防大かわら版VOL.60

2015年09月24日

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中期学生隊学生長としての決意

4学年 小田原 啄 宮崎県立都城泉ヶ丘高等学校(宮崎県出身)

こんにちは、中期学生隊学生長を務めさせていただく小田原啄と申します。今の防衛大学校は大きな変革の時を迎えています。その中でも、学生間指導の更なる改善に加え、あるべき姿の追求を意欲的に行い、世界一の士官学校を目指し邁進しております。
 また、学生隊年間方針「一歩先へ」を基に、中期の防衛大学校は日課時限の変更を始め多くの改革を行い、あるべき姿へ一歩ずつ着実に前進しようと考えております。この変化に対しては誰しも不安を抱えているのが現状です。しかし、学生一人一人が将来の防衛大学校の礎となり、この変化を価値あるものとできるように防衛大学校学生隊を学生自身の手でまとめていきたいと考えています。
 まだまだ若輩者であるため、多くの失敗をしてしまうと思いますが、防衛大学校還暦の年にこの小原台で学び始めた我々60期生による、この防衛大学校の変革を温かく見守って頂ければと思います。必ずや諸先輩方の築き上げてこられた防衛大学校を更なる発展へと導き、国民の方々からの信頼厚い組織となることをここに宣言し、中期学生隊学生長としての決意とさせて頂きます。

中央右が本人

夏季定期訓練の所感

1学年 君島 奈々未   栃木県立矢板東高等学校 (栃木県出身)

夏季定期訓練が終わりました。私にとって、この1か月間は毎日が充実していて、とても短く感じられました。乗り越えられるかどうか不安だった1か月前の自分より、少しは成長できた気がします。私がこの夏季訓練を通して主に学んだことは、2つあります。
 まず1つ目は、部隊を指揮することの難しさです。私は訓練期間中に班長を務めたのですが、あまり上手く指揮をとれませんでした。大きな声で堂々と号令を掛けることは、とても勇気のいることで、自分に自信がないとできません。いずれ幹部自衛官になった際に、部下から信頼を得られるような指揮動作を、この防大生活を通してさらに学びたいと感じました。
 2つ目は、同期間の団結の大切さです。富士登山や8km遠泳、10km行進や武装をした状態でのハイポートなど、様々な訓練を乗り越えてきましたが、振り返ってみればどれも同期の支えがあってこそ突破できたものと思います。つらい時に背中を押してくれた同期たちとの絆は、夏が終わっても途切れることはありません。今後も、同期との団結を大切に過ごしていきたいです。
 これからの防大生活においても、今回の訓練で得た貴重な経験を活かしていきたいと思います。

一番左が本人

1学年 吉田 穂乃   私立高知学芸高等学校 (高知県出身)

夏季定期訓練といってもその中身は様々であるが、私は全体について書くことにする。
 はじめての夏季定期訓練が始まる前、私は不安な気持ちでいっぱいだった。体力面での不安要因である運動神経は中の下程度で、着校まで運動らしい運動もせず寝転がってばかりいた私である。水泳も苦手だ。防大に入校し3か月経つが、本当についていけるのだろうか、果たして泳げるのか、防大でやっていけるかどうかの正念場はこの定期訓練かもしれない。そんな不安が私の頭の中を渦巻いていたのであった。
 しかし、いざ蓋をあけてみると、3か月間の防大生活で予想以上の体力がついていたという結果があらわれたのである。走るのはつらいし、泳ぐのも疲れる。だが、訓練後ばてて動けない、倒れるということはなかった。途中でリタイアするということもなかった。やりきってやろう、そういう気持ちのおかげもあったかもしれない。また、同期がいるというのは力になった。一緒に走り泳ぎ、時に励まし励まされ注意しあう。1人で出来ないときは助けを求め、また助けの手を差し出すことを覚えた。班の行動で、同期と一緒に成長していくのが目に見えてわかった。
 私はこの定期訓練で、日々の積み重ねの重要性と同期の大切さを実感した。毎日やるべきことをやり努力することが訓練、ひいては実戦にいきてくる。同期で切磋琢磨することが班の団結力を高め、迅速な行動へとつながる。これからもこの初心を忘れることなく、将来幹部自衛官になる意味を考えつつ、防衛大学校学生として日々精進していきたい。

