第６１回開校記念祭実行委員長、宇野裕喜学生です。

今年の開校祭のスローガンは「SUCCEED」です。昨年還暦を向かえた防衛大学校のこれまでの伝統、防大生のあるべき姿を「継承」するとともに、新たな一歩を踏み出し、開校記念祭を「成功」させたいという意味があります。

防衛大学校の開校祭とは、部外、防大関係者の方々に対する学生の活動成果の披露であるとともに、学生自身の開校祭を通じた成長の機会でもあります。現在、開校祭実行委員をはじめとして、防大生一丸となり、様々な行事において、日々準備を進めています。

特に、昨年大きく特集された棒倒しや中央観閲式を経て完成された高い練度を誇るパレードをはじめとした行事の他に、学校内を学生自身が案内するツアーや、防大生の日頃の姿を特集している特別展示など、防大でしかできない取り組みを多数実施しています。インターネット上の開校祭ＨＰでは、行事の数々を詳細に紹介しています。

防大生一同皆さんのご来校お待ちしております。

　開校祭記念品は、来校者の皆様に学生がデザインした開校祭の記念品を販売することを通じて、来校の記念のみならず、防衛大学校についての御理解を深めて頂くことを目的として実施しております。

　総合体育館前にて実施している記念品販売は、例年来校者の皆様からの好評を頂いており、壁掛けカレンダー、卓上カレンダー、ピンバッジに加え、今年度限定商品のハンドタオルを販売致します。その中でも特に人気の壁掛けカレンダーは、防衛大学校の月例行事における学生の活動を、写真をもって紹介しており、午前中に完売するほどの人気商品となっております。

　私は絵を描くことやデザインをすることが苦手で、記念品のデザインについて悩んでいたのですが、デザイン係の学生の協力のおかげで、とても良い記念品が作製できたと思います。

私は一昨年度の開校祭から記念品販売に携わっておりますが、その人気ぶりに驚いた記憶があります。1,000個の壁掛けカレンダーが、一般公開日の両日とも午前中に売り切れた一昨年度の人気を鑑みて、昨年度は1,500個を作製しましたが、それでもなお両日とも午前中に売り切れてしまいました。そこで今年度は、さらに作製数を増やし、2,000個を作製することとしました。例年来校者の方々から「もっと多く売って欲しい」という要望を頂いて参りましたので、今年度は、より多くの方々に購入して頂きたいと思っています。

正門近くのわかりやすい場所で販売していますので来校の記念、御家族、友人へのお土産に、記念品をよろしくお願い致します。

はじめまして、平成２５年度学生隊パレード責任者の藤崎慎平と申します。今年度、防衛大学校学生隊は陸上自衛隊朝霞訓練場で実施された自衛隊中央観閲式に参加し、私は指導部の学生責任者として勤務させていただきました。

　３年に一度の国家行事である中央観閲式で徒歩行進部隊の先頭を行進する我々防衛大学校は、非常に重要な役割を担っていました。下準備の段階で、学生責任者として各部門の方々と連携を密にし、いかに学生が訓練に集中できるかを考えてきました。関係職員との調整、学生への認識統一は非常に難しく、時には意見の食い違いも発生しました。しかし、観閲隊を不安にさせることがないよう、スタッフが全力で観閲隊をサポートして訓練を乗り越えることができました。

　当日は台風一過で天候にも恵まれ、秋島学生が率いる防衛大学校観閲隊は一番輝いており、多くの方々に感動を与えることができました。あの本番の一時は観閲隊、スタッフともに忘れられない一生の思い出となりました。

　最後に、このような盛大な行事に長きにわたり協力してくださった学生スタッフ、関係各位の方々に深く御礼を申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。

　こんにちは。開校記念祭第２大隊模擬店責任者の野上学生です。青色をシンボルカラーとする第２大隊は「２大隊は家族」をスローガンとする大隊愛の強い大隊です。現在、我々は開校記念祭を盛り上げるために前夜祭、演劇祭、パレードそして棒倒しの各スタッフが先頭に立って準備に取り組んでいます。また、模擬店として開校記念祭当日には、第２大隊名物のわたがしを始めとしてお好み焼き、カレーうどん、安定の美味しさのシュークリームを提供する喫茶店の出店を予定しております。

　今年９月に行われた水泳競技会において、良い成績は収められませんでしたが第２大隊員の団結は十分に深められました。次に必要なものは結果です。その結果を一番分かりやすく得られるものと言えば、棒倒しです。今年の棒倒しでは、第２大隊棒倒し総長である齋藤学生を中心とした選手達が４年ぶりの王座奪還に向け他の大隊としのぎを削ります。その勇姿をご覧下さい。

