防大かわら版VOL.112

2019年09月24日

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◯ 掲示内容一覧
 ・大隊学生長としての決意・抱負(各大隊学生長)
 ・夏季定期訓練参加所感(各学年・各要員)

中期第1大隊学生長としての決意・抱負

4学年 南 駿 私立桐光学園高等学校(神奈川県出身)

第1大隊の年間方針は「いい大隊づくり」である。「いい大隊」とは、学生一人一人が誇りと自信を持てるような環境があり、防衛大学校といえば第1大隊と言われるほど誰が見ても魅力的な大隊のことだと考える。これを実現するために、1大隊の中期の目標を「看板奪取」とした。防衛大学校において中期は8月から12月と一年の中で最も長い期間であり、年間で11種目ある競技会のうち、水泳、演劇、棒倒し、ビブリオバトル、体力、TOEIC及びパレードの7種目が開催される。我々は第1大隊の士気の高さと強固な団結力を証明するために全ての競技会で優勝を果たし、看板を奪取することで「いい大隊」を作り上げていきたいと考えている。
 また、学生各人が全力で学業、鍛錬及び個人の充実に励めるような環境と雰囲気も醸成したいとも考えている。そのために、規律の維持はもちろんのこと、防衛大学校生活がより充実した生活環境になるべくクリーンな学生舎を作り上げたい。
 これらを達成するためには大隊学生長である私が自分の役割と任務を十分に理解し、率先していい大隊づくりに取り組んでいく必要がある。学生一人一人が誇りと自信を持てるよう情熱を持って、全力で1大隊学生長の任を全うしたい。

断郊競技会にて(左から3番目が本人)

サンドハースト競技会にて(左が本人)

中期第2大隊学生長としての決意・抱負

4学年 𤇆田 宗司 東京都私立京華高校学校(東京都出身)

中期第2大隊学生長の任を務めることができ、誇りを感じるとともに重要な役職であることに大きな責任を感じている次第である。
 私は中期の2大隊の方針を「あるべき姿の追求」とした。あたりまえのことであるがこれが一番難しいことだと私は感じている。約500人という巨大な組織であるからこそ、そこには様々な人間性を持った学生が存在し全員が同じようにすべての物事に対して高い志を持って挑んでいくようになることは非常に難しい課題であると考えている。しかし難しいことだからと言って逃げていてはその組織の成長はいつまでたっても望めないだろう。競技会に全力をもって挑んでいくこと、学生舎での理想を追求すること、勉学に打ち込むこと等、いくつか例を挙げてみたがこれらは本質的には「あるべき姿の追求」という点ですべて同じである。何が本質なのか、何が問題なのか、何が最善なのか、そういったことを常に考え続けた先に組織としての成長があると信じている。全員がそういった意識を常に持てるような大隊を作り上げていくことが私の責任だと感じており、そのための努力を惜しまないことを誓って決意・抱負の結びに代えたいと思う。

月例観閲式にて(右が本人)

断郊競技会に(前列左から3番目が本人)

中期第3大隊学生長としての決意・抱負

4学年 正岡 航祈 桐朋高等学校(東京都出身)

前期の3大隊は絶好調であった。カッター競技会では金クルーを輩出し、100日以上無事故記録を維持した等、競技会、服務両面において学生隊をリードできた。これを可能にしたのは、前期大隊学生長の元、各学生が3大隊員であることを意識できたことである。3大隊員としての意識というのは、競技会時に「わっしょい」の掛け声を叫び、大隊旗を振り回すようなものとは違う。もちろんそのように競技会時に盛り上がるのもよき3大隊の特徴である。しかしながら、私がより大切だと感じるのは日ごろの「雰囲気」である。競技会で他大隊の学生が自分の知り合いの応援を終え部屋に帰る中、最後までほぼ全員が応援に残る。トイレが汚れたら上級生から清掃に行く。それを手伝う下級生。なにかイベント時にのみ燃え上がるようなアイデンティティーではなく、普段から各学生が感じる3大隊の雰囲気こそが長期にわたって大隊の団結を可能にしている。
 今年は、御代替わりもあり、まさに節目の年である。時代は平成から令和へと移り変わったが、先輩方が育み、継承されてきたこの3大隊の雰囲気を正しく受け継ぎ、中期学生隊をリードできるような3大隊でありたい。

