防大かわら版VOL.113

2019年10月15日

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◯ 掲示内容一覧
 ・学生研究発表会に参加して
 ・校友会紹介(コンピューター研究同好会、ワンダーフォーゲル部、吹奏楽部、陸上競技部)

学生研究発表会に参加して

4学年 山下 阿柚佳 香川県立丸亀高等学校(香川県出身)

令和元年8月28日、工学院大学新宿キャンパスにて開催された電気学会東京支部カンファレンス第10回学生研究発表会に参加し、「フィールドホッケー初心者に対するGPSとみちびきを用いたポジション教育」と題して発表した。この発表会は学会本格デビューに向けた学生のためのもので、研究の背景、目的、研究の現状、今後の課題等を簡潔にわかりやすく伝えることを重視している。
 私の卒業研究の分野は衛星測位である。近年、注目されているスポーツにおけるGPSの応用をテーマに研究を進めている。私は、女子フィールドホッケー部の主将を務めている。フィールドホッケー初心者は、フィールド上において自らがどこに位置しているのかを客観的に把握することが困難である。そこで、準天頂衛星みちびきからの補正データを用いた、より高精度な測位情報をプロットすることでフィールドを上から見た図を作成する。測位時に撮影した映像の中で分析したいプレーについて、作成した図を用いることでポジションを客観的に把握し、適時適切なポジションを選手自ら考えるとともに、指導者からもより具体的なアドバイス及び教育ができる簡易で安価なシステムを検討している。
 発表会を通じて、聴講者が専門分野としていない研究について如何に解説するかという内容だけでなく、伝える手法についても学ぶことができた。さらに発表者150名の中から優秀発表賞を受賞することができた。このような場を与えて頂いたことに感謝するとともに、今後も研究に励み、少しでも私が所属しているフィールドホッケーチームに貢献できれば幸いである。

     本 人

優秀発表賞受賞式にて

校友会紹介:コンピューター研究同好会【ロボット競技会】

4学年 坂本 徹 早稲田高校(東京都出身)

第64期コンピュータ研究同好会主将坂本徹学生です。
 コンピュータ研究同好会は、プログラミングを始めとした各種コンピュータ技術に関して、学生を主体として研究する同好会です。現在はロボット部門、プログラミング部門、映像制作部門の3つの部門に分かれて活動しており、学生24名が在籍しております。
 私達の今年度の一番の目標は、11月に行われる「つくばチャレンジ」という自律走行ロボットの競技会で課題コースを完走する事です。今年の機体は8月に完成しており、現在はロボットを自律走行させるプログラムを皆で協力して作成しています。
 私は公共政策学科という文系学科の学生で、防大入校以前にプログラミングをしたことはありませんでした。しかし、入部当時の主将に「文系でも、初心者でも関係ない。コンピ研は、学生同士で教えあい、競い合うのがモットーだ。学ぼうとする気持ちがあるなら、全員でサポートしよう!」と言われ、入部しコンピュータについて学び始めました。
 そんな私でしたが、4学年となり主将を任せられ、部員に技術を教えられるようにまでなりました。しかしまだまだ未熟者で、顧問の方々から指導を受けることもしばしばです。日進月歩のサイバーの世界で、時代に取り残されてしまわぬ様、部員と共に切磋琢磨しこれからも一生懸命活動していきます。

大会に参加する自律走行ロボットと本人

プログラミングの校内勉強会の様子(中央が本人)

校友会紹介:ワンダーフォーゲル部【ワンゲルとトライアスロン】

4学年 篠原 崇之 都立白鴎高校(群馬県出身)

防衛大学校ワンダーフォーゲル部では初代部長の定めた『困苦欠乏に耐える』『危険に挑まず 逃げず 危険を避ける手段を身につけ 犠牲を厭わない』といった部訓を胸に山登り、スキー、カヤックと多岐にわたる活動を通して自然に親しむことをモットーに活動しています。
 部の活動の指針と、海や川を越え、山や谷を駆け抜けるトライアスロンは非常に親和性が高いため、私は部活動の集大成としてトライアスロンに参加しています。
 日々の練成の甲斐あって、昨年度の大会で出場資格を得て2019ITU世界エイジグループ・ロングディスタンストライアスロン選手権へ日本代表としての出場することが出来ました。
 世界大会においては使用予定であった器材が税関に止められ使用できない等出場さえ危ぶまれる様々なトラブルを乗り越えやり抜くことができたのは『困苦欠乏に耐える』精神を鍛えてくれた部訓のおかげであったと思います。
 私はトライアスロンという形でしたが、これからも部員一同、様々な方面で自然に親しみながら防衛大学校の名を世間に響かせることができるよう、今後も研鑽を続けていきます。
 最後に、GW中の海外渡航を特別に許可してくださった学校長をはじめ、様々な形で支援してくださった教官、指導官の方々に心より感謝いたします。

春合宿活動風景(最上段左から3番目が本人)

 トライアスロン世界大会の様子(本人)

校友会紹介:吹奏楽部【文化部等合同発表会での演奏】

4学年 佐藤 真琳 秋田南高校(秋田県出身)

防衛大学校には様々な校内行事があり、文化部等合同発表会もその一つです。このイベントは、文化的活動を行っているクラブの紹介行事で、活動の成果を発表する機会が少ない文化部が合同で行う発表会です。吹奏楽部は、学生に生の音楽を届けたいという思いから毎年トップバッターで演奏させていただいています。今年度演奏した曲は「ジャパニーズグラフィティⅫ」という、宇宙戦艦ヤマトと銀河鉄道999をテーマにした吹奏楽曲でした。親しみやすいメロディとノリの良さのおかげで、学生にも職員の方にも喜んでいただけた選曲でした。また、この発表会のための練習は、一ヶ月前から部員全員で真摯に取り組んでいました。私たち吹奏楽部は一生懸命に演奏することで、元気があふれてくるような音楽を聴いてくださる方々に届けたいと思っています。今後は校内だけでなく、開校記念祭での演奏等で、外部の方にも私たちの音楽を届けていきます。機会がありましたらぜひ防衛大学校吹奏楽部の演奏を聴きに来てください。

文化部等合同発表会の様子

月例観閲式訓練に臨む様子

校友会紹介:陸上競技部【箱根駅伝予選会】

3学年 三浦 友靖 相生高校 (兵庫県出身)

陸上競技部長距離パートの一年のうちの最も大きな大会が箱根駅伝予選会です。この大会に出場するために私たち長距離パートは一年間のすべてをかけます。箱根予選会には防衛大学校として過去何十年間も出場し続け、一度も途切れたことはありません。しかし、昨年度は本大会への出場資格が厳しくなり、出場校も前年度から10校も減少しました。そんな厳しい状況下でも諦めずに挑戦し続け出場し箱根駅伝には届かずとも国公立大学の中では3位という結果を得ることができました。この結果を得られたのは、私たちを支えてくださった顧問、OBの方々や本番応援してくださった応援団リーダー部の力によって成しえたものだと思います。
 また、本大会は63期古林潤也さんが箱根駅伝に出場する大きなきっかけとなる大会でした。古林さんは本大会で個人として関東学生連合の箱根駅伝出場予定者となり、その後も記録会などで好成績を収め、防衛大学校としては16年ぶりに箱根駅伝出場を果たされました。
 今後、今まで諸先輩方が築いてくださった今の長距離パートの体制を維持しつつ、日々練習に取り組み、箱根予選会において好成績を収められるように精進していきます。

昨年の箱根予選会にて(後列右から2番目が本人)

立川駐屯地滑走路を走っている様子(右が本人)

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