防大かわら版vol152

2023年11月02日

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◯掲示内容一覧
 ・開校記念祭にむけて
 ・各大隊の紹介

開校記念祭にむけて

加藤 学生

私は高校時代に一度、防大生としてではなく来場者として開校記念祭に参加し、大きな憧れを抱きました。しかし68期として入校してから振り返るといつもコロナと一緒にありました。開校記念祭も例外でなく、1学年時は悪天候の中の開校記念行事のパレードのみでした。2・3学年時はコロナ制約下のもと、規模縮小で来校者も招待制となってしまいました。外にいる家族友人等に来てもらうことが叶わないことは仕方のないことではありましたが私も含め多くの学生が落胆していました。しかしついに、4年目にして制約のない本来の開校記念祭を迎えられることになります。
 開校祭展示委員長として今年度はコロナ禍脱却という大きな責任と向き合い、進めてまいりました。Rebornというテーマを胸に生まれ変わった防衛大学校学生が織りなす素晴らしい舞台になるよう最後まで全力でやり遂げたいと考えております。
開校記念祭のメインである棒倒し、観閲式はいわずもがな目玉の企画となっておりますが、今年度は訓練展示にも注目していただきたいです。昨年度と打って変わってナレーションに力を入れ、見ていただく方にもわかりやすくなっており、陸上競技場にて間近でご覧いただけます。また、大隊行事、学生企画のステージやダンスは過去最大の規模となっております。
 校友会だけでなく、有志の音楽発表グループやダンス等、学生自ら作り上げたステージとなっているので、装飾も含めてぜひ足を運んで楽しんでいただけたら幸いです。
 新しい風吹く防衛大学校が創り上げる開校記念祭。ぜひ直に見て、感じていただけたらと思います。皆様にお会いできるのを心より楽しみにしております。

開校記念祭1大隊紹介

堤 学生

第71回開校記念祭第1大隊責任者の堤学生です。  今年度は新型コロナウイルスによる規制も解除され、来場の制限もなくなり、私達が日々生活を送る学生舎内もご覧いただけるようになりました。
 第1大隊では、防衛大学校について知ってもらえるよう、来場者と防大生の体験コーナーを作り、様々な体験型の催しや1大隊の学生との懇談スペース等を行うとともに、大隊内の4つの中隊がそれぞれ趣向を凝らした展示を準備し、私達の学生舎での生活を紹介します。是非、防大生の日常を感じてください。
 また、第1大隊では、開校記念祭の目玉イベントである棒倒し競技会優勝を開校記念祭における一番の大隊目標として掲げています。4年ぶりに優勝旗を取り戻すため、棒倒し総長を中心として第1大隊学生が一致団結、日々練成に励んでいます。大隊カラーの赤の如く、真っ赤に燃える第1大隊学生の圧倒的熱量で優勝を果たし、防衛大学校を赤一色に染め上げますので、是非ご期待ください。
 最後に、いつも支えてくれる家族、遠方から駆けつけてくれる友人、防衛大学校に興味を持ってくださるすべての方々に日々成長している防大生の姿、活気あふれる防衛大学校をご覧いただけるようしっかり準備していきますので、皆様ご来場よろしくお願いします!

開校記念祭2大隊紹介

會田 学生

1年前の11月12日、この防衛大学校を覆いつくした青い闘志。青一色に染まった一枚目の写真は、今でも鮮明に瞼に焼きついています。青いたてがみのライオン「圧倒撃滅 獅子奮迅」を掲げる2大隊が今年度の開校記念祭においても棒倒し優勝を実現します。誰もが家族や社会、国への帰属感と愛着を持つように、我々2大隊員も、2大隊に愛情と誇りを持っています。開校記念祭は、それを他大隊、来校者、家族に見せることができる絶好の機会だと考えています。
 観閲式や棒倒し等、学生隊規模の行事はもちろん、2大隊の全学生と教職員による防大川柳に加えて、最も伝統のある2大隊の士気上げを体験できるイベントを企画していますので、是非2大隊にお越しください。これらを通じて、私はこの愛する2大隊をより多くの人へ伝えたい。
最後に、今年度2大隊のスローガンを紹介します。
「胸を張れ、すべてを制す。ここは2大隊だ。」

開校記念祭3大隊紹介

岩本 学生

ここ数年は感染症対策により、防大生活に多くの制限がかけられてきました。開校祭においても同様であり、中止あるいは入場制限や屋内の飲食禁止などの厳しい環境で実施していました。
 今年は4年ぶりに制限なしでの実施が可能となり、3大隊の学生一同士気高く開校祭準備に臨んでいます。制限なしの開校祭を経験している学生が少ないことや、その間にノウハウの多くが途絶えた等、様々な困難がありました。しかし新企画をはじめとした大隊展示に加え棒倒しや演劇など「明るく楽しく元気よく」というモットーのもと「お祭り3大隊」の異名に恥じない情熱と完成度を披露する予定なので、ぜひご期待ください。
 また、今年の3大隊の演劇は「自分が嫌いだった」という演目で実施予定です。シナリオ作成に心血を注ぎ、非常に興味深い内容になっており学生のみならず、来場者の方々に対して大きな感動を与えることができると確信しています。加えて出演者のみならず、脚本、演出、照明等のスタッフ全員が想像を絶する練習を重ねております。来校された際は是非ご覧ください。

開校記念祭4大隊紹介

竹内 学生

こんにちは。令和5年度第4大隊開校祭責任者を務める竹内学生です。
空の王者「鷲」と賑やかさを連想させる橙色をシンボルとする第4大隊は、本年度も開校記念祭に向け、一致団結し準備を進めています。開校記念祭では、棒倒し・観閲式と見どころ満載な催し物が校内至る所で行われます。特に4大隊は、正門から最も遠い場所に位置しているため、皆さんに来ていただくために多くの行事を用意しております。そんな4大隊が今年度実施するものとしては、過去に好評であった行事である服装容儀点検展示やベットメイク・起床動作展示、陸海空要員による訓練展示となっております。どの展示も防衛大学校がどのようなところなのか、学生が勉学の他にどのような事をやっているのかを感じとれるものになっています。4大隊に来てくださったみなさんを後悔させるわけにはいかないという思いで全学生取り組んでいますので、ぜひお立ち寄りください。
 またメインイベントである棒倒しについては、総長の秋山学生を中心に、悲願の優勝を目指して各学生が威信を賭けて取り組んでおります。競技会当日の4大隊の学生の勝利を目指す姿は皆さんの心を奪うものがあると思いますので、どうぞその勇姿にご注目ください。
 加えて4大隊といえば開校記念祭アンケート満足度2位を記録したこともあるTSO(とても 素晴らしい 踊り)によるダンス披露があります。TSOは4大隊の中から厳選されたエンターテイナー達が、血と汗がにじむような練習を重ねて、開校記念祭のために素晴らしくも楽しいショーを4大隊学生舎前にて披露します。ぜひ、お楽しみください。
 最後に、遠い小原台の地に足を運んでくださる皆さんに、心から感謝申し上げます。日々の修養から作り出される活気に満ちあふれる4大隊、そして防衛大学校の姿を見に来てくださればと思います。皆さんの御来校をお待ちしております。

防大かわら版