63期卒業式にて(右端が本人)

東大防大定期交流戦にて(右から2番目が本人)

中期第4大隊学生長としての決意・抱負

4学年 安達 崇悟 群馬県立桐生高等学校(群馬県出身)

令和元年度中期第4大隊学生長の任に就くにあたり安達学生がその抱負を述べる。
 昨今、自衛隊内外における倫理観や働き方に対する考え方が大きく変化し、自衛隊を取り巻く環境は多様性の道を進んでいる。このことは、防衛大学校のあり方にも大きな影響を及ぼし、既存の価値観と新たな価値観の摩擦を生じさせる要因となっている。温故知新という言葉があるように、故と新、両方の価値観を受け入れその摩擦を減じ、我々はより良い防衛大学校を築く必要がある。
 このことを踏まえ、私の勤務方針を「調和」とした。価値観の多様性を受け入れ、摩擦のない調和のとれた大隊を目指す。防衛大学校には伝統があり、かつ防衛省の組織であるという特性から、新しい価値観を受け入れることは難しいかもしれない。しかしながら、調和のとれた学校で学び、古き良き伝統を忘れることなく、環境に合わせた変化をすることで防衛大学校学生は大きな成長を遂げることができるのだと私は考える。
 最後に、大隊学生長の任につくことに対し、関係各位に感謝の意を表し抱負とする。

オーストラリア派遣時(左が本人)

オーストラリア派遣時(中央が本人)

夏季定期訓練参加所感(2学年陸上)

2学年 陸上要員 和田 燎汰 千葉県立国府台高等学校(千葉県出身)

我々2学年陸上要員は、防衛大学校校内、武山駐屯地及び相馬原演習場にて、「基本基礎の徹底」という訓練隊長の要望事項の下、陸上自衛官として必要な基礎的動作及び行動要領について訓練を実施した。
 防衛大学校及び武山駐屯地では、89式小銃の教習射撃や戦闘訓練等の相馬原演習場での訓練に向けた訓練、相馬原演習場では広大な土地や地形を利用して防衛大学校校内では実施できないような大規模な訓練、また、富士山においては登山訓練を実施した。その中でも私が特に印象に残った訓練は、歩哨・斥候訓練と40km徒歩行進訓練である。 
 歩哨・斥候訓練では、敵陣地に潜入し敵情及び地形等の情報資料の収集を行う斥候と、監視する壕を構築し敵の偵察や攻撃に対して警戒をする歩哨についてそれぞれ訓練し、最終的にはそれぞれのグループに分かれ、夜間に対抗方式の緊張感のある訓練を実施することができた。
 次に40km徒歩行進訓練については、40kmの行程を、決められた荷物、武器を装備した状態で夜通し集団で歩いて機動する訓練である。当日は強い雨の中の行進となり、寒さや睡魔によって肉体的、精神的にかなり疲弊したが、同期と励ましあいながら脱落者を出すことなく完歩することができ、大きな達成感を得ることができた。
 今回の定期訓練を通じ、将来幹部自衛官になる者として、自分の未熟さを強く実感することができたため、この経験を糧に今後より一層の精進に励む所存である。

富士登山にて(1番右が本人)

所属訓練班集合写真(40km行軍後)

夏季定期訓練参加所感(3学年陸上)

3学年 陸上要員 横山 慶次郎 初芝富田林高校(大阪府出身)