開校記念祭当日は様々な企画をご用意してお待ちしています。来てよかったと思って頂けるように万全の準備をしますので、是非とも第２大隊までお越し下さい。

赤い龍がシンボルである第一大隊は団結、規律、士気の整った情熱のある大隊です。昨年、防衛大学校では６０回目という記念すべき開校祭が行われ、我が第１大隊はその開校祭において、演劇祭優勝、棒倒し競技会優勝と優秀な成績を収めました。また第１大隊はメイン会場である陸上競技場に最も近い場所に学生舎があります。これは開校祭において、第一大隊が最も地理的に有利であるとともに、我が大隊の勢いが開校祭の勢いにそのまま影響を与えるといっても過言ではありません。今年も第１大隊の止まらない勢いをお見せします。そして、第１大隊が防衛大学校開校祭の主役となれるよう各学生が多くの役割に励み、全うします。特に、連覇のかかっている棒倒しでは応援が何よりも学生の力になります。ぜひ赤い龍を応援してください。

さて、防衛大学校開校祭といえば、陸上の戦闘を模した展示を行う「訓練展示」、防衛大臣が観閲されるパレードを行う「観閲式」、大隊の威信をかけた競技会「棒倒し競技会」と他の場所では見ることのできない催しが有名であります。特に棒倒しはテレビ等で取り上げられ注目度が増し、今や防衛大学校開校祭の代表的な催しとなりました。これらの催しは注目されがちですが、他にも各模擬店や大隊ステージ発表などのたくさんの催しを行っています。第１大隊ではフランクフルト、焼きそば、ケバブ、芋煮の模擬店を出店します。昨年はケバブ、芋煮は早期完売し、学生隊でも人気の模擬店となっていますのでお早めにお越しください。

最後に開校祭において第１大隊の学生は全員が参加者でありホストであります。困ったこと、気になったことがあれば学生に声をおかけください。そしてぜひ、第１大隊においでください。第１大隊は「お・も・て・な・し」の精神をもって対応いたします。

　こんにちは。開校記念祭第４大隊責任者の櫻井学生です。オレンジ色をシンボルカラーとする第４大隊はとても活気のあふれる大隊です。現在、我々は開校記念祭を盛り上げるために一丸となって準備に取り組んでいます。開校記念祭当日は、学生隊ステージ企画として第４大隊が誇る歴史あるコント集団の発表、毎年人気で売り切れ必須のフランクフルト、ラーメン、カレー、美味しいケーキと飲み物で休憩のできる喫茶店の出店を予定しております。

　今年３月に行われた断郊競技会、９月に行われた水泳競技会、そして年間を通した成績で競われるパレード競技においても第４大隊は最優秀大隊となりました。１１月１７日開校記念祭当日に行われます観閲式では第４大隊の観閲行進にご注目下さい。また、同日に行われます棒倒しにおいても第４大隊棒倒し総長である栗田学生を中心とした選手たちが悲願の１３年ぶりの優勝へ向け他の大隊としのぎを削ります。その勇姿をご覧下さい。

　開校記念祭当日は様々な企画をご用意してお待ちしております。他の大隊に比べ正門からは少し遠い位置ですが、是非とも第４大隊までお越し下さい。

毎年開催される開校記念祭は、昨年、節目となる第６０回を迎えました。そして、今年は、新たなスタートとなる第６１回です。棒倒しや演劇祭、観閲式等、いつもは見ることのできない行事が盛りだくさんです。

私は、３大隊責任者を務めており、各行事の大隊責任者や中隊責任者を通し、進行状況を逐次把握しています。開校記念祭の準備は１年前から始まっていますが、中期に入りどの行事も本格的に動いています。各行事の責任者は、来校者の方々にはもちろん、普段からお世話になっている指導教官の方々や学生自身にも、より楽しんで頂けるよう、様々な工夫を凝らしています。

昨年連覇をかけ必死に戦った棒倒しは、雪辱を誓い、極秘の作戦を練るとともに猛練習の日々です。大隊全員が一丸となって創り上げる演劇祭は、厳しい選考オーディションを突破した学生が出演しており、本番に向け稽古を重ね、感動の世界を創り上げています。また、模擬店では、うどん、おでん、たこ焼き、喫茶が出店され、どのパートも準備を始めています。

３大隊の団結を深め、みなさんの心に残る第６１回開校記念祭を創りあげていきます。