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海上自衛隊は周囲を海に囲まれた我が国の生命線である、海洋の自由で安全な利用を守るため、日々警戒監視や訓練等に取り組んでいます。

砕氷艦「しらせ」帰国行事(27.4.1)

 平成27年4月1日(水)、第56次南極地域観測協力を終えた砕氷艦「しらせ」(艦長 日高 孝次 1等海佐)が海上自衛隊横須賀地方総監部逸見岸壁に入港し、 帰国行事(執行者 横須賀地方総監 井上 力 海将)を行いました。式典には統合幕僚長代理統合幕僚副長はじめ海上幕僚長ほか、 乗組員家族や自衛隊関係者が参列し、長い航海を無事終えた「しらせ」と乗組員を盛大に出迎えました。

 約半年ぶりに入港した「しらせ」に乗員家族が乗艦した後、統合幕僚長代理統合幕僚副長が乗艦、海上幕僚長が乗艦し、 栄誉礼が飛行甲板にて行われました。その後、艦内の士官室にて「帰国報告」が行われ、場所を再び飛行甲板に移して帰国行事を行いました。 帰国行事では、「統合幕僚長訓示」、「しらせ」に対する表彰、「海上幕僚長慰労の辞」が行われました。

 砕氷艦「しらせ」は、昨年11月11日(火)晴海埠頭を出港し、オーストラリアのフリーマントルを経由し、 今年南極で越冬する観測隊員を乗艦させた後、一路南極に向かいました。 12月中旬に氷海に進入し、5406回という過去最高のラミング(船首を氷にぶつけて砕く)回数を記録する困難な砕氷航行となりましたが、 綿密な航路計画と「しらせ」の優れた砕氷能力を十分発揮し、今年1月上旬、昨年に続き、2年連続で昭和基地付近での接岸を達成しました。
 そして1月下旬昭和基地沖を離岸、接岸の前後を含み約50日間に及び物資輸送及びその他支援作業を完遂するとともに、 帰路の途中、オーストラリアのフリーマントルで昨年越冬した観測隊員を無事退艦させ、横須賀港に入港しました。

 この間の航路日数は142日、うち南極圏での行動日数は87日、総航程は約3万3千キロメートル、概ね地球1周に相当します。