私は3学年夏季定期訓練で約3週間、第16普通科連隊(大村駐屯地)において部隊実習に参加した。本実習を通じて部隊における幹部自衛官の地位・役割を理解するだけでなく、部隊の方々と営内生活・訓練を共にすることで部隊の実情を見ることができた。これらは防衛大学校の中で生活していては得られない貴重な経験であった。また、多くの研修、戦闘訓練や徒歩行進訓練等の訓練科目の中で部隊の方々が実際に訓練をしている様子を見ることができ、その練度の高さに感心した。
 実習期間中で特に印象に残っているのは防衛大学校卒の初級幹部の働きぶりであった。幹部候補生学校を卒業して間もない3等陸尉は誰もが部隊の訓練・業務において分からない事ばかりであり、上官や陸曹からもまれながら成長していく。私の訓練担当官であった3等陸尉の方もこの境遇であった。しかしながら、非常に謙虚かつ人間味にあふれた方であり隊員からの人望が厚く、部隊における経験値が少ないながらも幹部として十分に部隊運用に携わる事ができていた。ここから私が学んだのは幹部自衛官としての“人格陶冶”の重要性である。人と人とのつながりを重んじる陸上自衛隊で初級幹部に期待される資質は、タスクマネジメント能力といったもの以上に隊員と苦楽を共にする中で信頼されるような“人間性”であると部隊実習を通じて知ることができた。
 この3学年時に部隊実習に参加したことで自身が今のままでは部隊で何ら使い物にならないという現状を再認識することができたと共に、今後の課題を見出せたということは非常に大きな成果であった。残された防衛大学校在学期間はそう長くはない。将来の任官後の部隊勤務を意識し、これまで以上に教育・訓練に励んでいきたいと考える。

野戦築城訓練の様子(本人)

第4師団研修における集合写真
(前列右から3番目が本人)

夏季定期訓練参加所感(4学年陸上)

4学年 陸上要員 大下 雄世 済美平成中等教育学校(愛媛県出身)

今回の夏季定期訓練は4年間の訓練における集大成であり、2夜3日の連続状況下の中で野戦築城(※1)、防御、行軍(※2)、斥候(※3)、攻撃等の課目に取り組んだ。
 私は、斥候と攻撃の科目において分隊長として、小隊長の命令に基づき、分隊員の指揮を行った。前日に40km行軍を行い、心身ともに疲弊しきった中での指揮はとても困難であると実感した。しかし、辛い時こそ同期の一声が身に染みる。特にそのことを実感したのが、攻撃の最後に隊形を組みほふくを行った際である。隊の先頭に位置した私は、ほふくの途中で疲れてしまい動きを止めてしまった。そこで後ろにいた同期に「大下、あともう少しだ。早く行け!」と激励を受けた私は、最後の力を振り絞り目標地点まで到達することができ、最後の突撃まで分隊を指揮することができた。厳しい状況の中でも、仲間で声をかけあって励ましあい結束することで、自分たちの任務を完遂する事ができるのだと強く感じた。
 来年は幹部候補生学校へ入校し、より本格的で厳しい訓練が待ち受けていると思うが、今回の定期訓練で学んだことを胸に立派な幹部自衛官になれるよう精一杯頑張る所存である。
 最後に、今訓練を支えてくださった訓練隊長、担当教官、助教をはじめとするすべての方々に感謝を申し上げます。
※1 野戦築城(攻撃・防御を問わず防護性を高めつつ戦闘力の発揮を容易にするための、土地に施す工事(陣地構築、地雷や鉄条網、有線構成))
※2 行軍(部隊が徒歩で移動する手段)
※3 斥候(隠密に敵陣地に接近し情報を獲得する偵察行動)

訓練前に助教から点検を受ける様子
(右が本人)

戦闘訓練の様子(先頭が本人)

夏季定期訓練参加所感(2学年海上)

2学年 海上要員 戸田 海斗 愛知県立横須賀高等学校(愛知県出身)

防大2学年海上要員は今回の訓練で初めて艦艇での生活を体験した。信号訓練など防大での事前訓練で学んだことを艦艇で実践し、成果を確かめるとともに、艦での乗員との交流を通して自分の将来の仕事を少し垣間見ることで、良い経験とすることができた。
 艦艇実習で一番心に残っていることは蛇行運動の実習である。この実習では学生の号令で艦が動くため、初めて自分の号令で艦が動く様子を目にした時の感動は筆舌に尽くし難いものがあった。他にも洋上移送や部署訓練など、艦艇でしか見ることのできない訓練を見学できたことは、夏期訓練の大きな収穫であったと感じている。
 また艦艇実習中に寄港した松山では道後温泉や小説「坂の上の雲」ゆかりの地の観光を通して見聞が広まるとともに、広報活動を通して地元の方々と交流できたことも海上要員の良さであると思う。
 さらに今回の定期訓練では私たちが卒業後に入校する幹部候補生学校を研修し、近い将来の自分たちの姿である幹部候補生の方々の厳格な規律の中で教育訓練に邁進している姿を目の当たりにした。研修を通して普段の防大生活をさらに意識高く生活することの大切さをあらためて実感することができた。
 今回の訓練で学んだことを基礎として今後の訓練に励み、将来国防の一翼を担うことのできる一人前の海の防人になりたいと思う。

