防大タイムズNo.163

2014年03月20日

横須賀市の近代歴史遺産活用事業ツアー参加者、
防衛大学校を訪問し、花立新砲台跡を見学

横須賀市の近代歴史遺産活用事業ツアー「あなたもタイムトラベラー 横須賀物語 四 ~特別見学!防大・通校・米軍ドック~」のツアー参加者47名は、平成26年2月25日(火)、ボランティアガイドらとともに防衛大学校を訪問いたしました。
このツアーは横須賀市内に残る貴重な近代歴史遺産について市民に広く知ってもらい、市の歴史と文化を見つめ直す機会を提供し、次世代への継承を目指して開催されたものであり、多数の応募者の中から抽選により選ばれた参加者は、資料館におけるパネル展示により小原台の歴史を概観された後、東京湾要塞の要衝として築かれた花立新砲台跡を熱心に見学いたしました。

平可夫(ピン・コフ)漢和情報センター編集長、
國分学校長を表敬後、防衛学教育学群の教官らと意見交換

平可夫(ピン・コフ)漢和情報センター編集長は、平成25年12月5日(木)、防衛大学校を訪問し、國分良成学校長を表敬いたしました。
平可夫編集長は、外務省による戦略的実務者招へいプログラムの一環として来校され、防衛学教育学群の教官及び総合安全保障研究科の学生と中国の軍事・安全保障情勢、日本を取り巻く安全保障環境等について活発に意見交換いたしました。

在日米陸軍及び第1軍団(前方)司令部予備役室シニアアドバイザー、
陸上自衛隊東部方面混成団長とともに防衛大学校を訪問

在日米陸軍及び第1軍団(前方)司令部予備役室シニアアドバイザーのサミュエル・ドライバー陸軍大佐は、平成26年2月10日(月)、岡﨑勝司陸上自衛隊東部方面混成団長とともに防衛大学校を訪問いたしました。
ドライバー陸軍大佐は、広報用DVDを視聴された後、資料館と学生舎を見学され、防衛大学校の教育、訓練、学生舎生活等に高い関心を示されました。

フランス国防省装備総局国際開発局北東アジア担当室長、
駐日フランス大使館付国防武官とともに防衛大学校を訪問

ヤニック・デュヴァル フランス国防省装備総局国際開発局北東アジア担当室長は、平成26年2月10日(月)、フランソワ・デュオメ駐日フランス大使館付国防武官とともに防衛大学校を訪問いたしました。
デュヴァル北東アジア担当室長は、日フランス間の装備品協力の一環として防衛大学校との交流の可能性について渡邉啓二教務部長と懇談された後、守本純理工学研究科教務主事の案内により大越昌幸電気電子工学科長、江阪久雄機能材料工学科長、小笠原永久機械工学科教授の実験室を見学され、装備品関連分野における理工学研究科の研究内容に理解を深められました。

環境・エネルギーフォーラム in 横須賀2013を開催
釜谷地球海洋学科教授 ~太陽の及ぼす地球環境への影響~
小笠原機械工学科教授 ~赤外線カメラの省エネ活用-建物診断例など-~

平成25年11月16日(土)、防衛大学校において、横須賀市産業振興財団主催、防衛大学校と電力中央研究所が共催して環境エネルギーフォーラムが開催されました。今回の環境エネルギーフォーラムは2回目であり、防衛大学校開校記念祭と同時開催されました。
今回は、家庭向けの省エネ・節電システムの構築をテーマとして、防衛大学校から2名、電力中央研究所から2名の講師がそれぞれ講演いたしました。基礎的知識から具体的な実用例まで、幅広い講演内容で、聴講者から好評を得ることができました。

平成25年度「防衛大学校教授による現在の安全保障講座」を開催
石井国際関係学科講師 ~海洋権益に関する海洋法~
武田国際関係学科教授 ~中国の海洋強国化と内政の論理~

平成25年12月4日(水)、グランドヒル市ヶ谷(東京都新宿区)において、石井由梨佳国際関係学科講師及び武田康裕国際関係学科教授が講師となり、「海洋権益」を統一テーマとして「防衛大学校教授による現在の安全保障講座」(主催 全国防衛協会連合会)が開催されました。
石井講師は「海洋権益に関する海洋法」と題し、海洋法に関して分かりやすく解説するとともに、現在の東シナ海及び南シナ海における問題について講演いたしました。
武田教授は「中国の海洋強国化と内政の論理」と題し、中国の海洋進出と中国国内の内政の関連性について従来の視点とは異なる観点から講演いたしました。
中国の活発な海洋進出を受け会場の関心も非常に高く、講演終了後も幅広い層から質問が相次ぎました。

技本・防大研究交流会企画分科会による、
技術研究本部陸上装備研究所における見学会・特許勉強会開催

技本・防大研究交流会企画分科会は、防衛大学校と技術研究本部の共同研究の一環として、平成25年12月20日(金)、技術研究本部陸上装備研究所(相模原市中央区淵野辺)において見学会・特許勉強会を開催いたしました。
当日は、みぞれの降るあいにくの天気でしたが、本校から守本理工学研究科教務主事以下20名の教職員が参加し、技術研究本部における研究等の概要や職務上の特許出願について技術研究本部技術企画部水田企画課長及び同部志村技術情報課長等から説明があり、活発な質疑が行われました。
また、陸上装備研究所内の各種試験設備や研究の内容のプレゼンなど所内を見学することで技術研究本部の職員の方々と交流する機会を持てたことから、防衛大学校と技術研究本部の研究協力に一層の弾みがつく機会を得ることができました。
平成26年度においても引き続き見学会・特許勉強会を開催する予定です。

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