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海上自衛隊は周囲を海に囲まれた我が国の生命線である、海洋の自由で安全な利用を守るため、日々警戒監視や訓練等に取り組んでいます。

平成22年度横須賀市総合防災訓練(H22.10.3)

 横須賀地方総監部逸見で行われた横須賀市主催の横須賀市総合防災訓練の様子です。
 参加機関として陸上自衛隊31普通科連隊、米海軍横須賀基地を含む29機関、約400名が参加し、一般来場者約700名が訓練を見学しました。
 訓練は午前9時30分、マグニチュード7.2規模の三浦半島断層群地震が発生したという想定のもとに開始され、海上自衛隊は、第73航空隊所属のUH-60Jにより、負傷者5名を横監ヘリポートから逸見岸壁係留中の第1護衛隊群所属の護衛艦「ひゅうが」に搬送するとともに、横須賀警備隊の大型曳船2隻により、船越及び田浦地区の孤立住民それぞれ約30名を乗せ逸見岸壁に輸送する訓練を行いました。
 その他、海上保安庁消防船「ひりゅう」と市消防局が連携した遠距離送水訓練や陸上自衛隊、市消防、米海軍レスキュー隊による倒壊家屋からの救出訓練などが行われ、その見事な連携に見学者の関心を集めました。
 また、防災にかかわる20の企業と団体による展示ブースも設けられて、米海軍の消防車や海上自衛隊の可搬式造水装置、野外浴槽などが展示されるとともに、陸上自衛隊と地元婦人部による牛丼の炊出しが行われました。
 訓練終了後には、護衛艦「ひゅうが」の艦内公開を実施し、艦長(山田勝規 1等海佐)が来賓者約60名に対して、艦内の説明をするとともに約550名の一般見学者が艦内及び飛行甲板を見学して、艦艇災害時の能力、役割などの説明をうけて、関心を高めた様子でした。
 22年4月に完成した逸見岸壁において初めて実施された本防災訓練を通じ、地域住民の防災力・防災意識の向上が図られるとともに、防災関係機関の連携がより一層強化できたことは、実施時における逸見岸壁の活用を含め海上自衛隊にとっても多大な成果でした。