富士登山訓練にて(中央右が本人)

1学年 岡本 竜宜   神奈川県立横浜修悠館高校(佐賀県出身)
 
 夏季定期訓練では約1か月間、様々なことを学び、非常に貴重な経験をすることができました。特に私は陸上自衛隊高等工科学校出身ということもあり、今までとは違った目線で訓練に参加し、周りの同期へ教えなければならないこともたくさんあり、私個人にとっても有意義な1カ月間となりました。
 また、私たちの訓練班には、4人の助教が来て下さり、訓練期間中毎日、厳しくも優しい、愛情のある指導をしていただきました。休日には自分の時間をさいて、私たちとコミュニケーションをとってくれました。その中の一つに「自分の中のきつかったランキング1位を作れ。」と言われたことがあります。そうすることでどんなにきついことをしても、自分の中の1位を乗り越えようという強い意志及び自信がつくことになります。私たちは考え方の違いで、きついことも楽しいことに変えられるということを助教の方々に教えていただきました。
 今回の訓練で学んだことは、私たちを大きく成長させてくれたものだと感じます。私たちを成長させてくれた多くの方々への感謝を忘れず、今後の訓練や防大生活においても日々精進していきたいと思います。

射撃訓練にて(奥から2番目が本人)

2学年 渡邉 健太 私立洛南高等学校(大阪府出身)

海上要員として春期定期訓練に引き続き、2度目の定期訓練に臨んだ。夏季定期訓練では海技訓練場での合宿や幹部候補生学校での研修、乗艦実習など海上要員であると実感できる内容の訓練が多くあった。
幹部候補生学校の研修では1学年時にお世話になった上級生の方々が頑張っている姿を見て、幹部候補生学校での生活について話を聞くことで自身が3年後に送ることになるであろう生活についてイメージすることができた。
 乗艦実習では練習艦「しらゆき」に乗艦し、約10日間に渡って操艦訓練、艦橋や機関室の見学、ワッチ、艦内生活など貴重な経験をさせていただいた。艦では対番をはじめとする乗員の方々が、わからないことを丁寧に説明してくださったので、集中して訓練に臨むことができた。
 また、艦上での生活だけでなく、各寄港地で史跡等を研修して旧海軍と海上自衛隊のつながりを再確認できた。特に大湊での地方総監主催の歓迎バーベキューでは多くの防大OBの方々とお話をすることができ、自衛隊生活に関する見識を深めることができた。
 その他、旗りゅうや手旗の信号受信訓練など専門的な訓練を通して、将来の理想像に対し、今の自分は何が足りないのかを認識することができた。
 今夏の刺激的な経験をしっかりと将来のために生かしたいと考える。

右が本人

2学年 藤次 祥陽  兵庫県立大学附属高等学校(兵庫県出身)

