2022年12月23日
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令和４年１１月３０日(水)、ホテルグランドヒル市ヶ谷（東京都新宿区）において、第２８回 現代の安全保障講座が開催されました。本講座は防衛の意識高揚を図り防衛基盤の育成強化に寄与する事を目的とした全国防衛協会連合会主催によるものであり、平成６年以来、防衛大学校教授等が講師として登壇しております。（昨年度は新型コロナウイルス感染拡大に伴い中止）
今年度は、電気情報学群より道下 尚文 教授が「電磁波領域における安全保障とアンテナ技術の基礎」について、防衛学教育学群より中澤 信一 准教授が「領土等問題アラカルト」についてそれぞれ講演されました。
令和４年１２月２１日(水)、防衛大学校創立７０周年を締めくくる行事として本科学生を対象とした部外講師をお招きしてのリーダーシップ教育が実施されました。講師は元陸上自衛隊西部方面総監で、現在は公益社団法人 全日本銃剣道連盟会長、拓殖大学客員教授、そして丸紅株式会社顧問など幅広い分野でご活躍されている番匠 幸一郎氏（防大２４期）。当日は、学校長表敬の後、いくつかの施設をご見学されながら母校を懐かしみ、ご講演に臨まれました。
午後から実施された講演の演題は「体験的リーダーシップ論－未来を担う防大生への期待－」。現在の安全保障環境の変化と日本の国際的地位、そして戦略的重要性の増大を掲げ、第１次イラク人道復興支援任務をはじめとした、これまでのご自身の自衛官人生を振り返り、リーダーシップの在り方や危機管理への姿勢、そして決心や責任を求められる指揮官としての備えなど、学生は大先輩である卒業生から発せられる言葉のひとつひとつを重く受け止め、改めて自己の立ち位置や目標を明確に捉える良い機会となりました。
