防大かわら版VOL.149

2023年06月23日

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◯掲示内容一覧
 ・月例観閲式訓練所感
 ・校友会紹介(ボランティア同好会・女子フィールドホッケー部)



月例観閲式訓練所感

松下 学生

 令和5年5月17日に防衛大学校学生隊は荒井正芳副校長を観閲官に迎え、第1回月例観閲式を実施した。月例観閲式訓練は、防衛大学校学生の観閲式における諸動作・儀じょう隊の練度維持及び進歩・向上を図ることを目的として年4回を基準に行われる訓練である。
 第1回月例観閲式は、1学年にとって入校以来初の観閲式訓練であり、学生隊の各種指揮官や指導部も新たな体制での実施となった。
 今年度から、パレードの要領が一部変更されたため、指導部間の連携を密に行い、パレードの教育法や統制事項を共有することにより、各種動作を統制し、練度の向上が図れた。その結果、学生隊として厳正な態度と旺盛な向上心を持って観閲式を完遂し、防衛大学校の威容を示すことができた。
 この訓練を通じて、我々は規律心や指導力といった、幹部自衛官として必要な資質を向上することができた。私は、学生隊パレード責任者として、パレードを通じ、学生の資質向上を図り、円滑なパレード運営に努める所存である。

ボランティア同好会「自由な活動を自由に」

山﨑 学生

防衛大学校ボランティア活動同好会理事の山﨑学生です。
 ボランティア活動同好会は昨年10月にできた新しい同好会です。主な活動は校内および地域の美化活動、横須賀海洋少年団の支援です。月2回活動しており、直近では観音崎海岸の美化活動、浦賀駅周辺の美化活動を実施しました。当初は同好会のみの活動でしたが、職員、学生の飛び入り参加が増え、ボランティアの輪も大きくなりつつあります。
 さて、題の「自由な活動を自由に」という言葉ですが、これは当同好会の雰囲気を表した言葉です。ボランティア活動は、個人の自発的な意思に基づく自主的な活動です。当同好会は、発足から現在に至るまで学生の自由意志による運営・活動を行って参りました。もちろんそこには、上からの強制的な参加や立案はありません。今後もこの理念を大切にして活動を行っていきたいと思います。
 日課の都合上、早朝からの活動が多く、地域の皆様にはご迷惑をお掛けしますが、今後とも、ご理解ご声援のほどよろしくお願い致します。

女子フィールドホッケー部「勝ちにこだわる」

村山 学生

女子フィールドホッケー部主将村山学生です。
 5月13日。一部昇格という目標を胸に力強く勝ち進むことを決意して挑んだ初戦。私は緊張や不安で足がこわばり、いつも通りに動けなくなりました。キャプテンが緊張を表に出してどうすんだよと心から情けなくなりました。でも他のチームメイトはいつも以上に力強くプレーしていて必死に戦っていて、私のミスを全力でカバーしてくれていました。心強かった。勝つしかないしやるしかないと再認識した瞬間でした。
 切磋琢磨し一緒に熱くなれるチームメイト。これが防大ホッケー部を支える柱であると思います。勝ちにこだわる、仲間のためにチームのために努力する、環境のせいにしない。くさい言葉だけどこれを体現しようとしているホッケー部はこれからも前進し続けると感じます。強い精神力を持つという各人の想いが強いのは今に始まったのではなく、女子フィールドホッケー部に代々受け継がれてきた考えです。みんなで悩んだり喜んだりたまに喧嘩したりして日々成長できる部活に入れてよかったと私は思います。
 今は67期から受け継いだ一部昇格という夢に向かって一意専心で頑張っています。 絶対に昇格するので応援よろしくお願いします。

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