防大かわら版VOL.47

2014年07月14日

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入校所感(入校3ヵ月)

1学年 大和谷 洸 県立岐阜北高校(岐阜県) 
 防衛大学校へ入校して約3か月が経ち、初めのうちは一変した生活に戸惑いも感じましたが、いまでは防大生としての生活に馴染んできました。
 ここでの生活はとにかく忙しく、特に1学年はやることが多くあるため、朝から慌ただしく働かなければなりません。時間を上手に使えるようになるまでは、なかなか大変でした。また、私自身、女子の中では体力がある方だと思っていましたが、周りは男子ばかりのため、ついていくので精一杯になってしまう時もあり、入校前から体力練成をしておけば良かったと思いました。
 学生舎生活において最も大切なのは、同部屋の同期との連携だと私は感じました。しかし、毎日一緒にいるためプライベートが少なくなりがちです。私は「親しき中にも礼儀あり」ということを心がけて生活しています。
 勉強においては授業をしっかりと聞くようにしています。
 訓練では、当たり前のことですが、本物の銃を使用します。初めて銃を持った時、私は何よりも銃の重さに驚きました。これを持って走れるのかと不安でしたが、実際にやってみるとできるものです。
 ここでの生活をより一層中身のあるものとして、将来の自分の糧とできるように、1日1日を大切にして過ごしていきたいです。

自習風景

左から2番目が本人

1学年 賀澤 佳弥 県立磐城高校(福島県)
 入校してから三か月。一日は長く、一週間は短い。一か月はもっと短い。そんな怒涛のように過ぎていった三か月でした。私のいままでの人生において最も密な期間でした。
 着校日、私は大きな声を張り上げ、床に飛びついて清掃をする2学年の姿を見て衝撃を受けました。今までの日常からかけ離れていて、これが本当に毎日行われているということが信じられませんでした。入校日の朝は、これから2学年と同じ扱いをうけるのか、私に耐えられるのだろうか、という不安でいっぱいで憂鬱でした。しかし現在、私はこの生活に馴染み始めている私自身に対し、驚きを隠せずにいます。指導を謙虚に受け止めつつ、実直に生活していくことが自己を高める一番の近道だと今では考えるようになりました。自衛隊生活において最初で最後の最下級者である今こそ、フォロアーシップの意味を考え、同期の大切さを感じる重要な時期なのだと考えています。
 防大での生活すべてに全力で取り組むことで、自分を成長させ、将来幹部自衛官となるための人間性や考え方を身につけていきたいと思います。

後ろから2列目、左から2番目が本人

右が本人

1学年 壱岐 幸浩 私立日向学院高校(宮崎県)
 防衛大学校に入校して、早くも3か月が経ちました。この3か月は、これまで経験したことのない厳しい指導や規則正しい生活に慣れるため、1日1日が勉強の日々でした。上級生、対番からの教育で直接学んだこともありますが、私はこの3か月の防衛大学校の生活からあることを学んでいたと思います。それは、親への感謝の気持ちです。
 私は、19年間何不自由なく親の元で過ごしてきました。だからこそ、学生舎での寮生活は不安や、戸惑いもあり、その上、洗濯・掃除・アイロンがけなど今まであまりやったことがなかった私にとって、これらの当り前のことが非常に困難なことであり、きついと感じた時もありました。そんな時、親がそばにいてくれていたことが私にとって非常に大きいことだったのだと初めて気付きました。
 私は、親に感謝せずに生きてきたわけではありません。しかし、学生舎で生活していく上で今まで私がしてきた感謝は薄っぺらいものだったのだと思いました。19年間親にやってもらうのが当たり前だと思っていた今までの自分を恥ずかしく思うとともに、親への感謝の気持ちが溢れてきました。
 防衛大学校は、幹部自衛官を育成する学校です。この学校で育つ幹部自衛官は、国民の皆さんの期待を胸に育ちます。幹部自衛官になる者として、身の周りの人達はもとより、国民の皆さんに常に感謝の気持ちを持たなければならないということを3か月の防衛大学校の生活の中で教育されていたのだと思います。
 この3か月を振り返ると、日々の生活を通じ様々なことを学ぶことができる防衛大学校に魅力を感じ、この学校に来て良かったと思っています。

前列右が本人

中央が本人

1学年 石井 麻里愛 私立日本大学東北高校(福島県)
 
防衛大学校に入校してから早くも3ヶ月が経ちました。私にとってこの3ヶ月は今までの人生で最も濃く、中身がぎっしり詰まった日々でした。上級生からの厳しい指導、緊張感のある朝夕の点呼、学生舎の隅々まで素早く丁寧に行う清掃、常に時計を見ての行動、周りが男子学生ばかりということなど、防衛大学校での生活はこれまでと180度異なり、まさにゼロからのスタートでした。精神的にきつく、当初は今後4年間この防衛大学校でやっていけるのだろうかと毎日不安で一杯でした。
 しかし、周りにはそんな私を気に掛けてくださるたくさんの人がいました。対番の方、同じ部屋の上級生の方々、指導教官の方々、そして同期。この支えがなければこの3ヶ月間を乗り切れなかったと思います。特に同期は普段の生活や訓練の際、私には周りの男子学生のようにはうまくいかないことがしばしばありますが様々な形で私を支えてくれます。同期はいつも一緒で、まさに苦楽を共にし、お互いを支え、励まし合う存在です。この3ヶ月、多くの場面で人とのつながりの大切さを学ぶことができました。
 まだ防大生活4年のうちたった3ヶ月しか経っていません。これからもっともっとたくさんの新しい経験を積み、多くのことを学ぶことになります。今後この生活で学ぶことはすべて自分の糧にして、早く一人前の防大生になり、将来的には自分の理想とする、周りからの信頼が厚い幹部自衛官になりたいです。

左から2番目が本人

右から2番目が本人

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