防大タイムズNo.193

2017年07月25日

平成29年度第1回産学交流セミナー開催

平成29年6月23日、横須賀市産業交流プラザ(横須賀市本町)において、本校応用物理学科 髙田 真志教授による「放射線事故 そのときあなたはどうする~放射線事故時の防護の基礎と計測~」と題した平成29年度第1回産学交流セミナー(主催 横須賀市産業振興財団)が開催されました。講義では、「放射線事故とはどのようなものか」、「もし放射線事故が発生したら」、「もし放射線物質に汚染してしまったら」、「放射線の存在を知るには、どのような測定器が必要なのか」など放射線について知識のない方にも分かりやすく説明を行いました。家族や地域の防災にも役立つ内容で、一般聴講者の関心も高く、質疑応答も活発に行われました。

平成29年度第1回ゴミ拾いボランティアを実施

防大生有志147名は、平成29年6月24日(土)、「周辺地域の日頃からの支援や協力に対し感謝の気持ちを表そう」と、学校周辺でゴミ拾いボランティアを実施しました。平成26年から年に2~3回実施している企画で、今年度は初めて実施したものです。
 学生たちは、外出でよく利用する京浜急行線の浦賀駅と馬堀海岸駅までのルート及び防衛大学校の海上訓練場のある走水地区へのルートに分かれ、空き缶や吸い殻等のゴミを拾いました。朝6時から約1時間の活動で、ゴミ袋15個分のゴミを収集しました。
 活動中には多くの住民の方から、「朝早くからご苦労様」、「きれいにしてくれて、ありがとう」等多くの労いの言葉をいただき、学生たちの活動にも一層力が入るとともに、地域の方々からの支援の重要性を実感していました。
 本活動は、日頃から「自主自律」の精神を重視する防衛大学校において、学生自らの発案で実施しているものです。
 今年度は同様の活動を秋と冬にも計画しており、今回の企画・調整を行った鳥居 蒔温学生は、「今後もこうした活動に参加し、防大生として周辺住民の方々への感謝の気持ちを伝えたい。」と感想を述べていました。

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