校内での信号訓練の様子(左が本人)

松山での広報活動の様子(本人)

夏季定期訓練参加所感(3学年海上)

3学年 海上要員 大杉 薪司 静岡県立浜松湖南高等学校(静岡県出身)

7月、私が防衛大学校へ入校して3度目の夏季定期訓練が行われた。私達海上要員は航空部隊実習と乗艦実習のため、約2週間日本各地へ散らばり、実際に部隊の業務風景を見学、体験してきた。
 私の航空部隊実習は鹿児島県の鹿屋基地であった。鹿屋基地は日本の広大な海域を担当している。P-1という最新鋭哨戒機が配備され、隙を与えない領海の警備を担当していた。その様子について体験搭乗で実際に見学させてもらい、肉眼ではどの程度見えるのかなど詳しく理解することができた。また、船舶に対して近づいてもよい距離が法律で決まっていることを知り、海事法規や国際法を学ぶことの重要性を痛感した。
 乗艦実習は護衛艦「じんつう」に乗艦した。様々な部署や当・副直士官業務、戦術運動など難しいことも多く、将来自分が行う可能性のある業務に圧倒されたが、実習生が9人と少なかったため、幹部や乗員の方々が付きっきりで教育してくださり、分からないことをすぐに聞くことができた。大人数に紛れてしまっていた前回の実習と比べて非常に多くのことを学ぶことができるとともに、訓練に前向きに取り組むことができた。
 実習を通して、自分が年齢ごとに到達したいレベルを見つけることができ、さらに今後の訓練や学業の研鑽に努めていかなくてはならないと感じた。

運動盤解法

信号受信訓練(一番右が本人)

夏季定期訓練参加所感(4学年海上)

4学年 海上要員 原 郁哉 山梨県立甲府南高等学校(山梨県出身)

今年の夏季定期訓練は護衛艦「かが」に乗艦し、20日間弱をかけて日本海沿岸を航海した。「かが」はヘリコプター搭載護衛艦であり、その全長が甲板を含めて248mと海上自衛隊が現有する最大の艦艇である。実習はとても密度が濃いものであり、個艦訓練では陸上に見えるものから本艦の位置を特定する陸測艦位を始めとして、実際に操艦したり、夜中の見張りについたり、ローテーションでその日の訓練の所感をまとめる作業を行うなど、実践的な海上自衛隊としての勤務を数多く体験し、自分たちの将来像を明確に想像することができた。また、複数の個艦による合同訓練も実施され、射撃訓練や複数の個艦が陣形を執る戦術運動などは実に壮観であった。乗艦実習全般を通して、天候により訓練計画や出入港などの予定を流動的に変更する指揮能力、逆に悪条件の中でも訓練を実施する過酷さと共に、改めて日本の領海やシーレーンを守る海上自衛隊の偉大さ、その任務の責任や重要性を実感した。今年は4学年として訓練に臨み、防衛大学校における訓練の集大成として多くのことを学び実践した。来年からはいよいよ幹部自衛官としての一歩を踏み出すため、将来を見据え、残りの防大生活を最大限有効活用し、将来の日本の国防を背負う一人となれるべく、日々尽力していく所存である。

 護衛艦「かが」

甲板における集合写真

夏季定期訓練参加所感(2学年航空)

2学年 航空要員 志賀 風奈 九州国際大学付属高等学校(福岡県出身)