2学年航空要員にとって夏季定期訓練での主要な訓練はグライダー訓練と輸送機搭乗訓練です。私は主にグライダー訓練で学んだフォロワーシップについて書きたいと思います。
グライダー訓練は正式には航空機運用訓練といい、「富士川航空団」として、整備、警備、施設などの各分隊に分かれ4学年による指揮のもと2学年は分隊員として元気溌溂として炎天下の中、運用の支援を行いました。4学年が指揮を行う中2学年が積極的に指揮下に入らなければ分隊としての目標が達成できません。しかしこの「積極的に指揮下に入る」ということについて今まで私はあまり理解していませんでした。
 この訓練で学んだことは積極的に指揮下に入るとは2つのことに分けられるということです。1つ目は「考えて行動する」、2つ目は「考えるけれどもあえて行動しない」ということです。前者は比較的軽作業において指揮官が指揮しやすいようにする。言わば「通る道の小石を先に排除しておく」ことです。しかし、もしこれが道を塞いでいるような大きな岩ならば1人で対応することはできません。このような重作業においては後者が有効です。指揮官が考え出した結論について「考える」、それが失敗しそうだと思っても一度「理性的にやってみる」。成功すれば、指揮官の考えに至らなかったことを反省し、次に生かす。失敗すれば次の方法について意見具申を行ってみる。という風に自分でフォローの仕方についてテンプレートを用意しておけば効率よくフォロワーシップを発揮することができると学びました。
 どんな組織でもリーダーから言われたことを盲目的に実施するだけでは、その組織はリーダーの能力を越えません。リーダーと部下の積極的な意思疎通こそが目標達成への近道だと学ぶことができた有意義な訓練になりました。

訓練の様子

3学年 押部  大夏  私立滝川高等学校(兵庫県出身)
                              
 私は3学年の夏季定期訓練として第41普通科連隊が駐屯する別府駐屯地で部隊実習を実施した。そして、部隊の方々との営内生活、訓練を通して自衛官の具体的な職務や防衛大学校とは違った部隊の雰囲気を知ることができた。
 営内生活では、本実習での私の目的のひとつである隊員の方の生の声を聴くことができた。隊員の方の信念や本音など多くの話を聞くことができ非常に参考になった。また、それらを通じ、改善すべき点や今後やるべきことが見えてきた。
 最も印象に残っているのは、日出生台演習場での訓練検閲である。悪天候の中、25キロ行進に始まり、その後防御陣地を構築し、防御戦闘を行った。計6日間に及ぶ訓練であったが、この過酷な訓練を経て学んだことは、「感謝」である。訓練中、私たちが普段当たり前と思っていたこと、例えば、寝床・電気・入浴・睡眠、といったものが当たり前でなくなる。そこで私たちは感謝の気持ちというものを改めて感じるのである。感謝することは自身の人生を豊かなものにしてくれる。感謝できる心を再度与えてくれた本訓練は非常に貴重な経験となった。 
 本実習では、前述したことの他にも多くのことを学ぶことができ、部隊の暖かさを肌で感じたことで、任官意欲が非常に高まった。今回、学んだこと、感じたことを生かし、理想の幹部自衛官目指して日々精進していく。

訓練検閲後の懇親会にて(下段一番右が本人)

3学年 長屋 翔紀  岐阜県立岐阜北高等学校(岐阜県出身)

夏季定期訓練では、第20普通科連隊(山形県神町駐屯地)にて、陸上要員として非常に密度の濃い経験をすることができました。特に私は連隊学生長という全体をまとめる役職に就いていたこともあり、指揮することの難しさ及び重要性を学ぶことができました。
 また、1か月弱という長期間部隊の方と行動を共にする事により、今まであまり話をしたことがなかった部隊の幹部、陸曹、陸士の方々とたくさん話をする機会を得る事が出来ました。そこで陸曹、陸士の方々は「特に初級幹部には、自分の指揮で部隊を生かすも殺すもできるから責任を持ちつつ遮二無二ことに望んでほしい。そうすれば自分たちも全力でサポートしてやろうと思える」と話されていました。
 このような会話を交わしていくうちに、自分の中で明確になっていくものがありました。それは「将来へのビジョン」です。今まではただ漠然と「卒業したら幹部になるんだなぁ」くらいの気持ちしかなかったものが、実際に実動部隊で指揮を執っている幹部とそれに応える隊員の動きを見ていて、しっかりと現場を掌握し、「この人のためなら死んでもいい」と思わせるような人として魅力ある幹部になろうと思うようになりました。
 また、階級を問わず多くの方にお世話になったので、その恩に報いるためにも任官した後に恩返しをしたいと切に思うようにもなりました。部隊等において支援して下さった多くの方々への感謝の気持ちを忘れず、残りの防大生活を無駄にすることなく同期と共に切磋琢磨していこうと思います。

