防大タイムズNo.188

2017年02月20日

インドネシア国防大学防衛管理学群長、防衛大学校を訪問

インドネシア国防大学防衛管理学群長 アマルラ・オクタヴィアン少将は、平成29年1月26日、防衛大学校を訪問されました。アマルラ少将は渡邉啓二副校長(教育)を表敬されたのち、グローバルセキュリティセンター主催の海洋安全保障に係る意見交換会に参加されました。また、本校に在学中のインドネシア留学生と会食を行い、激励されました。

防衛大学校、新浴場の落成式を実施

   旧浴場(昭和29年建設、昭和57年改築)の老朽化に伴い建替えが進められていた防衛大学校の新浴場が、食堂棟に隣接する施設として約2年の工事期間を経て完成しました。2月からの使用開始に先だち1月31日に行われた落成式には、國分良成学校長、池上好古学生隊学生長が参加して完成を祝いました。新浴場は、鉄筋コンクリート造の2階建てで、延床面積2,400㎡、1階に男子学生用として4個浴場、2階に女子学生用として1個浴場が整備されています。國分学校長は落成式で「学生には厳しい教育訓練の中でのホッとする時間、寛げる場となり、日本の入浴文化とも言える「裸の付き合い」で絆を深めて欲しい。」と話しました。
 新浴場で入浴した学生達は「新しく、広く、ゆっくり湯船に入れて、最高です。」と話し、4年生は「卒業前に新しい浴場に入れて、うれしく思っています。」と完成を喜んでいました。

平成28年度「防衛大学校教授による現代の安全保障講座」を開催

平成28年12月2日、グランドヒル市ヶ谷(東京都新宿区)において、建設環境工学科 別府万寿博教授、国際関係学科 福嶋輝彦教授及び江﨑智絵准教授が講師となり、「防衛大学校教授による現代の安全保障講座」(主催 全国防衛協会連合会)が開催されました。本年のトピックとして、別府講師は「爆発・衝突に対するシェルター設計と今後の課題」と題して増加する爆発・衝突災害に対応するシェルター設計について、福嶋講師は「日米と中国の間で揺れる?オーストラリア」と題して豪州と同盟国米国及び台頭する中国との関係性の変化について、江﨑講師は「混迷する中東情勢とその背景について」と題して内戦化したシリアを中心とした中東情勢について、それぞれ講演を行いました。時機を捉えたタイムリーなテーマに会場の関心も高く、質疑応答も活発に行われました。

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