第1輸送航空隊がある小牧基地の基地研修では、幹部の方や空曹の方の話を聞き、自身の将来像について今まで以上に深く考えることができた。また、設備や実際のブリーフィング見学を通じ、各現場の雰囲気や楽しさ、厳しさを体感した。輸送機の搭乗訓練では、実機の設備や技術を目の当たりにし、日常では経験することのない貴重な体験をすることができた。
 校内訓練では、輸送航空隊や航空法規についての学習を通して、航空自衛隊の役割や任務について学び、航空自衛隊に対する理解を深めることができた。4学年の方と合同の基本教練では、防大式と空自式の違いを理解し、実践することで空自式の教練動作を習熟することができた。また、4学年の方の指揮下に入り演練することで、2年後の自身の理想像を明確にイメージできた。
 富士川での航空機運用実習では、2日間整備分隊員としてグライダーの運用をして、自分達が組み立てた機体でパイロットが飛び立つことに対する責任を感じるとともに、自身がパイロットとして搭乗した際には、自身の見ていない所で機体運航に関わる人達に対する感謝の気持ちを忘れずに搭乗することができた。
 訓練全般を通して、機体を1機運航するためには、パイロットだけでなく多くの隊員の協力が必要だと実感した。幹部として、自身の職務だけでなく、他の特技を理解し、国防という同じ任務に対して確実な協力体制をとることの重要性を学んだ。

航空機運用総合訓練の様子
(翼奥右から二人目が本人)

  輸送航空隊実習の様子
(消防服を装着している者が本人)

夏季定期訓練参加所感(3学年航空)

3学年 航空要員 近藤 夏生 文華女子高等学校(東京都出身)

私は、今年度の夏季定期訓練で、日本海側唯一の戦闘航空団である第6航空団が所在する小松基地にて実習を行った。本実習期間は約3週間にわたり、自分自身として初めてとなる長期間にわたる訓練であった。
 期間全般を通じて、基地所属隊員の部隊でのリアルな声を聞き、また実際に小松救難隊におけるヘリコプターでの吊り上げ訓練を体験して、「将来自分はこの人たち(隊員)を指揮することになるのかもしれない」と、幹部自衛官に求められる資質や能力を高める必要性を、今まで以上に自覚することができた。その中でも一番印象に残っているのは、飛行教導群(通称、アグレッサー)での体験タクシーであった。座学だけでは決して感じることのできない音や振動、そして、フライト前の緊張感を体感できた。本当に貴重な時間であったと感じている。
 休日には、第303飛行隊の戦闘機パイロットに、周辺の観光地へ連れていっていただくとともに、たくさんの話を聞く機会を得ることができた。そこでの話は、自分自身の今までの考え方や価値観をプラスへ動かしてくれるものであり、彼らの生き方は本当に格好良く、強い憧れを抱いた。今後、さらに自分自身の心身を磨き、いつの日か彼らに部隊で再会したいと強く熱望している。
 防衛大学校は、人との強い繋がりをどの場所よりも学ぶことができます。是非一度防衛大学校にいらして、強い繋がりを学ぶ学生の雰囲気を感じてみてください。

※体験タクシー:航空機で誘導路等を移動すること。誘導路のみの移動で離陸しません。滑走路には入りません。

 体験タクシー(左側が本人)

救難隊研修(後列右から3番目が本人)

夏季定期訓練参加所感(4学年航空)

4学年 航空要員 今村 颯 千葉県立東葛飾高等学校(千葉県出身)

4学年航空要員の夏季定期訓練では校内訓練、航空自衛隊基地での研修、航空機運用総合訓練(グライダー訓練)の3つを行った。
 校内訓練期間においては2学年との合同で訓練を行った。卒業後にはいずれ部下を教え導く立場となる4学年が教育のための準備から実行までを行い、2学年に対して実際に教える形で体験することができた。
 実際に人に教えるということは日々の生活の中でも実施しているものの、指定された時間の中で効果的に教える方法というのは一朝一夕で体得できるものでは無く、入念な準備の必要性や教導者として求められる能力の高さを痛感した。
 航空自衛隊基地での研修では、自衛隊の任務における判断・決定が重視される部隊で研修を受けた。ここでは、国際的に日本の置かれた立場がどのように遷移してきたかや、重要な局面での選択を迫られる幹部自衛官としての職責の重さを学んだ。
 航空機運用総合訓練においては、4学年と2学年の航空要員が合同で訓練を行った。この期間は実際の航空団を模擬した役割分担のもと、実際に基地で働く時に考慮する事や実施する事を総合的に学んだ。気象条件や日程などの航空機の運用にかかわる諸事項が関係する訓練を実施し、また部下にさせる立場として役割を持って参加する事で連携や判断の難しさを体験的に学ぶことができた。

 富士川滑空場にて (左端が本人)

富士川滑空場にて(最前列左から3番目が本人)

防大かわら版