中隊防御訓練の様子

3学年 牧田 哲平  東京都立小松川高等学校(東京都出身)

私は今回、護衛艦「すずつき」に乗艦し、約1週間の乗艦実習を通して艦艇勤務について学んだ。台風の日本列島接近に伴い視界不良などが生じ、計画していた訓練内容が実施できないなどのアクシデントに見舞われることがあったが、長い航海における厳しさを知る一方で、世界の海を守っている護衛艦での勤務に求められる責任の重さを痛感した。寄港した神戸港や鹿児島港では上陸が許可され土地の史跡研修をしたり、名産物を味わったりすることができた。
 航空部隊研修で1週間お世話になった鹿児島県鹿屋基地では、警戒監視の最前線部隊であるP-3C部隊、将来のパイロットを育成する教育航空隊、24時間体制で海難対処や緊急搬送に備える救難ヘリ部隊など、様々な目的の部隊と併せてそれらの部隊を後方から支援する部隊の見学ができ、今まで想像でしかなかった航空隊の実態を自らの目で見て確かめることができた。

乗艦した護衛艦『すずつき』

3学年 島貫 博斗  宮城県立仙台二高校(宮城県出身)

私は、第3学年航空要員夏季定期訓練において、F-15及びF-2が配備されている福岡県築城基地の第8航空団を研修した。この研修で私は、次の2点を感じた。
 第1点は、パイロットに対する尊敬の念である。私はこの研修間、戦闘機に体験搭乗する機会を得た。戦闘機パイロットを希望する私にとって、戦闘機に搭乗できたことはこの上ない喜びであった。その中で、身体的にも精神的にも厳しい過酷な環境下で巧妙なパイロットの操縦技術に驚がくするとともに、それが血のにじむような日々の訓練の成果だと考えると、パイロットに対し尊敬の念を抱き、そして、憧れが一層強くなった。
 第2点は、組織力の大きさである。航空機による任務遂行のために、多くの隊員が昼夜を問わず携わっているということ知った。それぞれの隊員がそれぞれの役割に応じて、隊員全員が自らの職務に誇りを持ち、一丸となって任務に臨んでおり、光の当たらない多くの隊員の努力を感じた。
 約1か月間という長期の訓練ではあったが、普段の環境では感じることが難しい部隊の現状や雰囲気などを肌で感じることができたことは、将来、幹部自衛官となる私にとって大変貴重な経験となった。また、空曹士の方々と内務班で共に生活を送る中で、防大生である今だからこそ話せる本音や理想とされる幹部自衛官像などを聞くことができた。この3学年夏季定期訓練を原点とし、本当に必要とされる幹部自衛官となれるよう日々の訓練に全力で取り組んでいきたい。

上段の一番左が本人

4学年 戸髙 陸 私立福岡大学附属大濠高等学校(福岡県出身)

今この所感を書くにあたり、今回の訓練を通して実に多くのことを得られたと、改めて実感している。
 まず、将来の自分の立場や責任がどのようなものになるかということがより鮮明になった。本訓練では、実際に分隊長という責任のある立場を経験したが、この経験がそれを可能ならしめたと考える。
 具体的には、小隊長の考える部隊運用構想に基づき、分隊長として小隊長の構想を最大限具現しつつも、一方では、分隊員の疲労、能力、やる気などを鑑みて、どういった指示が最適なのかを判断し、分隊員を指揮しなければならなかった。この経験を通し、指揮官としての責任を感じた。
 卒業後の近い将来、我々は同期ではなく自分よりも年も経験も上の相手に命令をしなければならないと考えると、その立場が如何に大変なものか想像に難しくない。
 また本訓練で得られたものの中で、特筆すべきものは同期との絆である。決して一人では乗り越えられなかったであろう4夜5日の苦しい連続状況を、同期と互いに協力し乗り越えることができ、この訓練を通して同期に対する信頼や尊敬の思いが強くなった。その中で、自分も如何に分隊や、延いては班に貢献できるかを少なからず模索し実行したと自負している。将来部隊に配属されればバラバラにはなってしまうが、いざという場面では防大時代に一緒に汗を流した同期が頼りになると考えるので、これからも将来に向けて共に切磋琢磨していくことを堅く誓い所感とする。

