者が令和5年11月3日付けで発表されました。防衛大学校関係者の受章者は全部で4名。岩田 修一郎名誉教授、渡邉 芳久名誉教授は瑞宝中綬章を、守谷 治名誉教授は瑞宝小綬章を、そして砂谷 潤子元薬剤師は瑞宝単光章をそれぞれ受章され、同年11月9日(木)防衛省講堂において、三宅 伸吾 防衛大臣政務官による叙勲勲章伝達式が執り行われました。

第71回 開校記念祭を開催

令和5年11月11日(土)・12日(日)の両日、防衛大学校は71回目となる開校記念祭を開催しました。開校記念祭は防衛大学校の開校を祝うとともに一般公開により多くの方々にご来場いただく事で本校に対する理解をさらに深めていただくことを望むものであり様々な行事等が実施されました。
 開校記念祭1日目、学生たちは普段の教育訓練の一端を訓練展示という形で披露し、午後には本校の伝統的競技でもある棒倒し競技会の予選が実施されました。そして、2日目には開校を祝う行事として記念式典・観閲式が挙行され、学生隊学生長の指揮の下、厳粛かつ華やかな観閲行進が行われるとともに、陸上・海上・航空各自衛隊の航空機による祝賀飛行や防衛大学校儀仗隊によるドリル演技が実施されました。そして、午後の棒倒し競技会においては前日、見事予選を突破した第4大隊と第2大隊の決勝戦が実施され、互いに綿密な戦略を練った攻防戦の末、第2大隊が昨年に引き続き連覇を達成しました。
 そのほか、2日間にわたって研究室公開や入試相談、さらには学生たちによる校友会活動展示及び学生隊ステージなどが校内各所で行われるなど、厳しいコロナ禍を乗り越え紡いできた歴史と伝統を守りたいという学生、そして教職員の思いが今年度のテーマである「Reborn~新時代創世と継承~」へと繋がりました。今回、4年ぶりの一般公開となった開校記念祭は来場者数延べ1万5千人を超え、大盛況のうちに幕を閉じました。

防衛大学校儀仗隊、自衛隊音楽まつりに参加

令和5年11月17日(金)・18日(土)の両日、防衛大学校儀仗隊は「自衛隊音楽まつり」に参加しました。自衛隊音楽まつりは自衛隊記念日行事の一環として、毎年11月に日本武道館において開催される自衛隊最大の音楽イベントです。
 会場では陸海空各音楽隊による演奏や自衛太鼓のほか、在日米陸軍軍楽隊、米海兵隊第3海兵機動展開部隊音楽隊、マレーシア軍中央音楽隊による迫力ある演奏が披露され、4年ぶりの参加となった防衛大学校儀仗隊は来場された観客を楽しませようと、日頃の訓練成果を精一杯発揮しました。

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