総合訓練終了直後(2段目中央が本人)

4学年 寺坂 陽  大阪府立豊中高等学校(大阪府出身)

防衛大学校での最後の夏季定期訓練ということで、より部隊を意識した非常に濃い1か月間を過ごすことが出来ました。様々なことを学びましたが、その中でも乗艦実習と総短艇の2つに焦点を当てたいと思います。
 まず、何と言っても夏季定期訓練の中心は乗艦実習です。2週間という今まで経験したことのない長さではありましたが、親切な乗員の方々のおかげで充実した訓練をすることが出来ました。術科競技を行なっている艦に乗せて頂いたということもあり、常に何かしらの訓練が入っていました。乗員の方々、特に幹部の方々は寝る間も惜しんで訓練に臨み、更にその合間を縫って私たちの訓練を見て頂きました。近い将来、そのような立場にいるということを想像すると不安になってきますが、目の前にある課題を1つずつこなし、成長していきたいと思います。
 次に、総短艇についてですが、努力が結果に結びついた良い例だったと思います。私たちの分隊は2学年時から総短艇ではなかなか勝てませんでした。しかし、今回は海技訓練場が工事中ということでダビット操法のタイムを計るものとなりました。今まで漕力では他分隊との差を埋めることができなかった私たちですが、毎日訓練後に練習をすることによって勝つことが出来ました。競技というのは勝たないと意味がない、という分隊長の教えのもと、1番練習をしました。その自信が勝利に繋がったのだと思います。このように努力が結果に表れるものばかりではありませんが、今回の勝利を良い経験として何事にも努力を惜しまず頑張ります。
 長い様で短い訓練期間でしたが、今回学んだことを忘れず、残りの防衛大学校生活、幹部候補生学校、そして部隊へと進んで行きます。

訓練最後のスイカ割りにて(右から4番目が本人)

4学年 藤田 高徳  静岡県立磐田南高校(静岡県出身)

私は、第4学年航空要員夏季定期訓練において、航空機運用総合訓練、警戒管制部隊実習を行った。
 まず、航空機運用総合訓練では、富士川滑空場にてグライダーを運用し、2学年航空要員を2回以上飛ばすことを任務とし、指揮幕僚活動を行った。この訓練では天候や時間といった限られた条件下でいかにして任務を達成するかを全力で追い求め、仲間と悩む日々を送った。そして、そこから見えてきたのは、航空機1機を飛ばすのに多くの人が携わっていることや、幕僚同士で助け合い支えあうことで組織が成り立つということである。これは自衛隊の組織と何ら違いはなく、将来幹部自衛官になる私にとって、今回の訓練でこの点を学べたことは非常に貴重な財産となった。
 また、警戒管制部隊実習では、実際にシフト勤務を体験し、防空における警戒管制部隊の重要性、任務、特性及び実情について理解した。そこでは、一つのミスさえ許されないという過酷な環境下で、それぞれの隊員が任務を全うし日本の空の安全を守っており、その背中から自衛官としてのプライドや誇りを感じ取ることができた。そして全体を通して、航空自衛隊の任務を実感するとともに、要撃管制幹部は防空の要となる職であることを再認識した。
 このように、充実した本訓練を通して、最前線の部隊の緊張感を感じるとともに、部隊運用の知識も涵養することができ、任官を意識する非常に良い機会となった。本訓練で得た教訓を今後の生活に生かし、将来立派な幹部自衛官となれるよう日々努力していきたいと思う。

防大かわら版